ムハッレム・ヒリミ・シェナルプ
美術の人物図鑑シリーズです。
今回は、ムハッレム・ヒリミ・シェナルプ。
MuharremHilmiŞenalp
生年1957年
国籍 トルコ (コンヤ生まれ)
表現媒体 建築
スタイル オスマントルコ建築
関連人物 ジャヒード・ギョズカーン、サバハッディーン・ヴォルカン、ケマル・バタナイから影響を受ける
研究家
関連サイト
2000年に施工を終えた東京ジャーミーとトルコ文化センターにおいて、2002年、日本建築・建築科学研究所より日本建築を活気づける40点の一つとして選ばれ、「優秀照明施設賞」を受賞。121ヶ国が参加した愛・地球博におけるトルコパビリオンにおいて、万博のテーマに即したデザインが評価され、「Nature's Wisdom Awardー自然の知恵賞」を受賞。
イスラム芸術の真髄であるフラクタル幾何学。この本質的形状から設計と構築、さらには、幾何学模様の三次元への立ち上げによる新構造を制作。
西欧化以前のオスマントルコ建築を簡略化・様式化し、近代化以前とは異なる形で伝統の再来を実現。伝統的イスラーム芸術全般への研究を行う他、伝統楽器への関心が強く、タンブル・レバブ・ネイに精通。作曲家、ジャヒード・ギョズカーン、サバハッディーン・ヴォルカンそしてケマル・バタナイ氏らから影響を受け、クラッシック様式の表現法を修得。
主な作品
・東京ジャーミー
・愛・地球博 トルコパビリオン
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