中小企業診断士1年目で必ずしていた質問
今月から、中小企業診断士試験に合格した皆さんとお会いする機会が増えます。
私自身は、中小企業診断士のみが集まる場に出る機会が年々減っていますが、企業内チームの所属元である中小企業政策研究会(政策研)の1月定例会(チーム紹介会)に本会・懇親会ともに参加予定です。
懇親会は可能な限り各テーブルに挨拶に伺いたいと思っておりますので、このブログを読んでくださっている新1年目のみなさん、よかったら声を掛けてくださいね。
個人的には、過去を振り返るのが好きじゃないのですが(できれば前だけ向いていたい)、私が中小企業診断士1年目のシーズンにコレをやっていたという話をすると、結構驚かれたので、今回はそんな約7年前のことを書いてみます。
新1年目としてこれから活動される人にとって、何か参考になるなら幸いです。
◆診断士1年目に必ずしていた質問
新1年目って、先輩診断士に会える場がたくさんあります。
そんな場で、
・どうして診断士になろうと思ったんですか?
・今、どんな活動をなさっているんですか?
・1年目はどんなことをなさってたんですか?
・どんな診断士が必要だと感じていますか?
という4つの質問を、私は先輩診断士にしていたのです。
最初からこの4つだったわけではなく、A団体、B団体……と経験する中でカスタマイズして、最終的にこの4つに収まりました。
【理由1】傾向分析ができるから
中小企業診断士といっても、年次・出自・年齢・活動内容・活動範囲がバラバラです。
そんな先輩診断士に同じ質問をぶつけることで、
・みんな言うことが同じ論点
・系統によっていうことが異なる論点
・この考え方は自分には合わない
・この人の言うことは信用できそうだ
・で、言った本人はそれが出来てるの?系
・自分の仲間に引き入れたいんだなぁ(No Thanks)
などのパターンが存在すると体験できるので、
・協会に入ろうかどうしようか
・どこの研究会に入ろうか
といった、中小企業診断士としての今後に向けた判断材料に使えます。
※あ! このnote久しぶりにシェアしますね↓
【理由2】仕入れたいネタを着実に仕入れたいから
新1年目さんに(いろいろな意味で)興味があれば、先輩診断士のほうから親切に話かけてくれるだろうなぁとは思っていました(実際そうだった)。
ただ、新1年目側がネタ振りをしないと、年次・出自・年齢・活動内容・活動範囲がバラバラな先輩診断士からは、多様な話こそ聞けても、自分が仕入れたいネタを着実に仕入れることは難しいかなぁとも思っていました。
だって、いくら百戦錬磨(?)の先輩診断士だって、一目会ったその瞬間に相手がどんなことを聞きたいかなんて、さすがに分からないでしょう、超能力者じゃないもの。
せっかく時間を作って参加するのですから、価値あるネタを持ち帰る工夫が必要ではないでしょうか。
◆診断士1年目が今に全部つながっている
診断士1年目の頃って、たくさん経験したいし、1年目対象の集まりも多いので、お金が出ていくばかり。
「研究会に出続けて意味があるの?」「懇親会って無駄じゃない?」って感じることもあるでしょう。
しかし、続けることに意味があることってあります。
私の場合は、研究会も懇親会もコツコツ続けることで、今のすべての活動に繋がりました。
出席し続けることで、人となりが分かり、信用・信頼に繋がったのだと思います。
※診断士業界で有名なこのセリフに繋がる記事もシェアしますね。
投資のリターンって、そんなに早くは来ません。
だいたい、忘れた頃にやってきて、「繋がった~!」と驚くものです(詳しい事例があるのですが長くなるのでここでは割愛)。
すぐリターンが来ないからといって捨てるか。
石の上にも三年っぽいこともやってみるか。
どの選択肢を選ぶのかは、自分という商品・サービスを売っていく私たち中小企業診断士次第です。
※中小企業政策研究会(政策研)とはこんな研究会です↓
※研究会を選ぶ参考noteはこちら↓
私もまだまだ頑張ります!