20210212 朝の日記
朝Twitterを物色していてジャズピアニストのチック・コリアが死んだことを知った。
あっ、と思ったので反射的に呟いたのだが、僕は氏に対して語れるほど詳しくない。そもそもジャズにもコミットしていない。僕にとってはただただ「スペイン」の作曲者であり、エレピもよく使っていたピアニスト位の人だ。
しかしこの「スペイン」がとても重要。30代の頃入り浸ったBARで、音楽セッションとなると決まってこの曲をやっていた。当時の僕は弾き語り活動への移行期で、アコギをやっと真面目にやり始めていた。スペインなど弾けるはずもなく、上手い人たちの演奏を指をくわえて見ていた。指をくわえながらも、スペインの有名なキメが弾けるようになりたい、そしてここに混ざりたいという想いが膨らんだことが、後にギターのスキルアップに繋がった。
ついでに言うと僕はボーカリストなのでスペインもどちらかというとアル・ジャロウの歌唱に興味があった。というか歌いたいと思った。なので僕はギターの弾き語りでスペインをやるという謎な企画を思いついてしまったのだった。
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