ガッツリ活動しているからこそ企業内で気を付けている唯一のこと
社内では、私が中小企業診断士として外でどのような活動をしているのかという話を、基本しません。
聞かれれば話しますが、こちらから積極的に中小企業支援の話をすることで担当事業が回る……みたいな案件を抱えているわけではありませんし、守秘義務もありますからね。
だからでしょうか、私のことを、外で何やら忙しく動いていて、月に何度かお菓子を買ってきてくれる食料調達係の人だと思っている新入社員が少なくないようです。
先日、同僚たちからそんな話を聞いた時には、驚きを飛び越えて思わず笑ってしまいました。カワイイ。喜んでくれるなら、いくらでも買ってくるよ( ̄ー ̄)
このように、割と自由奔放(?)に中小企業支援活動をしていますが、(一応)まだ所属先があるということもあり、(一応)いろいろ考え実行していることがあります。
今回はそんな、一緒に働く同僚向けに気を付けていることについてのブログです。
◆結論:可能な限り社内で仕事する
週あたりの在宅勤務上限が原則なく、有給休暇も取りやすい、そんなに都合のいい働き方ができる会社があるのか!?と思われるくらいになった所属先。
同僚たちは自分の都合やペースに合わせて在宅勤務と出社勤務を、自分で考えながらうまく使ってくれています。ここまでくるには8年くらいかかったでしょうか……。
こんな企業文化にはなりましたが、私は2~3時間でも出社勤務できそうなタイミングがあれば出社して、社内で仕事するようにしています。
誰かに言われたからではなく、今までの経験と現状を見て決めました。
ポイントは2つ。
●「ここにいるよ」
1人1人が考えて行動できる同僚たちなので、基本的には私がいなくても大丈夫です。
しかし、人間は完璧じゃない。
自分の中で「あ、どうしようかな……」と思うことだってあります。
できる限り出社勤務していれば、そんなタイミングが来た際に時間差なく相談・解決ができますし、同僚たちの中にモヤモヤを残さずに済みます。
実はこれ、私が若かりし日に体験・経験したことに対する恩送りです(細かいことは恥ずかしいので省略。気になる人がいるようなら懇親会で会った時にでも声を掛けてください)。
●「やってるよ」
様々なツールのおかげもあり、場所や時間に縛られず仕事はできます。
しかし、自分の目で見たほうが一緒に仕事をしている雰囲気を感じられるという人は、まだまだいます。
これを変えるのは、本当に難しい。
数字だけじゃなくて文字だけじゃなくて、実際に動いている姿を見せる。
外でガッツリ中小企業支援をするには、こういった配慮(?)もまだまだ必要ではないかなぁと感じます。
◆“これもアリなんだ”を見せる役
1つの場で集中して長く仕事をして……。そんな働き方を否定するつもりはありません。1つのことにすべてをかける仕事ができるって、私にはできないことなので、羨ましいです。
ただ、ツールが進化していることや、働き方に関する考えの多様化がやや許されかけている雰囲気を見ると、今までのような1社に雇われる働き方が当たり前という状況は、今後急速に変化していくだろうと感じてます。
「こんな働き方もアリだよ」
「動てみてもいいんだよ」
「こんな世界もあるよ」
今の常識に対して疑問を感じている同僚がいるなら、いろいろな選択肢があることを示し、行動するきっかけをプレゼントする。
社内でこういう活動をしていくことが、もしかしたら私が今の場所でやるべき最後の仕事なのかもしれません。
……なんて書きつつ、中小企業診断士としての活動はまだまだ続きます。
今の支援先・活動先は東京・神奈川・埼玉・茨城が多いので……次のお土産は房総かな、沖縄かな( ̄ー ̄)