見出し画像

友達から「合格したいなら、本を10回読め」と言われてハッとした話

こんにちは。タケイユウコです。記事を書くのはかなり久しぶりです。
手話サークルの事務処理が4月に無事終わり、本来であれば時間にゆとりができているのに、なぜかnoteに戻ってくることができませんでした。

実を言うと、春から手話通訳の試験に向けた勉強をはじめており、時間があれば本を読んだり問題を解いたりしています。
(と言いきれたら良いのですが、実際はSNSや動画をみて数時間が過ぎています)
今日は私の試験に臨む考えの甘さに気づく機会があったので、note残しておきたいと思います。

手話の勉強<ほかのいろいろ

noteの中で何度か書いているとおり、私は手話の勉強を始めて20年と少し経ちます。手話の学習方法は、市町村が行う手話奉仕員養成講座や都道府県が行う手話通訳者養成講座、地域の手話サークルで学ぶ方など人によって様々かと思います。
手話サークルに所属してから講座の存在を知りった私は、手話サークル→奉仕員養成→通訳者養成の一連の過程を経て、現在は手話サークルでのんびり学びながら参加者と交流を深めています。

思えば、一番自分が吸収できた時期は、手話サークルに入って3年~5年でしょうか。その頃は仕事終わりの時間の大半を「手話関係者と過ごして」いたので、使う機会の多さや時間の長さと比例して、手話が身についている手ごたえがありました。
手話の学習は講座のカリキュラムをひととおり修了すると、その後は自分で技術を磨く必要があります。

ただ、一定の目標まで到達するとほかの「やりたいこと」がでてくるもの。誘惑に弱い私はさらに磨きをかける時間を十分にとれていませんでした。

そんな私の自主学習スイッチを入れてくれたのは一人の友人でした。

本を10回読め?

今の職場の契約職員期間は今年で最後。つまり、次の職場を探さねばなりません。仕事を探すことは大変ですが、一方では仕事と職場の環境に慣れている今が、新しい力をつけるには良いタイミングだと考えていました。
自分のペースでじっくり勉強したいことって何だろう……。そう考えた時、頭に浮かんだ「手話通訳」。せっかく勉強するのであればと、資格試験を受験することにしました。

対策本や過去問題を買い込み、いざ勉強スタート。でもなかなか思うように時間が作れません。夫とご飯を食べたり飲んだり……。酔って寝てしまい一日が終わる日々が続きます。

一度解いた問題は、理解できた気はするけれど、しばらくすると、また???な状態。こんなんで試験に受かるんやろうか。

そんな時に久しぶりに友人と食事をする機会があったので、決意表明をしました。

私:手話通訳の試験受けようと思うねん。でも勉強が難しくて。

友人:そんなん、本を10回読んだらええやん。

私:えー10回!?だってほかにも本はあるねんで……

友人:だからどの本も10回読んだらええねんて。そうすると答えが見えてくるもんやで。

本を10回読めと言われた後に、自分で言った言葉にハッとしました。
「でも」や「だって」を使っていますね。いかにも自分には「無理」と言いそうなニュアンスでした。
私は、このようにしていつも「自分には無理だ」と見えない壁を作っていたのかもしれません。

この日から私のカバンには毎日手話の本が入っています。試験まで2か月、どれだけ10回に近づけるかわからないし、読めない日もあるけど、1ページでも多く読むことを決めました。

今できることを

私は手話通訳の勉強ですが、様々な資格試験やスキルアップのために勉強に励んでいる方も多いと思います。
仕事でかかわっている学生のみんなは、大学の試験や就活のようにいつも何かにチャレンジしているので、頭の下がる思いです。
(それなのに、すぐ「記事、書いたらいいやん」とか言ってごめんなさい)

これから追い込みの時期に入ります。
初めから「きっと無理だろう」と思わず、忙しくても「でも」「だけど」と考えずに、今の自分にできることをプラス思考で取り組んでみます。

このnoteを読んでくださる方の中に、今年何か大きなチャレンジをする方はがいたら、一緒にぼちぼち頑張りましょうね。
本日も読んでくださりありがとうございました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?