教習所にての気づき。
大型二輪を取得する為、教習所へ通っています。
40歳超えて取ろうと思った動機が、You Tubeで70歳になられる方が大型に挑戦すると言う動画を見て、「私もやってみるかと!」 ヤル気になったのが理由である。
実を言うとその前までは、大型二輪取得にはあまり気乗りがしなく興味がなかった。実際、中型で十分だし、あまり大きいのは扱いも大変なので「いらないな」とさえ思っていたぐらいでした。
しかし、御高齢の方があれ程までに熱を持ち挑戦する動画を拝見して、小さくまとまっている私が情けないなと感じ、短い人生なのだから、やれる事はやっておくべきだと感じ行動に移したのです。
そしてそんなこんなで、やっとこさ2段階。指導員に丁寧かつ細かく教えられながら二輪の基礎フォームやクラッチの握り方やウィンカーのタイミングやら、スラローム、急制動、波状路、坂道発進やら、40歳超えての教習は何かと物覚えが悪い。。。
なんとかこなしながら、劣化した脳をフル回転させ、今日の一本橋では最後の辺りで見事に落下。。。
教習所での一本橋は、長さ15mを10秒以上で渡るといった、年寄りには難関極まりないものである。
なぜならば、人は歳を取るごとにバランス感覚、いわゆる平衡感覚が鈍ってくるからだ。
もちろんトレーニング次第で20代30代の感覚になる事は可能なのだろうが、しかし、一般的にバランス感覚は40代から鈍ってきて、50代ではヤバい状態、60代になるとバランスとること自体が難しく、70代ではもはや……
思ったことは、人は常に老化し、その老化を自分自身で本質的にわかる為には、外側からの刺激がなければ老化に気づけないと言う、なんとも刹那的な人間の宿命とも言うべき過程があるのだ。
自分は大丈夫だ!私はまだまだ若い!とか言ってるのは、自分様の現状維持メカニズムが勝手にそう思わせているのですね。
人は常に変化しそして世界は流転する。
さて、肝心の一本橋では見事に落下しました💧聖地にて購入。本田竹廣を聴いて気を取り直す。ではまた。