思い出のマンガの一言【甘々と稲妻】
とても面白そう!な企画に参加いたします。
私の「#思い出のマンガの一言」は「甘々と稲妻」から。
「たべるとこ みてて!!」
妻を亡くし、ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚。料理が苦手で小食で味オンチな彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥と、一緒にごはんを作って娘と3人で食べることに!!
全12巻で完結しています。作者さんが元々保育関係のお仕事をしていたらしく、子どもへの接し方など参考になりました。ごはんのレシピももちろん!レシピ本が出ているくらいです。
妻に先立たれて半年ほどが経ったが食が細く今まで料理をしてこなかった犬塚は食事は出来あいのもので済ませ家事に追われていた。
そんな折、娘のつむぎがテレビ画面に顔をくっつけて料理番組を凝視しているのを見た犬塚はたまらず偶々名刺をもらった料理店へと2人で駆け出す。
第一話の料理が「土鍋ごはん」なんですよ!そこがもう素晴らしい。炊きたてのごはんを食べるつむぎちゃんが発した一言。
たべるとこみてて!!
はじめて読んだときは独身で一人暮らしを始めたばかりでした。ひとりって気ままに料理して食事ができるのでラクだったんですが、食べている所を見る人も見てくれる人も居ないんです。
だからか「食事」をしているという感覚があんまりなかったです。「料理」の延長線上で食べていました。「料理」をする分には気楽でしたね。失敗して困るのは私一人なので。
そんなこんなで子どもが産まれまして。
そこで実感いたしましたのは「子どもと一緒に食べる余裕ないなー!!」です。
子どもはお腹を空かせてますから、なかなか待ってはくれません。一品作っては出し、作っては出し。洗い物もしていかないとどんどん溜まっていき、つい、つい…家事にかまけてしまいます。
そんなとき思い出すのは、つむぎちゃんの「たべるとこみてて!!」
ひとりで食べててもつまらないよね、と洗い物を放り投げ、私もごはんをよそって食卓につきます。
炊きたてのごはんが一番おいしいですしね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。素敵な企画をありがとうございます!