【参加】小説noteでお花見
こちらの企画を見つけて、参加!
今日は、下書き、推敲なし、飲みながらトライ!
風がひとひらの花びらを運んできた。
私は、髪に付いた桃色のそれを指でそっと摘む。
風が吹かなかったら、この花びらは舞ったのだろうか。
風が吹かなかったら、この花びらは君じゃない、
他の誰かの肩に乗ったのだろうか。
「日差しのわりに寒いね」
冷たい風に吹かれて、君は愚痴をこぼす。
私も風に吹かれて、君の隣で過ごしているのかもしれない。
また、風が吹いたら、他の誰かの肩に、頭をあずけるのだろうか。
「やっぱり寒いな」
君はマイペースに愚痴をこぼす。
「そうだね、寒いね」
私は相槌を打ちながら、返してあげた。
そして、満開の桜を眺めた。
今日が幸せだから、それでいいよね。
いよいよ明日から始まります!
なんとなーく、ヒロイン夏奈恵のデート中に言いそうなことを想像してかきました!
毎週1話ずつ投稿。
最終章は10話くらいで終わる予定です!
よろしくお願いしまーす!
サークル参加費に充てさせていただきます!もし少し余ったら執筆時のコーヒー代にします🤗