![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67953595/rectangle_large_type_2_bcbdee890f271674970569669b203218.jpeg?width=1200)
「朝倉先生いのちの講義」 朝倉彫塑館
「朝倉先生いのちの講義」
2021.9.11-12.12
朝倉彫塑館
東洋の「ロダン」と言われていた朝倉文夫。こちらもいつか行ってみたいと思っていた美術館で、やっと来ることができました。彫塑(ちょうそ)とは粘土やブロンズなどで作られたものを指します。足し算でできたもの。《墓守》や《猫》が有名です。今まで知らなかったのですが、東京都内のいたる所にも朝倉のブロンズ作品が飾られています。
こちらは《雲》
館内はほとんど撮影ができませんが、アトリエから住居、書斎、客間、屋上庭園まで素敵な建築でした。夢が叶うならこんなところに住んでみたい。中庭には鯉が泳ぎ紅葉が綺麗でした。
そして新しい発見だったのが、朝倉文夫と平櫛田中と親交があったこと。
また、朝倉文夫の兄は渡辺長男といい、日本橋の欄干彫刻、つまり麒麟や狛犬の彫塑を作られています。この発見は本当にうれしい!
今オペラシティーで開催している和田誠さんの展示を見たときに、ゴールデン洋画劇場のオープニングアニメーションが、和田さんの作品だと知り…。誰もが見たことあるのに、作者があまり知られていないってのはなんだか憧れます。