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与野中央公園5000人アリーナ計画は大幅遅れ 9月議会提案も頓挫し、今後も未定…

先日、文教委員会の副委員長への報告ということで、与野中央公園の5000人アリーナ(正式名称:仮称次世代型スポーツ施設)について報告を受けました。
この報告で、アリーナ計画の事業が当初計画から大きく、遅れていることが明らかになりました。

次世代型スポーツ施設基本計画より抜粋した、当初の事業スケジュール

現在、当初の事業スケジュールで終了しているのは「基本計画の公表」と「実施方針の公表」までとなっています。

本来、昨年の10月に終了させる予定だった「特定事業の選定・公表」は、9月議会で報告される予定でしたが、それも議会中に頓挫したことが明らかになりました。

理由は、参入に関心を示した企業が提示した予算額と、さいたま市が提示した予算額が大きくかけ離れていたためと説明がありました。

このため、9月議会で予定していた、債務負担行為(将来の財政支出を約束する行為)の設定ができず、提出するはずだった補正予算も提出できませんでした。

市は今後、物価スライド(物価の変動に応じて価格を調整)の導入などを通じて、予算額の調整を行う努力を通じて、企業の参入を呼びかけるとしていますが、今後の予定は全くの未定です。

本来の事業スケジュールに照らし合わせれば、2024年10月時点では「特定事業契約の締結」まで終了しているべき状況ですが、現時点で大幅な遅延が生じています。

計画の遅延の背景には、地元住民の意見を取り入れた高い要求水準書の存在や、地元市民からの了承が得られていない状況があると考えられます。

今後、安易に金銭的な力で事態を解決することがないよう、監視していかなければなりません。

よく「もうアリーナ決まったんでしょ」と声をかけられますが、現在実施している工事は調整池の工事で、アリーナ計画は一歩も進んでいません

このことを改めてみなさんにお知らせし、ご一緒に「緑と水辺が豊かな市民が憩える与野中央公園に」と声をあげていただければと思います

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