両親と猫様から欲する大事さを学んだ話
前回の記事、私がnoteを書き始めてから最大のアクセス数になりました。読んでくださった皆様ありがとうございます。
このnoteを書いた後、身内で不幸が続きました。
打ち合わせの欠席やリスケにご理解いただきました方々への御礼もかねて、この一か月ちょっとで改めて学んだことを書いてみます。
◆ 父の欲からの学び
先日のこと。父が突然こんなことを言うのです。
「骨になったなら何もできない。悔いが残らないようにやりたいことをやる」
娘の私に対しては、10数年に一度くらいしか本音らしきものを言わない父。
なので、「久しぶりにきたな」と。
自分に近い年齢の人が旅立ったので、思うことがあったのかもしれない。
私に何か言っておきたかったのかもしれない。
でも、言葉にして発したのだから、きっと、悔いが残らないように、やりたいことをやるでしょう。
最近「●●したい」という言葉を発していなかったなぁと、父の言葉を聞いて気づくことができました。
私は言霊を信じています。
口に出し続けていたら、それが現実になる。実際、そうなったことがたくさんあります。
これからはもう少し、自分の欲を言葉に出していこう。
そうそう。この言葉を発した翌日、父はサイクリング用のウエアを2着購入。
新しいウエアを着てルンルンしながら走りに行きました。
以前から欲しいと言っていたロードバイクを今年7月に購入してから、朝1時間ほど霞ケ浦界隈を乗り回しています。
これも「悔いなく、やりたいことを」の一環なのかな……。
安全運転で。長生きしてください。
◆ 母の欲からの学び
母が「iPad使いたい」と宣言したのは4年半前。
物心ついた時からアナログ好きな母の口から「iPadが欲しい」なんていうフレーズが出てきたのです。当時は天地がひっくり返るくらいの衝撃を受けました。
母がiPadを欲しがった理由は、株の値動きをアプリで見たかったから。
次第に、楽天市場であらゆる商品を自分のペースで見られる喜びを感じたのか、買い物がリアルからネットへとシフトしていきました。
「●●したい」という想いは、成長するきっかけになるんだなぁと、母がiPadを使う様子を見て気づくことができました。
年齢を言い訳にせず、新しいもの・ことを自分のものにする。そうすると、自分の中で新しい化学変化が起きて、また欲に繋がって……の繰り返し。
ここ最近、忙しさや減らないアイツを言い訳にして大きなチャレンジをしてきませんでした。
そろそろ動き出す時なのかもしれません。
そうそう。「あーちゃんと顔を見て話したいときだってあるのよ」という欲があったようで、母は昨日Zoomの使い方を覚えました(URLは私が発行しているけれど)。
いつまでも生き生きと我が道を。長生きしてください。
◆ 猫様の欲からの学び
私とFacebookで繋がっている人の中には、年に数回搭乗していた白黒の猫のことを覚えていてくれている人もいるかもしれません。
実は、推定20歳だった我が家の猫様ぶーちゃん(本名クロ)が昨年10月に旅立ちました。
そして、ぶーちゃんの一周忌がもうすぐ……というタイミングの9/22(火)、ぶーちゃんの娘ちーちゃん(本名バニラ)も旅立ちました。推定18歳。
2匹とも武井家が飼ってきた猫の中では一位・二位の長寿っぷりでした。
歴代の猫たちと何が違うのか考えたのですが、違いのひとつは、並外れた想いを伝える姿勢ではないかと考えています。
食べたいカリカリと出されたカリカリが違うと、座り込んでガン見するのは日常茶飯事。
寂しくなると夜中だろうが早朝だろうが、「ねぇぇぇぇぇぇ」と大声で人間を呼び出します。
周りの人はどう思っているか分からないのですが、私、自分の想いを外に出すのが苦手です。
人の想いを聞いて、そこに寄り添っていくほうがいい。
中小企業診断士としては、そういう姿勢って当たり前だとは思います。
ただ、想いは口にしないと伝わらない。
2匹の長寿猫から、想いを伝える大切さを気づかせてもらえました。
長いことありがとう。安らかに眠ってください。
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9/28(月)は、企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム(企業内チーム)の9月定例会です。
リーダーの三木さんがnoteの記事にしていたような、リアルとオンラインの混合パターンで開催できないか、ギリギリまで検討しています。
ハイブリッド開催が実現できるよう、減る気配のないアイツには大人しくしておいてほしいものです。
頂いたサポートは中小企業支援・創業者支援に繋がるような使い方をさせて頂きます。また、サポートを使わせて頂いた際には記事として内容を書かせて頂きます。