
「Gucci Garden Archetypes」展 in TOKYO
2021.9.23-10.31
天王洲アイル B&C HALL・E HALL
グッチの広告キャンペーン過去6年を振り返って観ることができる展覧会。アレッサンドロ・ミケーレが生み出した世界観を体験。ハイブランドにとって広告はブランディングを保つためにとても貴重、広告予算もしっかり組まれているため商品価値を高めることができるとも言えるのですね。展覧会は、とても面白かった♡
Room 0 Control Room
プロローグの部屋。アレッサンドロ・ミケーレの脳内コントロールシステムルームみたいな空間。
Room 1 Gucci Collectors
コレクションの部屋、鳩時計、ぬいぐるみ、蝶の標本。その中にグッチのアイコン、ハンドバックと共に。
Room 2 Of Courses A Horse
実は髪ではなく、馬のしっぽ!といっておりますが…。解説にも、「間違いなく、これは馬です!」といっているところもユーモアがあって楽しい。
Room 3 Gucci Beauty Network
欠点さえも美しく見せる。歯を舐める舌や、笑い声、悪趣味な中の美しさといったアンバランスさが絶妙です。
Room 4 Urban Romanticism
2015年秋冬のコレクションは地下鉄の白昼夢。生首を持って話題になったコレクションに通じるものを感じます。肌や髪、皮膚の下の血管やディテールまで本物と見間違うほど。
Room 5 Tokyo Lights
2016年、東京を舞台にしたコレクション。煌びやかな大型トラックが東京のイルミネーションの中を今にも滑走するような空間です。
Room 6 Dans Les Rues(路上にて)
パリの労働者や学生運動の情景。1968年のデモ、ストライキ「五月革命」をテーマに。壁全体にスローガンやメッセージが、そこには愛や希望の言葉が書かれています。
Room 7 Gucci And Beyond
レトロフューチャーなエイリアンや恐竜、宇宙など、映画の世界に引き込まれていきます。実際ハリウッドスタジオのアーティストが特殊メイクをしたそう。宇宙人と猿のマスクも展示しています。
Room 8 In Bloom
このソファーのように、空間に溶け込んでしまいそう。植物の良い香りが部屋いっぱいに充満していました。まるで春の小川や庭園にいるような心地よさです。
Room 9 Gucci Hallucination
スペイン人アーティストのイグナシ・モンレアル。ヒエロニスム・ボス《快楽の楽園》のような世界観の中にグッチがぎゅっと凝縮されています。まるで夢の中にいるようにデンジャラスな感覚。
Room 10 Rebellious Romantics
アップテンポなミュージックと共に、パーティールームのレストルームでおこなわれる甘いひと時。
Room 11 Come As You Are_RSVP
パーティーのゲストたちが忘れていった物がそのまま残されているかのような部屋。真ん中には、「ラ・フリボンダ(激しい女)」がゲストの忘れ物を見守っています。
Room 12 Gucci Prêt-Á-Porter
最後に、モノクロ印刷にブルーのロゴの広告。厚みがありよく見るとしわがあります。こういったリアルな素材感。フィジカルな現実と向き合うことが、創造において重要だと締めくくっていました。
創設100周年
「Gucci Garden Archetypes」展 in TOKYO
2021.9.23-10.31
天王洲 B&C HALL・E HALL
(事前予約制です🐝)
《《《美術館チケット投稿をはじめました。(2021年4月〜12月までの予定)今年は今まで行った美術館チケットの整理をしながら、自分のやってきたことを整理していきます。》》》