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新しいサービスの創り方

おはようございます、石黒武士です。
美容室どこでも通い放題MEZONというスタートアップ企業の経営しています。

今までの僕の経験軸(今の挑戦中ですが)を元に、今ビジネスをされている、これからビジネスで挑戦しようとしている人に向けて、お役立ち出来そうな事をお伝え出来ればと思っています。

今日のテーマは「新しいサービスの創り方」というテーマで、お話させて頂こうと思います。
何故MEZONを立ち上げたかの想いについてはここで伝えさせてもらっているのですが、どう考えて創ったのかをお伝えしていきたいと思います。

もともと共同代表の鈴木と僕は、サイバーエージェントグループで会社員時代、新規開発事業部を統括していて僕が責任者で鈴木が右腕のリーダーでした。

他会社の重役の方々と大事な打ち合わせをする事が多く、鈴木が毎回毎回重要な打ち合わせ前に必ず美容室に通って髪をキメてもらい、気持ちもキメてプレゼンをしていたのですが美容室に通った後のプレゼンの通過率の高さが圧倒的に高かったんです。

そして鈴木はカット、カラーなどではに長年特定の美容室に通っていたのですが、シャンプー・ブローやヘアケアについては特定美容室ではなく、打ち合わせ場所の近くの美容室を利用している事を見ていて気付きました。

カット・カラーなど自分の髪の形や色が変わることについては失敗をしたくないので信用のある長年任せている美容師さんに任せるものの、シャンプー・ブローなど形や色が変わらないシャンプー・ブローやヘアケアについては他の美容師さんでも任せられるのだなということを気付きました。

大袈裟かも知れませんが髪は体の一部で、いつも人に見られる部分なので髪の形が変わる、色が変わるというのは顔の美容整形と一緒で髪型や色が失敗するという事は顔の美容整形で失敗するくらい大きな事なので、それは長年信用のある美容師さんにカットカラーはお任せするのは当たり前の心理だなと。それに比べてシャンプー・ブローなどは洗顔などと定義が近いので気軽に違う美容室を体験出来るのだなとユーザー心理を整理して理解しました。

サービスを提供者として、何故ユーザーがそのような行動を取るのかといったユーザー心理を理解するのはサービス提供者として絶対条件で必要な能力です。

そして合わせてもう一つ気付いた事があります。
美容室は土日は混んでいるけれど平日の昼間などは比較的お客さんがいないことが多い事も気付きました。
美容師さんは時間軸の商売なので自分の時間に、いかにお客さんが沢山きてくれるのかがビジネスポイントな訳です。

美容室は飲食店とかとは違いお客さんの来店周期が長く、カットカラーなどは3ヶ月に1回(※調べると年4回が平均)なので、平日の集客が美容室経営でとっても重要なビジネスポイントであることも理解しました。

ただ現時点で平日の集客を可能にしているサービスが無いから平日の集客が出来ていないのだけは分かっていました。

ここでユーザー心理と美容師さんの状況として分かっていた事は
・美容室で髪がキマると自信が付く、気分が上がる
・カットカラーパーマなどは失敗したくないから信用出来る美容師さんにお願いしたい
・ヘアケア、シャンプー・ブローなどは気軽に美容室に通える
・美容室の集客は土日がメインになっていて平日の集客に困っている

実際に美容師さんの集客状況について実際に美容師さんに会って美容師さんの声を沢山教えてもらいました。

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