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自社のサービス(商品)が、お客さんに届かないのは価格や質だけが問題じゃない。○○を見落し注意。


おはようございます、石黒武士です。
美容室どこでも通い放題MEZONというスタートアップ企業の経営しています。

いつでもどこでも美容室でシャンプー・ブロー、ヘアケアが受けられる美容定額サービスMEZONを絶賛スタートアップ起業をして日々全力で拡大しています。

このnoteは今までの僕の経験軸を元に、今ビジネスをされている、これからビジネスで挑戦しようとしている人に向けて、お役立ち出来そうな事をお話させて頂きたいと思います。

今日のテーマは「自社のサービス(商品)が、お客さんに届かないのは価格や質だけが問題じゃない。○○の見落し注意。」というテーマで、お話させて頂こうと思います。

今回の内容は自分たちのサービス(商品)を、お客さんに届ける立場の人たち向けにはオススメの内容です。

早速本題で、かの有名なY Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへアドバイスとして原則をいつくか述べていまして、今回お伝えしたいテーマに沿った箇所を抜粋すると


・人々の欲しいと思うものを作ろう
・ユーザーを観察して知ろう

普段から興味本位で「お、良さそうだな」と思ったサービスはすぐに使ってみてビジネスモデルを分解して、「自分だったら、こうやってお客さんに届けるのにな〜🤔」などを考えていて、↑のY Combinator 創業者 Paul Grahamが言っている2点はサービス提供者からすると当たり前だと思うのですが実はサービス提供者側としては結構見落としがちなんです。

そして最近自分の中でお客さんへの届け方が勿体ないな〜と思うサービスの一つとしてスタートアップではないですが分かりやすい例で楽天モバイルをあげてみようと思います。

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僕自身が楽天モバイルユーザーでもあるので僕がサービスを利用者としては広める側としての起業家視点・マーケター視点として、「自社のサービス(商品)が、お客さんに届かないのは価格や質だけが問題じゃない。○○を見落し注意。」の観点で、今の楽天モバイルの経営方針を否定するとかではなく、僕だったらどうやって他社のシェアをとって広めていくかという観点でお話させて頂きたいと思います。


僕はあらゆるサービスや街看板を見て、常にこれを自分に問うクセがあるのですが、今このnoteを見ているアナタが今の楽天モバイルの社長だったら、ユーザー拡大をする上で、どのような展開を仕掛けていきますか?

一旦読むのをストップして、結構真面目に5分考えて自分なりの答えを出してみてください。



最近は楽天モバイルはテレビCMの投下量も多く、街角には楽天ショップも増えてきた印象があります。

それと同時にサービスリリース時から各メディアが楽天モバイルに対して「電波がつながらない」的なネガティブな記事も結構上がっています。
※あえて記事はあげませんが気になる人はググってみてください。

ここでY Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへアドバイスとして原則を思い出しましょう。

・人々の欲しいと思うものを作ろう
・ユーザーを観察して知ろう


上記をもとに考えてみると今から14年ほど前にSoftbankが携帯事業に参入した時に打って出た策として、0円で買える携帯電話を一気に増やして、ホワイトプランというSoftbankユーザー同士なら電話かけ放題プランで980円(だったかな?)で通話料中心で収益を上げていたdocomo、auのシェアを一気に奪っていきました。
そして更にはインターネット使い放題として4,000円〜5,000円(だった気がする)で通信量を無制限に利用出来るプランでお客単価を上げる策を繰り出しました。

この時代にはLINEも無いのでインターネット回線を使って無料で通話をすることも出来ませんでしたし、携帯電話機を0円で持つ事も出来ませんでしたので、Softbankは0円携帯を用意する事でまだ携帯電話を持っていない層を取り込み、通話を良くする人たちの層とインターネットを良く使う層を取り込む策としては、完全な良策でした。

当時の環境からして「携帯電話を持ちたいけど機種代も通話料も高い」「大切な人と常に電話をして話したい」「仕事で常に通話料がかかってしまう」まさにY Combinator 創業者 Paul Grahamの原則を満たした奇策です。

・人々の欲しいと思うものを作ろう
・ユーザーを観察して知ろう

当時のSoftbankの孫さんの策としてはコピー機のように携帯電話機種代(ハード代)を無料にしてSoftbank同士なら月980円が通話料が無料という策は、自分がSoftbankユーザーなら自分の大事な人にも「電話代無料だからSoftbankに切り替えて」と顧客を強制的に広告塔として促した戦略はdocomoやauからすると同じ事をしようとすると自らの首を締めてしまうので、真似が出来ない奇策だなと当時はこの奇策に膝を打って心底関心していました。

・携帯電話機種代は0円で無料配布
・Softbankユーザー同士なら980円で通話料が無料
・4,000円〜5,000円でインターネット使い放題

その時代から今は随分とインターネットが進みスマホは誰もが持つ時代になり、LINEで無料通話や、ZOOMでビデオ通話もすることも出来、YoutubeやNetflixなどの動画を見る事も出来る時代になり、Softbankも各携帯電話の戦略も時代の変化に合わせて変わっています。

そこで話は戻りますが今の時代背景がある中で、自分が今の楽天モバイルの社長だったら、ユーザー拡大をする上で、どのような展開を仕掛けていきますか?

・携帯電話を0円で配る事は出来ません
・通話料を無料にしたところでLINEを使えば良いだけです
・顔を見たければ遠隔でもZOOMなどのビデオ通話で顔が見て喋れます

各携帯電話会社がインターネット使いたい放題を撤廃しましたが楽天モバイルは自社回線であればインターネット使いたい放題で提供しています。
僕自身も東京を中心に楽天モバイルを使っていますが不便に思う事はありません。
ただこのインターネット使いたい放題だけの打ち出しと2,980円の価格勝負で今の打ち出しだけでは、今の皆が置かれている状況を考えると中々他社からシェアを奪う事は難しい思います

ではここから僕なりの楽天モバイルの拡大の戦略と「自社のサービス(商品)が、お客さんに届かないのは価格や質だけが問題じゃない。○○を見落し注意。」の重要箇所を、僕なりにお話させて頂きたいと思います。


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