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~帯手法part1~

初めまして

みなさん、いつも応援いただきありがとうございます。

今回は過去に国内証券で億トレを達成した際にインタビューで公開していた手法(みんなのFXかFXプライムだったかな?)の一部を公開していきます👍、勿論海外証券でも同じく使える手法です。

億トレまでの道のりは決して簡単なものではなく、色々試行錯誤した後に完成したものです。 そのようにして通った勝ち組になる道のりは、今振り返ってみればこういう順番で学習すればもっ と効率的に勝ちに近づける人が増えると確信しています。 「FXで迷っている人の道しるべになれば」 という思いで 書いています。

そして今回公開するのは、私が【帯】と呼んでいる手法をお伝えしたいと思います。 相場の心理を汲み取った思考を実際にチャート上に描き、 それを使用することで、より安定したパフォーマンスを生みだすために、 思考錯誤の末、出来あがったものです。 この帯は様々な使用方法があり、それらを使い戦略的なトレードをすることで、 相場においてみなさんの大きな武器になることと確信しています。 今回この帯についての概念や種類、引き方や使用方法といった基本を記載しました。 是非習得いただいて、これからのトレードに活かしていただければと思います。 本レポートがみなさんのバイブルになることを願ってやみません。

psこちらを使った手法の先出しはXとdiscordにて配信してるので参加しといて下さい



Ⅰ.帯の概念

そもそも、帯とは一体何でしょうか?

まず、始めに帯と言う表現が出来た経緯を説明していきたいと思います。 相場を見る時に重要なのは一体何でしょうか? やはりレート(値)に注目するべきではないでしょうか? と言いますのも、多くの市場参加者が気にしているのは移動平均線の位置や形などでは無く、 「どの値から相場が動き出し、どのような経緯でその値に来ているか?」を見ています。

つまり、いずれかのレート(値)を基準に買ったり、売ったりしていると言えます。 そういった位置を、チャート上で示したローソク足などに引いていくのが水平線になります。

しかしながら、水平線を引くという事をチャート上でやるとレート(値)が一つに限定されてしまいま す。 例えば 100.000 と言ったレートに水平線を引いたとします。 これを基準に上目線という事にした場合、99.999 は基準を割った。 もちろん数字上では下回っていますので基準を割れたと言う認識で間違いではないのですが、チ ャート上で、たった一つのレート(値)だけで上や、下に値が動いて行く事はあるのでしょうか?


例えばこの様な状況で、100.000 を割り込んでレートが 99.999 になったとします。

だから目線を変えてみる。 という事はしていないと思います。 縦軸のレートをここからここまで、と言ったゾーンで見ていることが多いはずです。

この ゾーンを表したものが帯 という表現になっています。 わかりやすく言うと幅を持たした太い水平線といったところでしょうか? この帯(ゾーン)には、帯上限、帯下限といった表現も出てきます。 それは帯(ゾーン)の幅を表すもので、大きい幅から小さい幅まで様々です。 上限から下限までを一つの帯として、見ていきます。


この場合だと上限を 100.000 として下限を 99.800 とします。

したがってこの帯は 20pips の幅の帯ということになります。 もちろん帯上限、帯下限だけに限定すれば、 1つのレートと見る事は出来ますが、この帯のゾーン内でも反応や転換といった動きが想定される 以上はやはり、幅を持った戦略というのが効果的となります。 次の章では、この上限下限を表した帯をチャート上に表示して一つのレートでしか表現できなかっ た水平線と比べて、何が違うのか?を考えながら帯の種類や具体的な使い方について書いてい きます。


Ⅱ.帯の種類・意味

①帯の基本的な引き方・考え方

まずは帯の基本的な引き方・考え方を見ていきます。 最も基本となる引き方は

  • レジスタンスからそのレジスタンスを上抜けていった値

  • サポートからそのサポートを下抜けていった値

に引きます。 図で表すとこうなります。

・レジスタンスからそのレジスタンスを上抜けていった値

これは青いライン(レジスタンス)があり、このラインを突破した時に、 青いラインを帯上限、ラインを突破する起点になったレートを帯下限として引いていきます

・サポートからそのサポートを下抜けていった値

先ほどとは逆に、(サポート)があり、このラインを突破した時に、 ラインを突破する起点になったレートを帯上限、オレンジのラインを帯下限として引いていきます。

私は、 レジスタンスを上抜けていった帯を買い帯(青色)、 サポートを下抜けていった帯を売り帯(赤色)、と表現します。 そして、この帯にはいくつかの種類があり、それに伴って様々な用途があります。 それについては後述しますが、基本的に帯のゾーン内にレートが到達した場合、 反応や、転換といったなんらかの動きを想定した戦略をたてることが出来ます。

次ページの図を見て下さい。

これは先ほどの売り帯の図になりますが、 今オレンジラインを突破した後に売り帯を引き、 戻り売りを狙う戦略としてこの売り帯を使用します。 ここで想定する動きの中に、

  • 帯下限である a で落ちて行くパターン

  • 帯のゾーン内である b で落ちていくパターン

  • 帯上限である c で落ちて行くパターン

といったものが考えられます。 冒頭でも記述しましたが、 相場の動きやボラティリティによって帯の幅(pips 数)も変わってきますので、 状況に合わせた戦略を立てて行くことになります。

実際のチャートは次の様になります。

このように、

一番浅ければ帯下限である a で落ちて行くパターン
少し差し込んだ後、帯のゾーン内である b で落ちていくパターン
一番深ければ帯上限である c で落ちて行くパターン

を想定しておかなければなりません。

では、なぜそこに帯を引くのか? 売り手と買い手の攻防が存在し、その攻防に決着が付けば 私達はトレンドフォローをします。

その時、「決着がついたゾーンを逆側に抜けるのはおかしい」という考えのもと、 攻防のあったゾーンに買い帯・売り帯を引き、トレンドフォローに使ったり 目線の固定・切り替えに使ったりします。 これを言い換えると、 逆に攻防の決着がついたゾーンを再び逆に抜き返した場合(下図参照)は違和感を覚える基準にもなります。

なぜなら下落が継続する場合には、 売り手側は攻防の決着をつけた売り帯を上抜かれる前に下落を継続させたいと思います。 そのまま下落が継続するならばやはり帯上限を最終ラインとして、 安値の更新を狙う戦略がメインとなってきます。

これらの理由でこのように帯を突破された場合は、 この「ん?」をトリガーに逆にロングでエントリーをしてみたり、 様子を見るといった選択肢が想定される事となります。

様子見という選択肢をとる場合として、 帯を抜く前に跳ね返ってきた場所が自分の中で中長期の押し目候補だったのかどうか? ということがあります。

仮に、跳ね返ってきたレートが何もないような場所(判断材料がないような場所)であったのならば、 その後再度下落に転じる事もありますし、揉み合いになる可能性もあります。

下落を狙っている中でのいわば想定外の動きとなりますので、 この場合は慎重に判断していきたいところです。

逆に、跳ね返ってきたレートが中長期の押し目や戻り売りゾーンであった場合、 つまり、中長期の押し目や戻り売りを狙ってエントリーを準備していた場合には、 この「ん?」は想定通りの動き、つまり狙っていた動きとなります。 次の図を見て下さい。


中長期押し目ゾーンに反応して、売り帯を抜けた場合は、 基準足、中長期とも同じ方向を向くわけですから、この緑の○の動きをトリガーとして、 積極的にロングを狙っていく戦略をとることになります。

これは私達の第 1 弾レポート「エリオット波動」やブログ、動画メルマガなどにも登場する 3-3 の動 きにも通じています。

では次に帯にはどのような種類があるのか、 またそれらの役割や考え方についてお話ししていきたいと思います。

② 帯の種類

帯は大きく分けて
単純に押し目・戻りを狙うために引く帯
売り買いの節目に引く帯

があります。 下の図を見て下さい。

図では
Q が単純に押し目・戻りを狙うために引く帯になり、
P が売り買いの節目に引く帯になります。

③ 単純に押し目・戻りを狙うために引く帯

売り帯 Q はサポート A を下抜けていった帯です。 その事実に対して戻り売りを狙う場合、 Q のゾーンで リスクを限定して狙うため に使います。


④ 売り買いの節目に引く帯

売り帯 P はサポート B を下抜けていった帯です。 P も Q と同じようにサポートを下抜けていったところに 引いていますが、いったい何が違うのでしょうか?

この違いを理解することによって、 より相場に対しての深い考え方や心理を考える事が出来ます。

それは、
A→B→C と上昇の流れを形成しながら動いていたのに、 C 以降は上昇の流れが継続せずに結果として、下落に転じています。

その結果を受けて、

上げ失敗が起こったところ=上昇の流れが継続しなかったところ=売りの節目

と考えそこに引いているのです。 つまり、 買い優勢・売り優勢が切り替わったであろうゾーン に引きます。

⑤ Q のゾーンの意味

そういう意味でもう一度 Q のゾーンを見てみると、 サポート A で一旦下げ止まったものの、買いが失敗して落ちてきているので

買い支える力は無い=攻防の決着は既についているゾーン

と捉える事ができます。 このように P や Q の帯を引く理由はご理解いただけたかと思いますが、 ではこのそれぞれの帯に対して、どのような戦略をたてて実際に使用していくのか。 事項よりこれについて説明していきたいと思います。


Ⅲ.帯の使い方

① Q のゾーンの使い方

前項のように Q のゾーンの意味を考えた場合、Q のゾーンの使い方は

・サポート A を下抜けて戻ってきた時に、戻り売りの候補として使う
・リスクを限定するのに役立つ

といった使い方が考えられます。 ただし、ここで注意していただきたいのが、

Q のゾーンを上抜けたからといって売りの節目 P を抜けるまでは目線が変わる訳ではない

ということです。 先ほど売り帯を使った戻り売りとして a、b、c の動きを想定しました。 この Q のゾーンでもまずは当然この動きを想定した戦略をたてることになりますが、 ここで仮に Q のゾーンを上に突破された場合でも、 ロング目線には切り変わる訳ではない⇒積極的なロング戦略をたてることは出来ない

ということです。 これは P を売り買いの節目であるゾーンと見ているので、 Q を突破されても P に到達、もしくは到達前に再度たたき落とされることは十分に想定されるから です。 Q を抜けたからといって安易なロング戦略や P も突破するだろうといった考えは、リスクの高い考 えといえます。 では次に P のゾーンについて見てみましょう。

② P のゾーンを使った戦略

下の模式図を見ながら進めていきます。

●ショートで攻める場合

安値 D から短期上昇トレンドを形成して上がってきているところを、 まずは P から 短期逆張り で攻めます。

P から D の安値を狙う戦略 も勿論あります。 その場合 D からの短期上昇トレンドと攻防する可能性を頭に入れておかなければなりません。

なので、 P から短期逆張りで一旦利確後、D からの上昇トレンドとの攻防を見極めた後、 再度ショートという戦略 もあります。 この場合、入り直す事が出来ないというリスクが生じますが、 D から上昇に転換していくという局面でも利益が残るというメリットがあります。

P でリスクを限定してホールドし続ける戦略なら、 D から転換が起こった場合、ある程度の利益が出た後に 損失となってしまうリスクが生じます。

ただ、D に襲いかかる展開になった場合は、 リスクリワード的にも申し分なく、チャートを監視し続ける必要がないので メンタル不可もかからないというメリットがあります。 また、短期に振り回されるリスクもありません。

そして、 P を上抜かれた場合、この波のサイズでは一旦ショート目線をやめ、 目線のリセット・目線の切り替え を行います。

実際のチャートでは次のようになります。

このように、 単純に戻り売りを狙う帯 Q からの戻り売りが失敗に終わり、 短期的には一段上がった形にはなりましたが、 売り買いの節目に引いた帯 P から戻り売りが入り、安値を更新しています。

●ロングで攻める場合

D が中長期の押し目と考えロングを保有しているなら、 P のゾーンは 利食い に使います。

なぜ利食いに使うのかというと、このゾーンを抜けるまでは、 D が押し目となり上昇していくとはまだ確信を持てない、 即ち戻り売りが入り D のレートを下抜けていく可能性があるからです。

この場合、仮に D から保有していた場合でも、 大きな利益を飛ばしてしまう可能性があるということです。

また、 押し目候補 D からの上昇に対してトレンドフォローしたいならば
P を上抜いた事をトレンドフォローのトリガー にします。
P を上抜いた後の戻りを拾っていきます。

P を上抜いた上昇に対して、次は買い帯を引けるので、 これを利用したトレンドフォローが狙えます。 実際のチャートでは次のようになります。


このように、 中長期押し目候補 D に当たり、狙い通り 単純に戻り売りを狙う帯 Q は突破し、 更には 売り買いの節目に引く帯 P を上抜きました。 これによって、 元々大きな背景である中長期上目線に加え、短期も上目線となりました。 そしてこの事実をトリガーとして、 E から押し目が入り高値を更新して、しっかりとトレンドが発生しています。

③まとめ

  • ショートなら
    ○トレンドフォローを狙うゾーンとして使う
    ○短期逆張りとして使う
    ○目線のリセット・切り替えに使う

  • ロングなら
    ○利食いに使う
    ○トレンドフォローのトリガーとして使う

相場の節目となるPのゾーンでは色々な戦略の選択を迫られます。

例えば上図のように、 サポート A を抜けて安値 D をつけた後、戻り売りがまともに入らず P まで戻ってきたなら P からの戻り売りを期待し、ホールドしてみようか?

または 攻防を繰り返しながら P まで戻ってきたのならば、 再び下落するには短期との攻防も考えられるので一筋縄ではいかないのではないか?

つまり、 どんな過程で P まで戻ってきたのか? C は何で D は何か意味をもった場所なのか?(複数足の概念)

など、その時の状況に応じて P での戦略を裁量判断していかなければなりません。

そしてその判断をした後、チャートが形成されていくのを見て 確認=答え合わせ をしていくのです。

答えが出たらまたその事実についていく。 相場はそれの繰り返しなのです。 この 「帯」 という概念はその事実についていくための基準として強力な武器になります。

今回はその帯をしっかりと理解していただくために基本編として執筆しました。 この帯を使いこなす事が出来れば、これまでのレポートと合わせ相場でのパフォーマンスは飛躍 的に上がるということは私達 GT5 が実践済みなので、自信を持ってお伝えします。 今後さらに帯についての実践的な内容を執筆したいとも考えていますが、 本レポートだけでも十分に検証、実践が可能となっています。


おわりに

いかがでしたでしょうか? 本レポートを実践し、検証してかならず結果が出るはずです。 繰り返し読んでいただいて、検証していただき、自分のものにしていただければ結果はついてきます。 ただ、ひとつだけ勘違いしてもらいたくないのは、読んだだけで出来る気になるということです。私も出来る限りわかりやすく、そして伝わりやすいようにと執筆いたしましたが、 それでもやはり繰り返し読むことで気づくこともあるはずです。 相場では同じ動きは一度としてありませんが、同じような動きは何度も何度も起こっています。 私 はその考えを伝えたいのです。 自分のものにしていただきたいのです。 そのためには自分で検証して血肉にして下さい。

この先は応用編やエントリー編など、まだレポートが残っているので、そのうち出すと思います
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