さいたま市で議決された「ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議」の全文
3月10日、さいたま市議会2月の本会議で「ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議」が全会派一致(反対1名)で採決されました。議決された決議文の全文をご紹介します。
引き続き市民のみなさんから付託された議員として、また議会として、さいたま市から「ロシアは国連憲章を守れ」「ウクライナから直ちに撤退を」とうったえ続けていきたいと思います。
ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議
我が国を含む国際社会が、ウクライナをめぐる情勢について、懸命な外交努力を重ねてきたにもかかわらず、本年2月24日、ロシアはウクライナへの侵略を開始した。 ロシアは空港などの重要施設に加え、原子力発電所までも攻撃の対象とするなど、ウクライナ国内では極めて危険な状況が続いている。また、被害の拡大に伴い、ウクライナの人々は過去にない人道危機に瀕しており、多くの難民が安全を求めて国境を越えることを余儀なくされている。 武力によるロシアの攻撃は、国際秩序の根幹を揺るがすとともに、国際法·国連憲章の重大な違反である。我が国の安全保障の観点からも、このような力による一方的な現状変更は、いかなる国であろうとも断じて認められない。 よって、さいたま市議会は、ロシアによる攻撃やウクライナの主権に対する侵害を非難する。あわせて、ロシアに対し、軍をウクライナから即時かつ無条件で完全撤退させることを強く求める。以上、決議する。
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