【滋賀レイクス】神戸ストークス戦に向けて予習をする話②【さらなるレンショーへ】
○はじめに
前節、バンビシャス奈良との対戦をレンショーで終えた滋賀レイクスはナナレンショー。Bリーグ発足以降、最多記録のようですね、おめでとうございます!
ダビー・ゴメスHCをはじめ、試合に出られなかったメンバーも多くいる中、多治見篤ACの指揮のもと勝利できたという事は、レイクスのチーム力が高まっている事を示しているのではないでしょうか?
ですが、レンショー記録は7に留める必要はありません。100でも200でも良いはずです。
レンショーを続けていくことが、簡単な話でないことはもちろん承知の上ですが、この絶好調の勢いのまま今後も記録を伸ばしていけることを願っています!
さて、次節の対戦相手は神戸ストークスです。今シーズン2度目の対戦となりますね。そんな、神戸ストークスについて見ていきたいと思います。
今回は試合日程をかん違いしていたので、短くします。時間に余裕があると思って別記事書いちゃって・・・すみません・・・。
神戸ストークスに関連する過去記事を載せておきますね。ご参考になれば。
○今シーズンの神戸ストークス
さて、まずは最近の神戸ストークスについて見ていきましょう。
現在の神戸ストークスは12勝9敗で西地区4位の成績です。11月に2勝6敗と苦戦をしていたようですが、12月は3勝1敗と勝率を上げてきているチームですね。
前回記事の時は、昨シーズンのスタッツを比較する項目が少なかったので、最近使っている形式にして比較をしようと思います。
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この表で改めて見てみると、大まかな特徴としては以下の内容があげられそうですね。
【神戸の優れている点】
①シュートの試投数が全体的に多い
②リバウンド、特にオフェンスリバウンドが非常に強い
③ターンオーバーを昨シーズンより減らしている
【神戸の苦戦している点】
①シュート成功率がなかなか上がってきていない
②ディフェンスリバウンドがあまり取れていない
〇前回対戦以降の神戸ストークス
さて、今回は前回の対戦以降の神戸ストークスについて見ていきたいと思います。
そのために、神戸ストークスと対戦相手、それぞれのスタッツをまとめてみました。前回のレイクス戦以前と、それ以降の2つの時期に分けてみました。
するとこんな感じになります。
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そして、この表を見てみると神戸ストークス目線で見ると以下の特徴があるといえそうですね。
【最近の神戸ストークスの主な特徴(神戸目線です)】
<良くなっている部分>
①対戦相手のシュートの本数自体を少なく出来ている
66.0本(5位相当) → 62.3本(12位相当)
②2Pのシュートの確率を抑えることが出来ている
53.4%(5位相当) → 45.5%(13位相当)
③対戦相手にターンオーバーを多くさせている
15.5回(1位相当) → 15.5本(左に同じ)
④神戸ストークスのブロックが増えている
2.5本(7位相当) → 4.1本(1位相当)
<苦戦している部分>
①対戦相手の3P試投数を減らすが、確率が上がっている
27.4本(3位相当) → 24.1本(11位相当)
29.6%(14位相当) → 37.3%(1位相当)
②対戦相手のフリースローの本数が増えている
15.5本(12位相当) → 20.8本(7位相当)
大まかな内容ではありますが、最近の神戸ストークスには以上の傾向があるといえそうです。
全体の流れでいえば、インサイドのディフェンス強化に取り組んでいるのかもしれないですね。
試合を見れていないので、数字の上からの判断・推測になってしまいますが・・・。
ーーーーーーーーーこれは推測ですーーーーーーーーーー
インサイドのディフェンスを強化していると、想定される理由
①対戦相手の2Pシュートの確率を抑えられていること
②対戦相手の3Pシュートの確率が上がっていること
③対戦相手のフリースローの本数が増えていること
④神戸のブロック本数が増えていること
インサイドのディフェンスに力を入れた結果、上のようなスタッツの変化が起きているのではないでしょうか。
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前回記事でも紹介したように、神戸は全体的にインサイドの選手が大きなチームなので、インサイドのディフェンスに力を入れることは理に適っていると思うんですよね。
オフェンスを見てみても、3Pシュートを打つ本数は少なめで、2Pシュートの本数はかなり多い傾向ですからね。
3Pの試投数が特に多いのは、ジョーダン・キャロライン選手(1試合平均5.5本)と綱井勇介選手(同4.2本)の2選手ですね。
〇個人的な注目選手
最後に個人的な注目選手を簡単に紹介させていただきます。今回はジョーダン・キャロライン選手です。
ジョーダン・キャロライン選手は個人平均得点が20.8点と非常に高い得点力を有する選手です。
出場試合数が若干少なく、得点ランキングにはいませんが、平均得点20.8点はステイシー・デイビス選手(新潟アルビレックスBB、12月より加入し4試合のみ出場のためランキング対象外)の25.8得点に次ぐ成績です。
記事の序盤で、神戸ストークスは11月に2勝6敗と触れました。11月はジョーダン・キャロライン選手が2試合のみの出場となっていて、ほとんど出場していませんでした。
そして、12月2日以降は本格的に復帰し、3試合の平均得点は22.6点と変わらない高い得点力を見せています。
前回のレイクスとの対戦ではGame2は欠場されていましたが、今度の対戦では2試合とも出場されることでしょう。
ジョーダン・キャロライン選手を守るのは、身長面などを考慮すればライアン・クリーナー選手だったりするのでしょうが、前節のバンビシャス奈良戦はコンディション調整のため欠場されていました。
コンディション調整なので大事ではないと思いますが、神戸は大きいチームなので、クリーナー選手の存在感がより一層高まるはずです。
そして、レイクスがジョーダン・キャロライン選手をどうやって守るのかを注目して試合を見たいなと思います。
〇まとめ
・神戸はインサイドディフェンスに力を入れている
・ジョーダン・キャロライン選手の調子が良さそう
・レイクスもインサイド陣を中心にタフな戦いになりそう
12月は試合数も多く、非常にタフな月です。今度の対戦相手の神戸ストークスはサイズが大きく、体力的にも非常にハードな戦いになる事でしょう。
アウェーでの対戦ですし、前回の結果も踏まえて、神戸ブースターのみなさまも多くいらっしゃることでしょう。
しかし、レイクス未踏のハチレンショーへ向けて、B1昇格にむけてもひるむわけにもいきません。
なんとかこの12月をレンショーで乗り切り、いい形で1月以降の後半戦に臨めるようにしたいですね。
今週もがんばれ、レイクス。
おわりです!