【小受】小学校受験で勝ち組親子に共通するものは⁉️

 これから小学校受験を目指される親御様へ、ガチで小受を経験した立場として、僭越ながらアドバイスさせていただきます。

 新年少、新年中から意識して取り組むことで考査までにキラリと光る子に飛躍する、上位校ご縁を引き寄せる確率を高めるためのキーワードを以下にまとめます。

◎子供編

 ◇体力のある子
  小受において凄く大事。
  昼寝しなくても一日中過ごせるようにする。体力がないと幼児教室を複数クラス連続で集中してうけれない。
  特に保育園児は昼寝をしない生活に切り替えていくことも大事です。本番考査は朝一スタートもあれば、午後スタートもあります。また、ガチ勢は一日に2つ(多いと3つ)梯子受験することもざらです。体力ないと一日一校しか受けれなくなる(特に女児)ためもったいないです。

  付け加えると、運動センスはいらないが体幹は鍛えておくこと。体幹が弱いと様々な場面(姿勢良く立ち続けられない、フラフラする、体操の時に止まれない…等。)でマイナスの印象を与えます。

 但し、成蹊などガチ体操を求める学校を受ける方は体操種目を早くから極める努力が必要です。
 縄跳び、遠投、ボール操作等々


 ◇自分らしさを確立する、表現する力を育む
  自らの興味関心毎について探究できる子になる。(親が導く)
 例えば、私は◯◯が好き、なぜなら✖️✖️だからです。でも調べているうちに△△な課題があることがわかりました。だから私は××な取り組みをしています。なぜならば◎◎だからです。というように自らの考えを伝える力を育むことが大事。


 ◇所作、振る舞い
 一人の人として恥ずかしくない躾が身についていること。
 TPOに応じた対応ができること、自身の年齢よりも、精神年齢は➕3才が上位校勝ち組のベースラインです。

 ◇集中力と根気
 様々な課題に取り組む際に、集中力を持って、最後まであきらめない、かつ楽しみながらやる子になろう。

◎親編
 受験を決めたら
  ◇最後までブレない
   受験は様々な辛いことだらけになるのですが、現状を認識し、逃げないこと。子に出来ないことがあればそれは親の責任と捉えよう。

  ◇模試の結果で一喜一憂しない
   テスト結果は、課題の可視化の場と捉えよう。

  ◇ペーパー出来ても他がダメなら、上位校合格は厳しい。
   ペーパー以外の時間を十分確保すること。

  ◇体験量をしっかり確保する
   しかしながら、ただ体験してもダメ、その中に親子の関わり学びがあること、継続的な取り組みがあることが大事。

  ◇母親だけが頑張っても限界があるので、父親を早期にお受験に引っ張り込むこと。
   家族一丸で取り組むこと。子の予定を最優先した日常生活に切り替えていく

  ◇学校研究、見学は年少から始めよう
   沢山の学校がありそれぞれ特長があります。また、夫婦それぞれで評価基準も違うので夫婦それぞれの目で見て、感じ、選択することが大事です。これには時間がかかるので小受するか決めかねている人も見学だけは早く取り組みましょう!

 ◇早期に取り組む科目は、行動観察と巧緻性
  どちらも時間がかかるから、場数を踏ますことが大事!


その他

◇幼児教室の合格者数に惑わされるな!
  上位校に合格している子は、大手幼児教室を2つ、3つ掛け持ちしている。更に個人塾などにも通っていたりして毎日教室、習い事でスケジュールが埋まってます。一つの幼児教室だけという方は少数派です。
  なので、各幼児教室の合格実績は、掛け持ち生徒がダブル、トリプルカウントされています。実際の合格者数(頭数)は、公表値の1/2〜2/3くらいであると思いましょう。
  また、一人の生徒が、3〜5校くらい合格を勝ちとっているのもざらです。逆もしかりで一つも受からない生徒も沢山いることも事実。二極化しています。
 上位校を目指すなら一つの教室を信用するのは危険です。科目毎に上手に教室を取捨選択、使い分けることが11月の勝者への近道です。

◇ 合格体験者の経験談を聞く場合は、合格児の属性を精査せよ。
 ⚫︎代々家系枠なのか?
 ⚫︎親(祖父母)がOBOG枠なのか?
 ⚫︎完全フリー枠なのか?
 これにより、考査開始時点での持ち点がことなること、競争相手(集団)も違うことを理解した上で話を聞き精査すべきです。


 最後に
  小学校受験は出来る出来ないだけで評価されません。ペーパーや、巧緻性だけ出来ても受からない。行動観察や絵画などを通じて、子供自身の魅力や、家族、親子の取り組みが評価されています。
 学校研究、選択も各家庭それぞれの判断基準があるので早期に取り組み始めることを推奨いたします。

  個別分野毎の取り組み方については別の記事で触れていますのでご興味あればご覧ください。

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