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疲れ目対策を心身のリフレッシュにつなげる方法【医学で解説】

目が疲れてPCワークがつらい、そんな逆境を逆手にとって健康アップに換える方法を医学で解説しました。


疲れ目、現代人の抱えるつらい健康問題です。
特に仕事でPCを必ず使う方は、PCを見るほど目が疲れるでもPCを使わないと仕事にならない。
わりと自分もそっちの方です。
もちろんPCだけではなくスマホやタブレットを使っていても同じような症状がおこります。
今回はそんな疲れ目の対策をさらに発展させて健康アップにまで活かせることをまとめました。


ヒトの体はデジタルデバイスに対応していない

まずはじめに、ヒトの遺伝子はPCをはじめとしたデジタルデバイスにそもそも対応していないことを説明します。

人類の歴史がざっと500万年間といわれておりますが、そのうちほとんどが原始時代で狩猟と採集の生活をしていました。
農耕が始まったのがようやく1万年ほど前なので、ほんとうに大半が原始時代の生活をしてきたことになります。
そして遺伝子の変化は非常に遅く、現在のわれわれヒトの遺伝子は原始時代からほとんど変化していないといわれており、つまりわれわれ現代人は「原始時代に対応した生き物」なのです。

遺伝子の変化が遅いのに対して、近年産業の変化がすさまじいスピードで進化しております。
産業革命で工業化と大量生産が可能になったのが250年ほど前、インターネットが35年でスマホは十数年しか経っていません。
つまりヒトの遺伝子が1万年前の原始時代と同じである一方で、生活環境だけがどんどん変わっていっているのです。
もちろん現代の生活がヒトに適している、なんて保障はありません。


液晶画面を見続けることの代償

その中で液晶画面を見るという行為は、ヒトに合っていないことが数々と報告されております。
特に有名なものがブルーライトではないでしょうか。
またデバイス使用中は体がジッと固まっており全身の循環が悪くなります。
目も1か所にくぎ付で目の筋肉が固まりっぱなしであることが疲れ目の症状を引き起こします。
対策としてちょいちょい視線をそらす、遠くを見る、休憩をはさむなどがありますが要は目の筋肉をほぐしましょうということです。


最強の対策とその先へ

疲れ目の対策として最も効果的なのは、デジタルデバイスを避けることだと思います。
仕事中は避けることはできないですが、仕事以外では避けることが結構できると思います。
とくに自然の中に身を置いて緑に囲まれることが有効ではないでしょうか。
もちろんスマホは見ないようにして下さい。
前述のとおりヒトの遺伝子は自然に適応していますから、自然に囲まれることがそもそも心身に良く、様々な不調の改善効果が報告されております。
そのため疲れ目対策としてスマホをカバンにしまったまま山や公園に出かけることで、疲れ目対策のつもりが全身アクティブになっちゃった状態にもっていくことができます。
ちなみに自分もこれは意識しており、こども達を積極的に公園などに連れていくようにしています。
もちろんスマホはできるだけ見ません。


まだまだ書ききれないですが、今回は以上とさせていただきます。
最後に。
病院や薬に頼らない医療ノウハウを、日々の色々なことにお役立ていただけるよう今後も投稿していきます。