【滋賀レイクス】ベルテックス静岡戦に向けて予習・復習をする話【またがんばろう】
※ベルテックス静岡のブースターのみなさまには、本記事でご不快な思いをさせてしまう可能性があります。あらかじめご承知おきの上、ご覧になられますようお願い申し上げます。
〇はじめに
先週の一週間、熊本ヴォルターズ・アルティーリ千葉との東西地区上位チームとの首位争いを繰り広げた滋賀レイクス。
アウェーの千葉までいらっしゃったレイクスブースターの方も非常に多かったようで、本当にお疲れさまでした。
結果だけを見ると、3連敗と非常に悔しい結果となってしまいました・・・。西地区首位だった順位もこの結果を受けて、3位まで後退することとなりました。
ですが、シーズンはまだまだ終わっていません。あと、23試合もあります。現在1位の熊本ヴォルターズとも、ゲーム差はわずかに1ゲーム。再びレイクスが逆転することも十分に可能なはずです。
現在1位の熊本ヴォルターズとは3月に1試合を、2位のライジングゼファー福岡とは3月・4月に2試合ずつ、計4試合の直接対決を控えています。ここで勝てれば、順位争いも大きく動くはずです。
ケガで長期離脱をしていたインサイドの要、ジャスティン・バーレル選手の復帰も近づいてきています。そうなれば他のインサイド陣の選手のスタミナ面の問題も少し解消されることでしょう。川真田紘也選手の日本代表選出による不在については・・・おめでたいことなのでノーカンとします。
さて、そんなレイクスですが次節の対戦相手はベルテックス静岡。年末ゲームの対戦相手なので、約1か月ぶりの対戦となります。
今回はそんなベルテックス静岡について見ていきたいと思います。前節がぎりぎりのアップになってしまったので、今回は早め早めに、コンパクトに記事をあげていきたいと思います・・・。
ベルテックス静岡とは12月末の試合で戦っており、その際にも作った過去記事があります、ご興味があればぜひ。
〇今シーズンのベルテックス静岡
〇今シーズンのベルテックス静岡
まずはいつも通り、今シーズンのベルテックス静岡について見ていきましょう。シーズン全体を通してのベルテックス静岡・対戦相手それぞれの目線でスタッツをまとめています。
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今シーズンのベルテックス静岡の特徴については、過去記事から大きく変わらず、以下の特徴があると言えそうですね。
【過去記事より抜粋:ベルテックス静岡の特徴】
静岡のスタッツを見てみると、シュート成功率の高さやターンオーバーの少なさが光っていますね。
その一方で、フリースローやオフェンスリバウンド、スティールにブロックといったスタッツは低くなっているようですね。
フリースローの本数は少ないですが、成功率はかなり高いようなので、ファールに注意する必要がありそうですね。
そして、出場時間が分散され、長期離脱をする選手が少ないのも静岡の特徴だと言えるでしょう。プレータイムが最も長いのがトーマス・ブロープレー選手、ケニー・ローソン・ジュニア選手の27分。
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平均出場時間が20分を超える選手が上記2選手に加えて5名、出場試合30試合を超えている選手が全部で10人とプレータイムがシェア、負担の軽減がなされているのも強みですよね。
試合に継続的に出ていれば試合勘は失われないでしょうし・・・メリットも大きいものかと思います。
〇10~12月のベルテックス静岡
さて、ベルテックス静岡のスタッツを時期別に分けて見てみましょう。レイクスが対戦したのが12月末でしたので、今回は10~12月、1月~2月に分けて見ていくことにしようと思います。
そんなベルテックス静岡の10~12月のスタッツをまとめてみるとこうなります。
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ベルテックス静岡のシュート成功率は全体的に高く、特に3Pやフリースローの成功率はリーグ全体で見ても、かなり高いことがわかりますね。
また、ターンオーバーが敵味方ともに少ないことからも、締まったゲームをしているのではないかと考えられそうですね。
スタッツ上では、スティールやブロックのような、いわゆるハデめなプレーが少なめのチームのようですね。
過去記事の内容と、時期的な問題から内容がほぼ同じになるので、ここは手短にまとめてしまいますね。
〇前回対戦の振り返り
前回対戦についても、簡単に振り返っておきましょう。
2023年末のベルテックス静岡戦はホーム滋賀での対戦となり、なんとか2連勝。特にGame1はオーバータイムに突入するハードなゲームとなりました。
レイクスでいえば、ブロック・モータム選手、ライアン・クリーナー選手がスコアリーダーとなって戦ってくれましたね。
スリーポイントの成功率については、Game1では21.9%、Game2では56.5%と大きく差が出てしまっていました。
また、不動のスタメンだったジャスティン・バーレル選手はこのGame1の試合から離脱をすることになってしまいましたね・・・。無事に帰ってこられそうで本当に良かったです。
〇Game1のハイライト・ゲームレポート
〇Game2のハイライト・ゲームレポート
勝利ゲームのハイライトをみて、ポジティブな気持ちで今度の静岡戦に臨みましょう!
〇1~2月のベルテックス静岡
そして、レイクスと対戦した後、2024年のスタッツをまとめてみるとこうなります。
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表を見てみると、これまでの表と比較して、平均失点が大きくなっている部分が目立ちますね。
2024年のベルテックス静岡は現在、3勝6敗とやや黒星が先行。12月同様、1~2月にかけても上位チームとの対戦が多く、苦しい時期にあると言えそうです。前節では熊本ヴォルターズ相手に勝利をおさめるなど、地力のあるチームではあると思うのですが・・・
シーズンを経るごとに、今シーズンB2に昇格した静岡のデータも増えてきて、各チームの対策が進んでくるところも大きいのではないかなと個人的には感じています。
チーム数が14チームと少ないので、B2は同チームとの再戦が多くなりますからね・・・。これはレイクスにも当てはまるところはあるのかなと思っています。まあ、逆もまたしかりなのですが・・・。
そんな1〜2月の静岡でチームを引っ張っているのが、外国籍シックスマン、ジョン・ハーラー選手(C/PF)です。
シーズン平均12.5得点のハーラー選手は1月以降は平均16.1得点。
インサイドを専門としていて、シュート成功率も1月以降は74.3%と非常に高く、シーズン平均の63.2%からも大きく伸ばしています。
シックスマン起用が多いことから、試合の状況に合わせて出場のタイミングを調節出来るハーラー選手。リバウンドでもチームをリードする、シーズン平均10.3本という数値を残しています。
レイクス側もハーラー選手の出場時には対応を強いられそうですね。
〇まとめ
・静岡は最近は苦戦傾向だけど、上位チームに勝つなど地力があるチーム
・外国籍シックスマン、ジョン・ハーラー選手の活躍が最近はめだつ
・レイクスもここからまたがんばろう
少し苦戦が続いてしまったレイクスですが、ここからは上がり目しかありません。大黒柱のジャスティン・バーレル選手の復帰は間近ですし、柏倉キャプテンも今後戻られるはずです。戦力的にも精神的にも大きなはずです。
この2か月ほどの間、レイクスは短期契約などでの選手補強は基本的に行わず、現行のメンバーで戦うことでレベルアップをねらう選択肢を取りました。
チーム構築に一貫性・継続性を持たせることで、フィットを高める事を重視したのでしょう。プレーオフで勝ち抜くチームを作り上げるために。
実際に、この期間に大きな成長を見せてくれた選手も多くいらっしゃったはずです。チーム全体がレベルアップすることで、最後まで戦い抜くと決めたのでしょう。
この選択がどう結論付けられるのかは、シーズンの最後にしかわかりません。ですが、レイクスに関わるみなさまが正解の選択だったと思えるような結果になる事を願うばかりです。
今週もがんばれ、レイクス。まだまだここからだよ。
おわりです!