【滋賀レイクス】アルティーリ千葉戦に向けて予習をする話【めざせヨンレンショー】



〇はじめに



 前節、ケルヴィン・マーティン選手が所属する岩手ビッグブルズとの試合に勝利し、ニレンショーを飾った滋賀レイクス。



 今節は東地区1位のアルティーリ千葉(以下:A千葉)をホームに迎えての対戦となります。


 上位チームとの対戦、決してラクな相手ではありません。しかしプレーオフ優勝、B1昇格を成し遂げるためには避けては通れない相手の1チームでもあります。


 アルティーリ千葉はプレーオフに出てくる可能性が非常に高いチームでもあるはずです。


 今回の初対決をいい形で勝って、2月、プレーオフに向けていい流れを作っていきましょう!


 そのためにも、レイクスブースターが一丸となってダイハツアリーナを青く染め上げてしまいましょう!


 今日はそんなアルティーリ千葉について少しだけ調べてみました。




〇昨シーズンのアルティーリ千葉



 まずは、昨シーズンの振り返りからしていきましょう。


 昨シーズンのアルティーリ千葉は47勝13敗で東地区1位。47勝は勝率78.3%で、B2全体で見てもリーグ1位。見事な成績でプレーオフへ出場。


 しかし、プレーオフではセミファイナルで長崎ヴェルカと対戦。惜しくもGame3で敗れてしまい、B1昇格を逃すこととなってしまいました。


 昨シーズンのアルティーリ千葉を見ると、レイクスが今シーズン設定した目標はB1昇格に現実的に必要なラインになってくるのかなと感じますね。


 逆に言えば、アルティーリ千葉に打ち勝てるレベルであれば、B1昇格を挑むに値するレベルのチームであるといえそうですね。



〇オフシーズンのアルティーリ千葉



 惜しくも、あと一歩のところでB1昇格を逃してしまったA千葉。当然、今シーズンこそはB1の舞台へという思いも非常に大きなものでしょう。


 今シーズンでのB1昇格に向け、クラブは以下のように述べられています。

まずは、今シーズンのB2を勝ち抜くキーはディフェンス力、この一本だと考えています。
昨シーズンは大事なところで守りきれず負けたという試合が10~15試合ありました。(中略)ディフェンスこそが今シーズン、クラブをB1昇格に導くキーなのです。

そのために、新しく加入した前田選手、熊谷選手、パードン選手、デイビス選手はディフェンス力を考慮して入団をお願いしました。(中略)

このディフェンスの完成度をプレーオフまでにどれだけ構築していけるか、これが今シーズンの大きな目標です。 すでに集まってくれている選手たちは才能に溢れています。
そのストロングポイントをどうやってチームの勝利のために有効的に発揮できるのかを、個としてではなく、チームとして完成できるかが実力として評価されるところです

下記リンクより引用

 



 昨シーズン、長崎ヴェルカに次いで、平均得点86.4点でリーグ2位の攻撃力を誇ったA千葉ですが、今シーズンB1昇格に向けての課題は「ディフェンス」と明言されています。


 平均失点は79.2点でリーグ8位の少なさでした。プレーオフを勝ち抜くために、ディフェンス力を高めて今シーズンを戦うようですね。



 ちなみに、オフェンス面ではFG成功率(48.9%)、スリーポイント成功率(36.3%)、フリースロー成功率(76.8%)といずれもリーグ1位の成績でした。



 一方で、ディフェンス項目に目を向けてみると、スティールは平均7.0本(リーグ7位)、ブロックは2.3本(リーグ12位)、ディフェンシブレーティング105.8(リーグ7位)。



 くらべてみると、オフェンス項目のほうが成績が良かったようですね。それを受けての、ディフェンス強化という方針なのでしょう。




〇今シーズンのアルティーリ千葉



 さて、ここからは今シーズンのアルティーリ千葉について見ていきます。


 現在の順位は6勝1敗で東地区1位、全体勝率ではライジングゼファー福岡に続き、神戸ストークスと並ぶ2位タイ。今シーズンもしっかりと上位に位置していますね。


 レイクスの上位進出に向けても、負けられない相手ですね。東・西と地区は違えど、離されずについていかないといけないですからね。


 

 さて、ここからは今シーズンのA千葉のスタッツを見ていきましょう。


 全体傾向としては、オフェンスの項目は若干下がっているものの、ディフェンス項目はよくなってきていることがわかりますね。平均失点・ディフェンシブレーティングがいずれも上がってきています。


 いくつかの項目を、昨シーズン・今シーズンで比較して、まとめてみました。ご参考にどうぞ。


チームでのスタッツを比較です

 


 そして、多くの選手がまんべんなく得点を取る力があるのも、アルティーリ千葉の特徴と言えそうです。


 選手の平均得点をまとめてみるとこうなります。多くの選手が高水準で得点が出来ていますね。

 



 そして、現状の得点力を見ると、オフシーズンに調べてみたB1昇格への得点力はA千葉は十分に持っているといえそうです(過去記事参照)。





 上記記事では、歴代のB1昇格チームを見てみると、①2ケタ得点の選手が3人以上いる、②昨シーズンの昇格チームは平均8得点以上の選手が6人いたとしています


 そういった点からみると、今シーズンのA千葉は2ケタ得点の選手が3人、8点以上の選手が6名(青く塗っています)いることがわかります。得点力は例年のB1昇格チームに負けないものがあるといえそうです。


 しかし、A千葉はこの6選手に加えて、木田貴明選手・熊谷尚也選手が平均8得点に迫る得点力を見せています。


 昨シーズンの長崎ヴェルカは平均2ケタ得点の選手が5人もいました。今シーズンのA千葉も、昨年の長崎に近いレベルのオフェンス力があると想定できそうですね。


 平均得点の高い選手が多く在籍していれば、選手のコンディションにも影響されにくいですし、対戦相手としても誰を守るかの選択が難しくなるはずです。全員無視できないですからね。


 そして、この得点力を際立たせているのは、PGの杉本慶選手の力も大きいでしょう。杉本慶選手のアシストは平均6.1本、青森ワッツの池田祐一選手の7.8本に次ぐリーグ2位の成績です。スリーポイント成功率も40.0%。


 また、A千葉は前田怜緒選手、アレックス・デイビス選手はスリーポイント成功率が40%を超えているので、杉本選手のアシストが光りそうですね。




 デレク・バートン選手も平均13.4得点、10.3リバウンドのシーズン平均ダブルダブルの成績。アシストも3.9と非常に万能な選手ですね。



〇まとめ


・アルティーリ千葉は攻撃力が高い選手が多い
・ディフェンスも今シーズンは強化
・杉本慶選手のアシストには要注意


 B2東地区1位のアルティーリ千葉は間違いなく強敵です。B1昇格、筆頭候補チームの1つと言えるでしょう。


 アルティーリ千葉に勝利し、レイクスも上位戦線になぐりこみましょう!



 そのためにも、ホームのみなさまの力の後押しが必要不可欠です!絶対!


 来月はアウェーの試合が続きます。今節、ホームで勝利することで、11月にいい流れでアウェーに乗り込めるようにしたいですね!


 がんばれ、レイクス。


 おわりです!




〇おわりに

 

 今、まとめ部分を書いているのが、現在10月28日の午前1時30分頃です。予習を通り越して一夜漬けになってしまいました。反省です。

 

 中2日の水曜ゲームの存在をなめていました。もっと計画的に書きます・・・。今度こそ本当におわりです!。


 がんばれ、レイクス。がんばれ、ぼく。

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