「会社の望む人間になろう」という考えが1ミリもなくなったと気付いた話
中小企業診断士の武井です。前回のブログ記事では多方面から数多くの反響をいただきました。ありがとうございました。
今回、どんな内容をお届けしようかと考えていた時に、ネタのヒントになったのは私たち企業内チームのリーダーが書いたこの記事。
そこで、昨年11月にふと気付いた(発見した?)話を書き残してみます。
【目次】
・会社の望む人間になれるよう頑張ります
・きっかけは中小企業診断士試験
・攻めの姿勢を忘れず実行!
・1人ブラック企業にならない動き
私が中小企業診断士になって5年。2019年は更新の年を迎えます。
中小企業診断士の試験に合格し登録した頃は、5年後の自分がどのような姿になっているのか予測すらつきませんでした。
しかし、お陰様で、メンバーや環境に恵まれ、企業に所属している割には、かなり(相当?)自由に中小企業診断士として活動できています。
そんな昨年11月の時の話。
所属先で新たに採用した人事評価方法について「これは……このままではイカンだろう……」ということがありまして(詳しくはご勘弁を)。
そんな時に、たまたまランチで一緒になった同僚の女性(20代後半)に世間話をしつつ、新たな人事評価方法についてヒアリングをしてみたのです。
その時の彼女の一言が、今の私にとっては衝撃的だったのです。
◆「会社の望む人間になれるよう頑張ります」
おぉ……なるほど……。
私も昔はそう考えて仕事をしていました。
認められたい。結果を残したい。
しかし、今の私に「会社の望む人間になりたい?」と聞くと、答えはNOでした。
実際、自分の評価が上がるような活動はゼロで、一緒に働く人たちの評価・経験に繋がるようにパス出しする日々です。
一体、私は「会社の望む人間になれるように頑張ります」という感情を、いつ、どこに置いてきたのだろう……
◆きっかけは中小企業診断士試験
以前、こんな記事を書きました。
試験に合格するためには自分の完璧主義っぷりを捨て、周りを信頼する必要がありました。
また、中小企業診断士として活動をしていくと、支援先からたくさんの「ありがとうございます」を頂戴できます。
それに、会社への未練はありませんが、残していくメンバーたちが笑顔で仕事を続けられるようにしたいという欲求は強く抱いています。
おそらく、これらが合わさった結果、自然と「会社の望む人間になろう」という考えが1ミリもなくなったのかもしれません。
◆1人ブラック企業にならない動き
「お前はクビだ」とも言われていないし、残していくメンバーたちが笑顔で仕事を続けられるようなプロジェクトも施策も途中段階。
なので、あともう少しは今の環境で中小企業診断士として活動していきます。
とはいえ、企業に所属しているからといって守りの姿勢を取るつもりはありません。
春には、自分プロジェクト(“事業”とか“創業”というと恥ずかしいので、この言い方をしています)もスタートさせます。ただいま鋭意準備中。
2019年からは
・企業での仕事プロジェクト
・中小企業支援プロジェクト
・創業者支援プロジェクト
・投資関連プロジェクト
・自分プロジェクト[NEW]
の5本が自分という会社の柱事業になっていきます。
そうなると気を付けたいところが、健康面。
どんなに楽しく活動しても、ブラック企業のような動き方をするとストレスも溜まりますし、健康面に悪影響を及ぼすこともあります。
普段の動き方については初回のブログ記事で書いてはいるのですが、こんな感じで今まで以上にオンとオフのメリハリをつけて24時間365日を過ごしていきます。
ちなみに、企業内診断士にはこのようなメリットがあると感じている中小企業診断士もいます。
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次回も、「中小企業診断士になってから5年でこう変わるとは……」といった話をします。
<2019/3/20更新>
お読みいただき、ありがとうございました!