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「めでっ鯛飯」を食べたくて始発に飛び乗った私の話

こんにちは、タケイユウコです。
年末年始ゆっくりと過ごしていたからか、なかなか本調子になりません。
もしかして、いつもこんなゆるゆるだったのでしょうか(笑)。

さて、ゆるゆるしている私のように、寒い日の朝、起きるのが苦手という方も多いのではないしょうか。布団から手が出ようものなら「寒い!体が温まらないと目が覚めない」などと意味不明な言い訳をして10分、20分……と二度寝の記録を更新することもしばしば。
そんな私が4時に起き、始発に飛び乗った理由について、今日は書きたいと思います。

運命の出会いは突然やってきた

仕事始めから数日が過ぎたある日、私のスマホにあるニュースが飛び込んできました。それがこちら。

茶色い陶器のたこつぼに入ったお弁当「ひっぱりだこ飯」で人気の淡路屋さんから、ピンクの鯛型の容器に入った鯛飯弁当が発売されたのです!
淡路屋さんは創業120年とのこと。
可愛いフォルムに一目ぼれしてしまった私は、そこからスマホ片手に検索をスタート!
京都駅で購入が可能かがわかりませんでしたので、京都駅にある駅弁売り場を2日間探しまわりました。
どうやら、京都駅にはなさそう、そう思ったときに次に浮かんだ手段は……。

そうだ、兵庫に行こう

淡路屋さんのウェブサイトを見ると、販売は「淡路屋各店」と書いてあります。つまり、京都駅の駅弁売り場では買えないということ。
(ひっぱりだこ飯や期間限定のいくつかの商品はありますよ~!)
すでにゲットした先輩方の情報をSNSで見る限り、朝の開店と同時に購入されている様子でした。
ありがたいことに仕事に余裕がある時期。そしてこの物欲、いや食欲MAXの私を満足させるためにはゲットするしかない。

そうだ、兵庫に行こう。

そう思った日、私は翌日の休暇届を出しました(笑)。

始発でGO!

淡路屋さんの開店時間は7時開店のお店が多い。でも、私が暮らしているのは京都。兵庫県に行くには、1時間半以上はかかります。
スマホで到着時間を調べると出発時間は朝の5時。

5時……。え?起きるの4時台やん。まだ夜やん。
めっちゃ頑張るやん、わたし(笑)。

逆に面白くなってきた私は、夫に「めでっ鯛チャレンジ」を決行することを宣言し、朝起きたら、たぶん隣にいないことを伝えました。

ねむい、ただそれだけ。

朝4時。スマホのアラームで起きた私は夫を起こさないように素早くアラームを止めリビングへ。
早く寝るつもりだったのに12時半に寝たので、睡眠というか仮眠というか……とにかく寝ぼけまなこで出かける準備をします。

始発の駅。なんだかんだで人がいてびっくり。

驚いたことに、始発にもかかわらず多くの人が電車を待っていました。
通勤なのか通学なのか。みなさん、朝から活動しているのですね、脱帽です。
京都から兵庫県に向かう車内では爆睡。薄目で窓の外を見ると、神戸や明石のあたりでは海と朝日が見えて、ようやく「めでっ鯛チャレンジ」の楽しさをじわじわと感じるようになりました。

最悪のパターン「売り切れです」を妄想する。

目が覚めてくると頭をよぎるのがこんなやり取り。

私:「めでっ鯛飯」ありますか?
店員:すみません、たった今売り切れました。
私:そうですか……。

いや、そうなんだよ。きっとそんなに簡単にゲットできないはずだ。とわかってはいるものの、実際なかった時の気持ちのやりどころはどこなんだろう。
実は、兵庫県出身の私。チャレンジ後には実家に立ち寄ることを両親に伝えていました。
そう、買えても買えなくても、です。
買えなかった時はただただ「あんたアホやな」と言われるしかないではないか!それだけは回避したい。

愛いやつと対面。

7時過ぎ。駅に着いた私は足早に駅弁売り場へ。初めてくらいに降りた駅なので、売り場が見つけられない可能性もある。大幅なタイムロスだけは避けなければ……。
ありがたいことに、わかりやすい場所に淡路屋発見!

私:ピンクの鯛飯、ありますか?
店員:はい、こちらです。

え?ある?「売り切れ」ななくて?
最悪のパターンだけイメトレしていたので、「ある」の言葉がピンときません(笑)。それでも店員さんが手て指し示した先をみると……。

あったぁ!!

「お一人様ひとつ」と書かれた注意書きの下にはピンクの容器に紙で蓋をし鯛飯がふたつ、並んでいました。

実家でランチパーティ☆

実家に帰って、両親とひと笑いした後は戦利品でランチパーティです。

ピンクの鯛以外も買いました。

口コミで知ってはしましたが、大きな鯛の切り身が二切れと、醤油ベースの味付けご飯の上には鯛のそぼろが乗っていました。
鯛の食感を2パターン味わうことができる贅沢なお弁当。
冷たいままでも、少しレンジで温めてもとってもおいしかったです!

ちなみに緑のコンテナ型のお弁当も、鯛飯のお弁当です。
こちらのコンテナ型も人気のシリーズの第二弾とのことで、淡路屋さんのユーモラスな戦略にまんまとハマってしまいました。
きれいに食べ終えてから、緑のコンテナは父にプレゼントしました(笑)。

情熱と行動力は大切にしたい。

使い道を考え中。

先週は思い立ったが吉日の性格が久々に爆発した一週間でした。
「最近物欲がないわぁ」「感動する回路がバグっているのかも」などと女子会で話していた私。めっちゃ物欲も食欲も感情もありました(笑)。
やっぱり私はこうでないと。

情熱と行動力があったから私は今も京都にいる。
これからも、小さなワクワクや「やりたい」のアンテナを大切に、そしてやりたいことを実現するための行動力を失わずに生きていきたいと思います。

本日も読んでいただきありがとうございました。

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