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Tinderで出会った女の子は入院していた 前編

こんばんは!たけひろです
こんな記事は夜に見るものなので「こんばんは」に限定しました
あってますかね

僕はTinderを使って何回か女性と会ったことがあります
一回超ド級の体験をしたことがありますが、それは機会があれば話したいと思います
飲み会で話すくらいがちょうどよいのでぜひ飲みに誘ってください(切実)

そんな僕が今から書く話は初めてTinderで知り合った女の子が入院していた話です
ぜひ興味本位で読んでください!



僕がその子に出会ったのは去年の3月、例年より少し暖かかった覚えがある
当時僕はTinderにはまっていたもののうまくいった試しがなく
年上のお姉さんに翻弄されて犬にされたばっかで
あられもない姿がネットの海にさらされている可能性に日々恐怖していた
ただ寝て起きたら「次こそはうまくいってやる」と
底抜けに性欲まみれのあほだった

ある日の深夜、ピコんっとスマホの着信音があり、マッチングの知らせが届いた
布団から跳ね起き、犬のことなんか忘れて僕はスマホに食いついた
マッチングした女の子の名前はアキちゃん(仮名)、髪型はショートカットで、写真にうつる笑顔が素敵だった
人生20年生きてきたなかでも悠々と上位にランクインするかわいさだった

僕は神マッチングだとテンションが上がったが、しばらくしてプロフィールの欄に

「入院しています 暇だなー」

の一言を見つけた
出会い系で入院中?どうやって会うんだ?そもそも会えるのか?
僕は混乱した

いったん混乱が収まると、次に「かわいそう」という感情が生まれていて
気が付いたら「どこ住みー?」という挨拶もせず、つい先日に犬にされた話をいきなり送っていた
今思えば文章は支離滅裂だし長いしで到底面白いとは言えなかった
ただ彼女はそんな僕を頑張りを評価してくれたのか
おもしろいとほめてくれた

僕たちは徐々に話し始めた
彼女が入院していたのはなんと僕の大学の病院で、家からは近くにあった
そのことを告げると、とんとん拍子に週末にお見舞いすることに決まった
ぼくが出会い系で初めて会う女性だった

当日バチバチに決めた服装と、数冊の漫画を持って病院へ向かった
待ち合わせをした病院中のコンビニの前につき、僕は彼女を待った
数分後、彼女は現れた
そこには写真よりもかわいく、活発そうな見た目をした、でも車いすに乗った彼女がいた

あまり緊張して覚えていないが、天気が良かったから外で話したことを覚えている
僕がベンチに座り、彼女は車いすでたわいもないことを喋った
大学の話とか、進もうとしている職とか、最近読んだ本の話とか

話が尽きたタイミングで僕は思わず足に目を送ってしまった
彼女はそれに気が付いて足の病気のことを話し始めた

高校までずっとスポーツをしていたこと
でも足が悪くなってしまってやめてしまったこと
検査入院が思ったより長引いていること
はやく日常生活に戻りたいと願っていること

「きっと大丈夫だよ」と当たり障りのない言葉しか選べなかった

会う前にワンチャンを期待してた自分を思い出し、その能天気さが心底羨ましかった



想像以上に長くなってしまったので、とりあえずここまでにします!
読んでくれてありがとうございました!


読んでいただき本当に本当にありがとうございます! サポートしようかな、と思っていただいたお気持ちだけで十分すぎるほど嬉しいです。いつか是非お礼をさせてください!