信念を曲げて作っている理論政策更新研修コンテンツの行方
ちょうど1年前くらい、自分の備忘録も兼ねて、中小企業診断士向け理論政策更新研修コンテンツの作り方についての記事を書きました。
年間を通してみると上位5位に入るほど読まれる記事に。
どこかのどなたかの役に立ったのなら、この記事を書いた甲斐があったというものです。
今年度は中小企業診断士向けの理論政策更新研修について「登壇してほしいのですが……」といった話がなかったのです。
まぁ、今まで何度も登壇させていただいているし、なんなら、こういったこともあったので……。
「あ、中小企業白書が出たタイミングだけれど、ちょっと読むの、後回しにしよう(ルンルン)」
だなんて思っていたんです。
そんな私の無責任っぷりが伝わったのでしょうか……思わず、こう呟いてしまう事態が発生。
何かと言うとですね。
有り難いことに、7/9(土)リアルで開催される中小企業診断士向け理論政策更新研修に登壇させていただけることになったのです(私は中小企業白書部分のパートのみ担当します)。
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メインの第二部を担当するのは、中小企業診断士資格を持っている市長としても有名な、小野寺晃彦青森市長。
市長と私との組み合わせで理論政策更新研修に登壇するのは、今回が3度目。
1度目(リアル開催)は、このような内容で理論政策研修を実施しました。
私は市長とご一緒した過去2回、同じ論点で白書を扱っています。
今回も、何か別の機会で登壇の話をいただいたら、おそらく同じ論点で、今年版の中小企業白書パートを研修したはずです。
しかし、今回は自分自身の信念を曲げました。
その経緯とか、どのような内容にすべく研修内容を作っているのか、今回はまさに“現在進行形の研修コンテンツ作成”について書き残してみます。
◆ 信念は曲げないもの?
理論政策更新研修って、割と年1回のペースで受講している人が多いのではないでしょうか。
(諸事情あって1か月の中で数回みたいな人もお見かけしますが……)
そういったこともあって、私が理論政策更新研修を担当する際の中小企業白書については、“最低限知っておいてほしい論点”を広く浅く取り扱ってきていました。
しかし、今回は別。
「今までの通りでいいの?」と問いかける、心の中の私がいました。
小野寺市長は今2期目。1期目だった4年間も多種多様な問題に対応していますが、難しさは今も同じ。いや、なんなら1期目以上に難しさを感じることもあるでしょう。
そんな最新の状況を(許される範囲内で)披露してくださる理論政策更新研修になるはず……。
(実際、1回目も2回目も内容は変わりましたからね)
そう思った時、私が抱いていた“最低限知っておいてほしい論点をやろう”という信念は、あっさり捨て去ることができました。
中小企業診断士の資格を持っていて、かつ、現場の最前線で街づくりをしている。そんな市長の話を直接聞くことなんて、なかなかできません。
そんな貴重な機会だからからこそ、中小企業白書のパートについても、市長が語る内容に寄り添えるものにしたい。
そう考えて、大塚商会様にはこんなメールをしました。
研修コンテンツを作る時って、何回か使えるかっていう点も考えて作るものです。
研修コンテンツを作るの、本当に大変ですから。労力かかります。
しかし、今回は別。久しぶりのリアル開催だし。
参加される中小企業診断士の皆様に「参加してよかった」と思っていただけるようなコンテンツにしたい、今まで以上に。
なので、私が担当するパートも今回限定のスペシャル版でお届けします。
(今、まさにコンテンツを作っているところです)
◆ 自分ができることをやるのみ
私は街づくりのプロじゃありません。
そんな私が市長の前座をやるべきか……みたいな点は、過去2回、何度も悩みました。
しかし、日々の企業支援を通じて街の皆様とご一緒する機会が年々増えている今、中小企業白書の内容とリアルな街の声を合わせて伝えることはできる。その自信はあります。
そんな状況で作り上げる理論政策更新研修。
結果、どうなるかは……よろしければ、ぜひ現場で直接ご覧いただきたいです。
申し込みはコチラから。
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特別なコードもあるので、希望される方は私宛てにお知らせください。
大塚商会様の経営支援サービス【公式】Twitterアカウントにも、こう言っていただけましたので……。
いつも以上に充実した内容でお届けします!