【滋賀レイクス】愛媛オレンジバイキングス戦に向けて予習・復習をする話②【プレーオフまでM5】
※愛媛オレンジバイキングスのブースターのみなさまに、不快な思いをさせてしまう可能性があります。あらかじめご承知おきの上、ご覧頂けますようお願い申し上げます・・・。
〇はじめに
前節、越谷アルファーズとの2連勝で終え、連勝を6まで伸ばした滋賀レイクス。
ぼくも滋賀におじゃまして、会場で試合を見させて頂きましたが、超満員のダイハツアリーナ、本当にすごかったですね。今週の試合記事を優先してしまいましたが、日記もじきに書きたいなと思います。
そんなレイクスの次節の対戦相手は愛媛オレンジバイキングス。今シーズン3度目の対戦となりますね。そして、レギュラーシーズン最後の愛媛戦となります。
今回はそんな愛媛オレンジバイキングスについて調べてみました。
ちなみに、過去の対戦前の記事もありますので、お時間があればぜひ。
〇今シーズンの愛媛オレンジバイキングス
まずは、今シーズンの愛媛オレンジバイキングスについて見ていきましょう。現在の愛媛は14勝29敗で西地区7位に位置しています。
後述しますが、直近の成績は7勝6敗と好調なチームです。
いつも通り、今シーズンを通してのスタッツを愛媛、対戦相手それぞれでまとめると、こうなります。
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前回対戦前に「今シーズンの愛媛オレンジバイキングスの特徴」について、スタッツ面から考えてみました。
そこに修正?を入れる形で「現時点から見る」愛媛オレンジバイキングスの特徴を考えてみたいと思います。
【今シーズンの愛媛オレンジバイキングスの特徴】
〇オフェンス面
・リーグ内で相対的に得点力が少なめ
・FG試投数は全体的に少なめだが、3Pを増やしている・FG成功率に苦戦、特に3Pの確率に苦戦している
・フリースロー試投数、オフェンスリバウンドが増加
・ターンオーバーが多くなってしまっている
〇ディフェンス面
・平均失点が高くなってしまっている
・対戦相手のFG試投数が多くなっている
・3Pの試投数が多く、高確率で決められている
・対戦相手のターンオーバーが少なめ
こうやって見てみると、大きな傾向は変わっていないと言えそうですね。
ですが、最近の愛媛は3Pの試投数が減少傾向、2Pの試投数が増加傾向にあることがわかります。
そして、その変化については時期別に分けて見てみるとわかりやすいので、この先の部分で紹介させてください。
〇時期別に見る愛媛オレンジバイキングス
ここからは、時期別に愛媛オレンジバイキングスについて考えていきたいと思います。
今回の記事では「前回対戦(2024年1月5日~6日)まで」と「それ以降」に分けて見てみたいと思います。そのスタッツをまとめると以下のようになります。
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こうやって見てみると、愛媛のスタッツが明らかに良くなっていることがわかりますね。最近の愛媛の特徴についてまとめてみました。
【最近の愛媛オレンジバイキングスの特徴】
①DFがとにかく良くなっている
・平均失点の減少
・対戦相手のシュート本数、確率が下がっている
・対戦相手のターンオーバーが若干増加
・最近の愛媛の平均ブロックが2倍になっている
②OFも効率が良くなっている
・シュート成功率が向上
・2Pのシュート本数が大幅に増加
・アシストも増えてきている
※愛媛のターンオーバー・相手のスティールが増加傾向
③その他
・対戦相手のリバウンドを大きく減らしている
ざっくりと言えば、最近の愛媛については、こんな感じの特徴があると言えそうですね。
〇最近の愛媛オレンジバイキングス
〇外国籍選手が入れ替わり
ここからは最近の、前回の対戦以降の愛媛について具体的にお話をさせていただきたいと思います。
前回対戦以降の大きなトピックスとして、外国籍選手の入れ替わりがあった事があげられます。
まずは前回対戦の後、ジャバリ・ナルシス選手(PF/C)が契約解除で愛媛を退団することとなりました。
そして、ナルシス選手の退団とほぼ同時に神戸ストークスからナイジェル・スパイクス選手(C)が愛媛への加入が発表されました。
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ナルシス選手は3Pも打つタイプのビッグマンでしたが、スパイクス選手は文字通りインサイドを専門にする選手で、ゴール付近が主戦場となります。
また、スパイクス選手はブロックが非常に多い選手です。愛媛加入後の平均ブロック数はなんと1.9本。出場試合数を無視すればリーグ1位の数字となります。
シーズン全体で考えても、愛媛13試合25本、神戸19試合27本のブロックをしています。合計ブロック数52本はリーグ3位の本数です。
愛媛に加入してからは全試合にスタメンとして、平均で28分ほど試合に出場。平均リバウンドも9.4本と、試合数を考慮しなければ、リーグ個人10位の成績です。
愛媛オレンジバイキングスには他に得点力が高い選手が多く在籍していることもありますので、単純な得点力というよりは、リバウンドやブロックなどのインサイドでの存在感を評価されての加入なのかもしれないですね。
〇得点力の高い選手が多い愛媛
ここからは前述のとおり、愛媛の得点力について考えていきたいと思います。今回は3名の選手を簡単に紹介いたします。
文章にすると長くなってしまうので、箇条書きとさせていただきます。
ユージーン・フェルプス選手(PF)
・平均得点20.9得点、平均リバウンド12.0本はいずれもリーグ個人1位
・3Pは少なくミドルレンジくらいまでがシュートエリア
・基本的にはインサイドがメインエリア
・平均フリースロー試投数も7.3でリーグ個人1位
タッカー・ヘイモンド選手(SG/SF)
・平均得点18.8点、リーグ個人5位
・スリーポイントも打てるシックスマン
・3Pよりも2Pシュートの方がかなり多い傾向
・平均フリースロー試投数6.8本はリーグ個人5位
・2/4の福島戦では36分出場、44得点
・たくさんシュートを打って、多く得点を上げるタイプ
古野拓巳選手(PG)
・全試合スタメン、平均30分出場
・平均得点11.2得点、個人リーグ43位、日本人ガードとしては個人4位の成績
・3Pと2Pのシュート本数はほとんど同じくらい
・正面からの3Pが高確率、本数は少ないがコーナースリーも高確率
以上のように、高い得点力を持つ選手が多い愛媛オレンジバイキングスですが、こうやって見てみると、インサイドに軸を置いている選手が多いのかなという印象を受けました。
そこに、インサイドが専門のスパイクス選手が加わるわけですから、インサイドがさらに強化されたと言えるかもしれないですね。特にディフェンス面では、スタッツから見ると、わかりやすいですね。
レイクスにも前回は不在だったジャスティン・バーレル選手もいますし、日本代表から戻ってきた川真田紘也選手もいます。ばちばちのインサイドの戦いが見たいですね。
〇まとめ
・前回対戦以降、愛媛は好調な傾向
・ナイジェル・スパイクス選手が加入、インサイドを強化
・やはり愛媛には得点力の高い選手が多い
レイクスもプレーオフマジックを数え始め、少しずつプレーオフを視野に入れた雰囲気になってきましたね。
ですが、今度の相手は調子を上げてきている愛媛。得点力のある選手も多く・リバウンド力も上げてきているチームです。要注意です。
レイクスの目標はブレずに変わらず、B1昇格のはずです。これからの試合も、この前の越谷戦のように熱く、ねばりづよく、最後まで戦い抜きたいですね。
ブースターのみなさまの熱い、熱いブーストがこの先も見られることを画面越しに願っています。
今週もがんばれレイクス。
おわりです!
〇さいごに(宣伝)
140万人の滋賀県のみなさま(県のHPしらべ)!!
愛媛戦のチケット、まだ空いてますよ!
今度の愛媛戦はクラブレイクスデー!!
タオルももらえるし、(2日には)あの佐々木クリスさんもいらっしゃいます!
ブースタークラブに入って特典ももらいましょう!!
2階指定席のチケットまでついてきます!
これでまたレイクスの試合を見に行くことが出来ます!
こんなの、実質タダと同じですね!やった!!
みなさま、ぜひクラブレイクスに加入し、お時間のよろしい方はぜひダイアリへ!
良いから行こう、ダイアリへ。
以上です。