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市民活動と行政との関わり、そして資金調達実験室

補助金の成果発表会が終わり、一段落。
と思いたいところではありますが、実績報告と、少ししたら来年度の企画募集が始まる。

市民団体とは何なのか?よくわからないけれど
一先ず公共施設をかりて活動を始める上で名目上
市民団体なのかサークルなのかあやふやではありつつ、団体名をつけて、公共施設をかりて親子向けのカードゲームの体験会をスタートした2022年。
カードゲームを使って親子で遊んでいる時に感動した子どもの成長への気づきや、親子で遊ぶ時間を持つ事の楽しさだけじゃないメリットを多くの人に伝えたいと思い活動をはじめました。
子どもと遊ぶが、いつの間にか、我が家の場合は、子どもに遊んでもらっている親に変わっていたりします。私がゲームやりたいから、遊ぼうよって誘う。
義務的に遊ぶのは親もつまらなくなるけど、親が遊びたくて一緒に遊ぶのは遊ぶの意味が全然違うと感じます。
紆余曲折あり、ゲームだけではないイベントへと発展し
正式には2023年に、市民団体の設立として活動を継続しています。

やりたい事を市役所や公共施設に話しをしにいっても、担当者の反応が『???????』
「まあ、申請はしてみてください。結果は後日連絡します。」
という流れを二か所行いで、なんとかスタートしたカードゲームの体験会活動。

公共施設は市民の為のものだと思っていても、管理団体の謎な?古い?誰のための施設?と感じてしまう対応にイライラしながら
でも、その建物が好きという事もあり、借り続けています。
公共施設の在り方いついては、掘り下げて今度じっくり考えたいです。

私が度々、noteでも紹介しているVoicyで、木下斉さんの放送の他に、まちづくりの観点では土肥潤也さんの放送も聴いています。
土肥さんの放送やnoteでは、若者の居場所づくりや子ども大綱の解説など、違う角度がらまちづくりについて学んでいます。

この記事を読んで、活動をスタートした時に感じていた事と、続けてきて変化してきた事を思い出しました。
自分がやりたい事が、みんなにとっていい事だと思っても、良さはなかなか理解してもらえない。活動を継続してきて、補助金を頂く事でプレゼンする機会や実績を伝える機会が生まれて、行政側の方々にも良さを理解してもらえるようになってきました。

補助金での活動は、継続性への課題があり、土肥さんも木下さんも使わない活動を推奨されていますが、一先ず補助金を活用して活動を加速させようという計画で応募し、令和5年度は採択されました。

カードゲームのイベントが本来メインでやりたい事ではありました。
ただ、他の地域で行われている「おさがり会」が、このまちでもあればいいのにな…行政が主導してやればいいのに。なんて思っていたのですが、カードゲームの体験会が、一時全然集客できない時期があり、せっかく借りているスペースがもったいない。と思い、このスペース半分はおさがりに、半分はゲーム会場にできたら一石二鳥だと閃いた。
『誰かがやってくれたらいいのに…』と思う事を自分でやってみたらいいのだ。と気づいたのです。

建物を管理している市役所の担当窓口が、市で行っている洋服のリサイクル回収の担当課であったので、

同じ会場内で2つのイベントを行ってもいいか?
もし、おさがりが残ったらリサイクルBOXにいれてもいいか?
確認をしたら、大丈夫といってくれたので、おさがりの活動をスタート。

協力してくれる仲間がいたので、おさがり回収スポットっとして協力してくれたり、当日の運営もサポートしてもらっています。

その活動を知ってくれていた方が、市の広報の1コーナーの編集委員として、取材対象として提案してくれました。
そして、取材を受けるのと同時に、実は市でも企画自体はあったものの、コロナ渦で実行できずにいて、でも落ち着いてきたので開催をしたいと考えていて、共同開催できないか?という提案をいただきました。

私は、子どもの頃から人との『出会い運はいい』という自覚があり、ここでもそれは発動。そもそも、やってみたい活動を支えて、一緒に盛り上げてくれる仲間と、好き勝手やってる妻であり母の活動を手伝ってくれる夫と子ども。その時点でも、かなり恵まれているのですが、広報に提案してくれる方がいたり、タイミングよく共同開催の提案を頂ける事。
それによって、行政との関わりができた事で、ゲーム会や、2023年からスタートした『おもちゃの広場』という、木のおもちゃなどグットトイと呼ばれるおもちゃで遊べるイベントを、東京おもちゃ美術館からセットをレンタルして開催し始めた事も多くの方に知って頂くきっかけとしてもおさがり交換会の共同開催が有効に機能しています。補助金を活用しておもちゃの種類も増やしたくて、既に同じ補助金を活用している団体の方にも、仲間経由や、ママ友経由でつながる事ができて、申請手続きをしてみたのでした。
(おもちゃの広場は、おもちゃコンサルタントの資格を取得して無期限レンタルの公募に応募して企画書が通った事で実現。やりたいイメージがあって資格取得をしていたのですが、たまたま初の無期限・無償レンタルの公募のタイミングに資格取得が間に合った事や、もともとあったイメージと既に行っている活動の実績と熱量を乗せて応募できた事もよかった。)

ただ、これの活動での収益が、おもちゃの広場やゲームの体験会での参加料のみ。活動サポーターにはお給料が発生していない。もちろん私も。補助金がなくなると、新しい活動も広げられない。会場に払う冷暖房費やお知らせの印刷代とサポーターの飲み物代で消えるプラスマイナスゼロに近い状況になってしまう。

自分が市民団体の代表として活動をしてきた事といっても、たった1年の実績と、これまた、たまたま小学校の図書ボランティアの取材に来ていた教育委員会の方に別件で相談に乗って欲しい案件があり連絡をとるようになった事で、より一層私が取り組んでいる活動を見ていて下さったという事も要因となり社会教育委員会の1人として会議に参加して欲しいというオファーを頂き、年に数回参加する会議の報酬を、市民団体の活動費にも回せるようにはなりました。そもそも、私一個人としてではなく、会の代表としてこのメンバーに選ばれているわけなので、会の活動費にあてるのが自分の中では妥当かなと。それは、サポーターへのガソリン代に回せるかなとか。
とはいえ、社会教育委員とは市が行っている社会教育活動についての意見や改善案を提案もするので、それはそれでかなり真剣に取り組んでいます。今まであまり深く実態を把握していなかったテーマもあり、改めて視線を向けると、色々思う事もあり、正直、この会議に関しては、テーマに対して他の誰よりも実態をリサーチをして、自分なりの意見を述べています。提案した案件が、早速来年度取り入れられる方向に変わったようで、益々、こちらも様々な視点をリサーチして少しでも市の社会教育活動に貢献できたらなと思います。
まさか、自分がこんなに行政に関わる事になるとは思っていなかった、これに付きます。

ただ、行政との関わりが増えたからといって、資金が潤沢になるわけではない。
社会教育委員も任期は2年。他の手段で、会に回せる資金を生み出す方向を考えています。
イベントの参加費をUPすると、会場を管理している側から営利目的とみられるのもややこしく、現在1人100円を来年度は200円にしようかなというのができそうな範囲かな…。
営利と非営利、非営利とはいえ、かかる経費に充てる目的なら非営利ではある。だから、参加者の方々が、サポーターの労働や移動にかかるガソリン代などに対する対価を考えて理解してもらえれば、もう少し設定を高くできるよなとは思っています。
ボランティアは無償労働が当たり前ではない。ただ、なんせ会場運営委託されている窓口が、お金をとる=営利目的と見てくるからややこしい。

そこで、補助金に頼らず、継続できる基盤づくりにやっぱりnoteを活用してみようと思いました。

noteを始めて、マネタイズできたらと思っていましたが、有料記事に値する内容がかけるだろうか?そもそも、最近農業の事は全然書いていない…方向性も定まっていない雑多な記事が多く
木下さんの放送の他、尾石晴さんの放送でも、有料化に対して沢山のアドバイスを聞いていますが、まだそこに至っていないような気がしてるというのも事実で。
ただ、クラファン的に応援として購入してくれる方がもし、全国のどこかにいたら、直接出会う事は無くても、ここで応援してくれる可能性や、なかなか会えない友達がジュースをおごってくれる感覚で応援してくれる可能性もあるかな?という期待を込めて、有料記事にしてみます。
でも、中身を公開にしておく、それもありなんだ!とケーターロー@「稼ぐ力の土台」づくりの記事をよんで知りました。ケーターロー@「稼ぐ力の土台」づくりさん、ありがとうございます。
有料エリアには記事がない、なるほど。
応援してもらえるなら購入してもらうという仕組みにすればいいのですね!!

活動報告も随時行っていくので、その都度、応援して頂ける方は購入という形で応援して頂けたらと思います。
どのくらいの効果があったのかも、有料記事で公開していって、何に使ったのかもきちんと報告したいと思います。
クラファンとは違った、活動資金調達の実験的投稿に、今後もお付き合いい頂きながら、応援してもらえたらと思います。

活動内容は、Instagramで過去の内容が見れるので、そちらも覗いていただければと思います。有料エリアには記事はありません。

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