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なぜ中国では1日に15,000社の企業が生まれるのか?〜情熱中国大陸〜
よく言われる事であるが、「まずやってみる」ことはとても大切なことである。しかし、やってみると、
●お金がかかる
●時間がかかる
●うまく行かない
●嫌な思いをする
予想外の問題もどんどん起こってくる。やらなければ、お金や時間を無駄にしなくてもいいし、嫌な思いもしなくても良い。しかし、やって見ることで、何らかの結果が得られる。それをプラスと考えるか、マイナスと考えるかは本人次第だが、今までにない経験が広がるのは確かである。
中国では、1日、なんと15,000社、もの会社が生まれているという。そのうち5年続く会社が何社あるか、10年続く会社が何社あるかは、大きな問題ではない。15,000もの会社が、毎日「何かをやろうとして」誕生している。「まずはやってみている」のだ。その事が非常に重要だ。
お手軽に素早く、ブランドや技術を盗んで、コピー商品で儲ける事を必死でやって来た中国も、研究開発能力、創造力を育てる教育、が必要な事に気が付き、その土壌作りを10年以上前から必死で進めている。
「今」の流れと需要を、素早く読み、組み合わせ、新しい価値と仕組みを創造しようと、外資の技術やシステムなどのノウハウを、批判もものともせずに必死で盗み、泥棒と呼ばれようが何と言われようが、自国流にアジャストし、再構築して世界中にそれを自分の物として売っている。
M&Aをゴリゴリ進め、商標・特許を買い占め、日本のブランドイメージもうまく隠れミノにしたりしている。大小の失敗を繰り返しながらも、可能性を重視し、まさに国を挙げて着実に前に進めている。だから中国は強いのである。
しかし、自分では出来ない、やろうともしないくせに、メッキはすぐ剥がれる、ダメに決まってる、などと言って、そのあげ足を取ったり、笑ってバカにしている人達は、その時点で既に自分自身の発展を拒否しているようなものである。
どんな有名企業、大企業で働いていようが、「やって見ない」人たちは、現状維持が関の山、やってみた時にだけ見える、全く別の風景や可能性に気づく事もなく、没落して行くのは火を見るよりも明らかである。
なぜなら
●今は安心、と思っているその今が、明日も引き続き安心という保証はどこにもないし
●時間は止まらず進んでいるし、時代は確実に1秒1秒動いている
からである。だから
☆やってみたもん勝ち☆
なのである。
つづく