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pocoria
2024年9月6日 16:58
平野啓一郎さんの3作品を読みました『マチネの終わりに』2016年4月(2019年6月文庫化)『ある男』2018年9月(2021年9月文庫化)『本心』2021年5月(2023年12月文庫化)もともと『マチネの終わりに』は映画化のタイミングで読んでおりましたが、最近 高校国語の論理国語の教科書の文章の中で、平野啓一郎さんの「分人」という考え方について触れられていたことをきっかけに、有名どころ
2024年6月19日 00:59
この小説がずっしり面白くて面白くて、、、これだから“史実を基にしたフィクションです”の一文に虜である表紙のカバーイラストが素敵すぎて胸をうたれました。まるでこの時点で「自由は死せず」を心から叫んでいるような背中。若き日の板垣退助、乾猪之助。ジョン万次郎、と後藤象二郎、、、山内容堂、吉田東洋、、そして勤王党の武市半平太、、、勤王党の武市半平太の動きには『龍馬伝』を思い出し
2024年6月19日 00:29
芥川賞受賞をきっかけに興味をもっておりまして二作読みましたので以下感想つらつら『School girl』これ直訳『女生徒』ということでよいのでしょうか太宰治の『女生徒』のごとく、朝目が覚めたところからその日寝るまでの内面を描く。これは九段理江さんとしての太宰治『女生徒』の解釈は、一人の女性の内面だけでないということなのかなと。魔女宅のキキにある考察にあるような、母と娘のどちらも“女生