与野中央公園5000人アリーナ計画が公表されてから、6カ月以上が経過しました。一貫して、この問題に反対の論陣を張ってきましたが、今では多くの市民のみなさんの後押しもあり、共感が広がっていること実感します。9月議会でも、この問題について質疑を行いました。新たにわかったことなどを報告します。
与野体育館の現状
市の説明によると与野中央公園に建設される次世代型スポーツ施設は、下図のような建物配置となっています。この中で与野体育館の代替施設となるサブアリーナの面積は十分か。また、メインアリーナの利用がイベント中心である以上、市民利用が限定的な点を踏まえ、どの施設が市民利用のメインスペースなのか追求しました。
鈴谷限定の説明会
9月に2回に渡って実施された市民説明会。対象は鈴谷地域の住民のみと範囲が狭いものでした。なぜ、中央区全体で議論をしないのか質疑しました。
私はアリーナ説明会に両日とも参加しました。市民から出された意見に市はもっと真剣に向き合うべきと感じます。
説明会ではたくさんの意見が出されましたが、どれも地元に住む方々の大切な意見です。
どんな与野中央公園にしていくか、市の独断で決めるのではなく、市民と共に創っていく必要性を改めて感じました。
与野中央公園の地盤
計画の遅れ、原因は
アリーナの当初計画では今年6月に「実施方針」を公表する予定でしたが、いまだに示されていません。計画全体も後ろ倒しの現状です。
質疑では、広がる反対の声に事業者からもリスクについての懸念が示されていることが明らかになりました。具体的なリスクとして、住民の理解や騒音や渋滞など、近隣への影響への対応が考えられます。市民の強い反発が計画を止めていることが確認できた質疑でした。
今後も、しっかり、この問題に取り組み、「市民と創る与野中央公園」を目指していきます。