【滋賀レイクス】バンビシャス奈良戦に向けて予習をする話②【要注意】
バンビシャス奈良については過去記事があります。この記事単体でも、問題なく読めるようになっていますが、ご興味がある方はぜひ。
シーズン序盤のぼくはいかに元気だったかがわかりますね。観戦記事とかあげてますし。最近書けてないなあ。
ではここから今回の記事に入ります。
〇はじめに
前節、山形ワイヴァンズ戦を連勝で終えることが出来た滋賀レイクスはレンショーを5に伸ばすことに成功。スリーポイントに力を入れている山形のスリーポイントの確率を抑えることに成功しましたね。
さて、次節の相手はバンビシャス奈良(以下:奈良)。10月の試合以来、約1か月半ぶりの再戦となります。
そんな奈良について、調べていきたいと思います。
過去記事と合わせると、絶対に過去最長の文量になりますので、なるべく簡潔な文章を目指していきます。
〇今シーズンのバンビシャス奈良
まずは今シーズンのバンビシャス奈良について見ていきましょう。
現在のバンビシャス奈良は7勝12敗で西地区の6位に位置しています。
過去記事はシーズン開幕直後であったこともあって、スタッツをまとめた表を作っていませんでした。現段階での奈良のスタッツを見てみると以下のようになります。
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この表から見てみると、今シーズンのバンビシャス奈良はスローペースなバスケを意識しているのかなという印象を受けます。
昨シーズンよりシュート本数を減らし、相手のオフェンス回数も少なくすることで、奈良の得点自体も下がったものの、対戦相手からの失点も減らしています。
その一方でシュート確率が上がってきておらず、結果として得点が伸びてきていないのが、今シーズン通してのスタッツからは見られますね。
原因としては、選手の入れ替わりが多かったことが要因にあげられそうですね。オフシーズンに5人の選手を残し、大きくメンバーを入れ替えた影響があったのかもしれません・・・。
〇調子を上げているバンビシャス奈良
前項目のような話をしていたのが、前回のレイクスとの試合前までのバンビシャス奈良です。
しかし、現在のバンビシャス奈良はどんどん調子を上げてきています。10月と11月以降で比較すると、バンビシャス奈良の対戦成績は明らかに変わっています。
奈良は10月は9連敗と非常に苦しい状況にありました。しかし、11月の初戦で山形ワイヴァンズに初勝利をあげると、11月以降は6連勝を含む7勝3敗と勝率を大きく伸ばしています。
この違いについては、スタッツ面で比較をしてみるとはっきりと表れています。
今回は時期別で比較をするために、奈良のスタッツ、対戦相手のスタッツをそれぞれまとめました。しかし、無視していただいて大丈夫です(読みにくいので)。
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さて、大事なのはここからです。上の表をそれぞれ時期別にわけてまとめてみました。そうするとこうなります。
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読みにくいと思うので、簡単に以下にまとめさせていただきます。
今回の記事のハイライトは多分ここです。
【時期別に分けた表からわかること】
(数字は10月と11月以降で比較しています)
①奈良のディフェンスが良くなっている
【関係していそうなスタッツ】
・平均失点:83.0点→72.4点
・相手のFG試投数:67.2本→63.9本
・相手のFG成功率:46.6%→41.6%
・相手のOR:13.2本→10.7本
・奈良のDR:25.2本→27.9本
・相手のアシスト:20.2本→16.0本
・奈良のブロック:1.4本→3.5本
②奈良はオフェンスも良くなっている
【関係していそうなスタッツ】
・平均得点:69.6点→73.3点
・FG成功率:41.6%→43.7%
・奈良のTO:13.4本→11.6本
・相手のブロック:3.3本→1.6本
【大まかなまとめ】
・奈良は相手の攻撃を少なくしてディフェンス力が向上
①奈良のTO・相手のブロックが減った
→相手のファストブレイクポイントが減った
②相手のORが減って、奈良のDRが増えている
→相手のセカンドチャンスポイントを抑えている
上記理由の項目のための表は下に添付します。
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〇個人的な注目点
さて、最後に簡単に今節の個人的な注目点を取り上げたいと思います。
今節の注目点は「林瑛司選手をどうやって止めるのか」です。
前回の対戦時、観戦感想記事でトピックにしたくらい、ぼくの中では印象的な選手でした。
10月の対戦では18得点、19得点と大暴れをした林選手。
現在も平均得点12.1得点と非常に好成績。新潟アルビレックスBBの高橋克実選手の13.8得点に次ぐ、日本人選手としては2番目の得点力を有しています。
出場時間には波があるものの、11月25日の岩手ビッグブルズ戦では26分出場で27得点と爆発力を兼ね備える選手です。
今回も注目選手の一人であることは間違いないはずです。レイクスのみなさまのディフェンス・対策に注目したいなと思います。
日本人SFの林選手の活躍自体は非常に楽しみなんですが、レイクスがシャットアウトするシーンが見たいですね。
〇まとめ
・バンビシャス奈良は11月以降どんどん調子を上げている
・奈良の好調の要因はディフェンス力の向上
・林瑛司選手をどうやって守るかにも注目
5レンショーを飾ったレイクスは、好調な奈良をホームに迎えて戦います。奈良のディフェンス力がどんどん上がっています、要注意です。
おそらく、奈良から滋賀にいらっしゃるブースターのみなさまも多くいらっしゃることでしょう。レイクスブースターも負けないパワーで後押ししたいですね。
隣県チームとの試合ですから、両チームの熱い応援も非常に楽しみです。
今回、レンショーを7に伸ばして、クラブ記録を更新出来るようがんばりましょう!
今節もがんばれ、レイクス。
おわりです!
〇おわりに
このまとめを書いている時にレイクスの公式HPを見ていたら、特設ページの「試合の見どころ」と今回の記事の内容で重複してしまっていた内容がありました。
公式のリリースに気がついたので、リンクを載せておきます。チーム関係者のみなさま、大変失礼いたしました。
問題があれば、記事はいつでも削除いたしますので、ご連絡いただけますようお願い申し上げます。