エンジニアのための「DevOpsを学ぶ。」書籍3選!
「DevOps」とは?説明できますか?
「DevOpsってなんか良さそうだけど、何が嬉しいの?」「結局、どんなことに取組めばいいの?」そんな疑問に答えるのは、なかなか難しいのではないでしょうか?
私も「DevOpsやるぜ!」という意気込んだものの、何から手を付けていいかわかりませんでした。
そこで、「DevOps 書籍」でググってヒットした書籍を片っ端から読んでみることにしました。
難解な書籍を解読するのはなかなか大変だったものの、なんとか「DevOps」に対して一定の理解を得ることができました。例えば、以下のような感じです。
アジャイル開発はDevOpsの入口
ツール導入はDevOpsの手段の1つ
カイゼン活動はDevOpsの前提
今回は、読み漁った書籍の中からDevOpsを理解するために「この書籍は外せないよね」という推しの3冊を紹介します。
ではいってみましょう。
1. The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー
まず、読んでほしいのは『The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー』です。
この本は異色のIT専門書で、架空の企業を舞台に「DevOps」に取り組む組織の姿が小説形式で描かれています。主人公であるIT運用担当役員が、数々の困難を乗り越え、社内外のクセモノ達と利害を共有し「DevOps」というITシステムの開発と運用の仕組みを実現していく様子が痛快に描かれています。
小説という形式をとっているので、難しい技術用語はほとんど登場しません。読み物として、とても面白い。夢中で読めます。
「DevOpsが実現されている状態とはどんな状態なのか?」のイメージを掴んだり、チームのメンバーと「DevOpsとはこんなものだ!」を共有するための手段してしても最適な一冊です。
2. LeanとDevOpsの科学
次に読んで欲しいのは『LeanとDevOpsの科学』です。
この本では、2,000社を超える「DevOps」に取り組む組織のパフォーマンスの調査結果がまとめられています。データに基づいた洞察をもとに「DevOps」が論じられていて、とても科学的です。
組織全体のパフォーマンスを評価するための具体的な手法やその評価結果が多く示されているため、「DevOps」の価値を定量的に理解できます。社内で「DevOps」の価値を説明し「なるほど!じゃぁやっていこう!」という雰囲気を作るためにとても役立つでしょう。
組織のカイゼン活動を推進するエンジニアにとって必携と言える、1冊です。
3. The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて
最後に読んで欲しいのは『The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて』です。
100件近い事例の分析結果をもとに、「DevOps」の実現に向けて「何をどんな順番で取り組むべきか」について、具体的で実践的な内容が紹介されています。
「DevOpsが価値あるものだとは理解した。でも、何から手を付けていけばいいの?」という疑問に対する具体的な答えが示されています。
「DevOps」の実現に向けてスタートを切るための羅針盤となる一冊です。
お礼とお願い
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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