音をつむぐ⑱(アルバム曲紹介3曲目)
アルバム「50/50」の曲の紹介をしていきます。
①いつ頃に制作したものか?
②制作当時どんなミュージシャンに影響を受けていたか?
③歌詞を書く上で影響されていた作家、読んでいた本は?
【「50/50」アルバムの3曲目「Life」紹介】
①いつ頃制作したものか?
2012年、40歳の時の楽曲です。音源は当時のものです。制作していた当時、自分に本当に合うアコースティックギターを探していて、都内の楽器屋へ行き、「Life」の動画にあるギターを購入しました。
そのギターが【Cat's eyes CE-800】(1980年モデル)。日本メーカーの東海楽器のジャパンビンテージです。
歌詞は、「夫婦」「パートナー」「大切な人」との何気ない日常を描いています。
②制作当時どんなミュージシャンに影響を受けていたか?
この頃はジョン・メイヤーをよく聴いていたと思います。「Life」のコードに「C-5onG♭」「Fadd2」「Fadd9」など今まで使ったことのないコードを使用しています。ジョン・メイヤーの楽曲をカバーして、おしゃれコードが気に入って使ったりしていました。
③歌詞を書く上で影響されていた作家、読んでいた本は?
この頃は、幸田文(幸田露伴の娘)の小説、エッセイが好きになり読んでいました。
■「流れる」幸田文 (小説)
女中が見た芸妓の艶。花柳界に力強く生きる女性たちを活写した幸田文学を代表する傑作。【日本芸術院賞 新潮社文学賞 受賞】
ぜひ、小説がお好きなら一度読んでみて下さい。彼女の文章に触れると、人々の仕草や表情がありありと立ち上ってきて、その見事な表現力に驚かされます。
■「木」幸田文 (エッセイ)
幸田文の随筆(エッセイ)はどれもとても素敵です。「仕事がうまくいかないとき」「何か表現活動に行き詰まったとき」「人間関係に疲れたとき」など、ぜひ手に取ってみて下さい。もつれた糸が解れていくように、柔らかく彼女の言葉が心に響き、きっと新しい一歩を踏み出すきっかけを与えてくれるはずです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。