屋久島灯台
細い細い林道を抜けると白い灯台が見えた。
屋久島灯台は屋久島の西端に建造された1887年から今日に至るまで、九州の南の海上を航行する船舶の道標として存在しています。
屋久島灯台の灯火の色は白、周期は15秒でこの間に1回発光し、海面から灯火までの高さ(灯高、建物の高さではない)は72m、光の届く距離(光達距離)は22海里(約40km)、灯台の建物の塗色は白(写真参照)です。[後日、灯質についての説明をアップロードします。]
灯台とは航路標識の1つです。航路標識とは船舶が自船の位置を求めたり航路を確認するため船舶専用の標識で、次のとおり分類されます。
・光波標識(光や形を利用した標識。灯台、灯浮標など)
・電波標識(電波を利用した標識。無線方位信号所など)
・音波標識(音波を利用した標識。霧などで視界が悪く光波標識が使えないときに利用される。霧信号所)
・その他の標識(文字などを利用して船舶に情報を伝える標識。船舶通航信号所、潮流信号所など)
屋久島は直径約26kmのほぼ円形の島で、島の中央部には九州における最高峰を誇る宮之浦岳(1936m)があります。島の海岸地帯は高温でありながら、山岳地帯では低温になるため、亜熱帯植物から亜寒帯植物までが生息しています。
ご存知のとおり、屋久島には屋久杉が特別天然記念物として保護されており、島の一部はユネスコの世界自然遺産に登録されています。
屋久島は自然豊かな島。一度、行ってみてはいかがでしょうか。
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