【滋賀レイクス】バンビシャス奈良戦に向けて予習をする話【滋賀一丸でがんばろう】
音声版も作ってみました。クオリティはお察しですが、よろしければどうぞ。約11分かかります。
○はじめに
先週行われた第2節。滋賀レイクス(以下:レイクス)のホーム開幕節は、来場者数も非常に好調だったようですね。配信でもわかるくらい、多くの方がいらしてましたからね。
試合結果については、ライジングゼファー福岡にくやしい2連敗。
特に、第2戦はなんとも言えない幕切れとなってしまいました。しかしあれは、シュートを決めたパブロ・アギラール選手をほめるしかないでしょう。ああやってラストショットを決められる選手が何人いるか・・・
もちろん、レイクスとしては再び同じシチュエーションでやられてしまう事がないよう、対策・トレーニングをするのでしょうが・・・
と、過ぎた事を振り返るだけでは始まりません。
また1試合ずつ勝てるよう、みんなでがんばるのみです。それは選手もチームも、ブースターも同じです。
プレーオフ出場も、B1昇格も、全てはその先にあるはずです。
ここからみんなでがんばっていきましょう。わずかではありますが、ぼくもレイクスの力になれるよう精一杯がんばります。
第3節の相手はバンビシャス奈良(以下:奈良)。アウェイの奈良に乗り込んでの対戦となります。SNSでは、奈良まで遠征をされるレイクスブースターの方も多くいらっしゃると伺っております。
レイクスみんなで勝利をつかみましょう!滋賀一丸で!
Get Back!!!!
— 滋賀レイクス SHIGA LAKES (@shigalakestars) October 17, 2023
本日は練習後に #キーファー・ラベナ 選手の呼びかけでチーム全員での決起集会を実施🔥
その終わりに昨日誕生日を迎えた #ブロック・モータム 選手のバースデーセレブレーションを行いました🎂
HBD Brock @brockm12 🎉
チーム一丸 #滋賀一丸 で残り56試合、ここからです‼️ https://t.co/aX6eZONjR2 pic.twitter.com/fa4eQSzNZQ
○昨シーズン・オフシーズンの奈良
まずは、いつも通り昨シーズンの振り返りから行きましょう。
昨シーズンの奈良は18勝42敗で西地区6位。ワイルドカード6位で、B2残留を果たしました。
このオフシーズンに奈良は5人の選手を残して、選手が大きく入れ替わりました。
成績面、金銭面と様々な要因がからんで、今シーズンの編成は非常に難しかったと思われます。7月末の加藤代表からの記者会見でも、財務面(金銭面)の話も多く出ていましたね・・・。
華やかに見えるBリーグも発展途上で、これから改善していく課題もきっとまだまだ多いのでしょう・・・。チームを運営されるみなさまには頭が上がりません。いつもありがとうございます。
○今シーズンのバンビシャス奈良
今シーズンの奈良は目標を「勝率5割、プレーオフ出場」として活動しています。
昨シーズンのプレーオフ出場ラインが28勝であった事を考えると、勝率5割だと30勝なので、目標ラインとして非常に適切な数値なのではないでしょうか。
○プレシーズンの奈良
さて、今シーズンのバンビシャス奈良について振り返ります。
プレシーズンゲームは、大阪エヴェッサ・香川ファイブアローズと対戦。
結果だけを見ると、大阪エヴェッサには敗戦も、香川ファイブアローズには勝利。香川戦は公開されていたので載せておきます。
そして、天皇杯2次ラウンドでは仙台89ersと対戦。
結果だけを見ると敗れてしまったものの、5人の選手が2ケタ得点とバランスよく点が取れていたようですね。
この試合では本数は多くなかったものの、スリーポイントが37.5%と高確率で決まっていました。
B2チームとの対戦がないので、単純な比較はしにくいですが、3試合での平均では得点が約70点、失点がおよそ80点となっています。
チームが大きく変わった中でのプレシーズンの試合ですから、あまり参考にはならないと思いますが・・・。
○今シーズンの奈良
さて、今シーズンの奈良についてご紹介します。
開幕節はアウェーでアルティーリ千葉と、第2節はホームで神戸ストークスと対戦。
両チームともに昨シーズンのプレーオフセミファイナルまで進んだ強豪チーム。昨シーズンの順位でいえば、最もB1昇格に近い2チームです。
正直なところ、バンビシャス奈良の開幕節・第2節は、最も組み合わせの厳しい感じがしますが、結果としては苦しい4連敗。
そして、昨シーズンからインサイドを支えるセネガル代表のシェイク・ムボジ選手がケガ?により欠場。そして、西裕太郎選手の前十字靭帯断裂・・・。奈良にとっては非常に厳しい状況が続いていると言わざるを得ないでしょう・・・。
西選手、お大事になさってください・・・。先日のnote拝見させて頂きました。ぼくには想像もできないほど、苦しい状況にあると思いますが、少しでも早くケガが良くなる事を願っております。
○第3節の奈良戦に向けて
正直、オフシーズンから含めて、奈良にとっては本当に難しい状況が続いています。しかし、だからこそ奈良の今シーズン初勝利への思いは本当に強いでしょう。
レイクス同様、まず1試合勝って、チームの流れをいい方向へ変えたいと思っているはずです。
今節の試合、特に日曜日の第2戦はほぼ完売との事です。それだけ多くの奈良のブースターのみなさまもいらっしゃるわけです。
奈良のブースターのみなさまに負けないパワーがレイクスにも求められますね。
○個人的な注目選手
ここからは奈良の選手達を一部ではありますが、ご紹介します。個人的に気になる選手から紹介させて頂きます。
字数の関係で全員をご紹介出来ない事、お許しください。
○林 瑛司選手(前:FE名古屋)
足かけ5シーズン在籍していたFE名古屋より奈良へ移籍した林選手。
今シーズン、奈良で一気にエース級の活躍を見せています。
昨シーズンは平均4分の出場、1.2得点だった林選手ですが、奈良では平均23分、11.8得点と大活躍。スリーポイント成功率は現状31.6%ですが、過去には40%を超えるシーズンもありますので、成功率の上昇も期待出来そうですね。
比較するのであれば、昨シーズン奈良に在籍し、今シーズン富山グラウジーズへ移籍した、宇都直輝選手が昨シーズン平均10.9得点でB2の日本人選手で2位の得点力でした。
現在のB2では谷口光貴選手(福岡)、高橋克実選手(新潟)に続いて、遠藤善選手(新潟)、前田怜緒選手(アルティーリ千葉)に並ぶ日本人選手で3位タイの得点力を誇ります。
日本人選手の得点上位はガードの選手が多い中、SFの林選手の得点力は貴重でしょうし、一気にブレイクするシーズンとなるかもしれないですね。
レイクスの側としては、それをやすやすと許すわけにもいかないので、対策をしないといけないですね。
SFで得点力のあるような選手対してこそ、レイクスのビッグラインナップが活きるんじゃないでしょうか!
○笠井康平選手(前:宇都宮ブレックス)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、群馬クレインサンダース、宇都宮ブレックスとB1でのプレー経験も多い笠井選手。そんな笠井選手が今シーズンより奈良に移籍。
笠井選手もプレータイムを得た事によって、スタッツが大きく伸びた選手の1人ですね。
昨シーズンは平均10分出場、1.6点、0.7リバウンド、1.0アシストでしたが、今シーズンは平均25分出場、7.5点、2.5リバウンド、2.8アシストと多彩な活躍を見せています。スリーポイント成功率も45.5%と非常に高確率です。
○古牧昌也選手(2シーズン目)
昨シーズンより継続して奈良でプレーする5人の選手のうちの1人、古牧選手。
古牧選手も、今シーズンプレータイム・得点を大きく伸ばしています。
昨シーズンは55試合に出場、平均16分出場、3.3得点でしたが、今シーズンは平均23分出場、9.3得点へと存在感が大きくなっています。
スリーポイント成功率は苦戦しているようですが、2Pシュートの成功率が57.1%と非常に高確率。
インサイドでのシュート成功率の高い、古牧選手のディフェンスをするのに、レイクスのビッグラインナップ・・・効果的じゃないですかね?
○その他に気になっている部分
字数が多くなってきてしまったので、最後に気にはなっていたけど、書けなかった部分を少しだけ箇条書きで触れておきます。
○シャキール・ハインズ選手のスタッツ(平均16.3得点、7.8リバウンド)はお見事。過去の神戸ストークス(当時は西宮)在籍時の成績に劣らない見事なスタッツ。ただ、今シーズンの平均出場時間は34分、スタミナ面については大丈夫でしょうか?プレータイムが長めな気が・・・。
○シェイク・ムポジ選手はケガからの復帰のタイミングはいつ頃になるのでしょうか?復帰時期が長いようですと、ハインズ選手の出場時間が・・・。ムポジ選手も平均2ケタ得点が期待出来る選手ですし、復帰したらインサイドでの存在感が大きそう。
○本多純平選手は過去に奈良の在籍期間も長かった、今シーズン復帰組の選手。スリーポイント成功率も高いので要注意。
○まとめ
・奈良は強豪チームとの連戦、苦しい4連敗、初勝利が欲しいはず
・奈良の選手の今シーズンのジャンプアップがすごい
・奈良はケガの選手が多い・・・お大事にして下さい・・・
今シーズン初勝利に向けて、奈良ブースターの方も会場に多くいらっしゃいます。ブーストの熱量も非常に高い事でしょう。
アウェイでの試合、当然簡単なものではないはずです。しかし、その奈良にも負けない、押し返せる強さが必要になってきます。
レイクスもプレーオフ出場・B1昇格に向けて、1試合ずつ勝ちを重ねていかなければなりません。チーム・選手・ブースターの目標も思いもみんな同じはずです。
目の前の試合をひとつずつ、文字通り滋賀一丸となってがんばっていきましょう!
おわりです!