赤と露出オーバー
意味不明な露出オーバー
ニコンの一眼レフカメラ(D600)で絞り優先で撮影していて時々あれ?っと思うくらいに露出オーバーすることがあって気になっていたのですが、ニコンサポートに問い合わせて理由が明快にわかったのでシェアします。
赤い服を着た子どもの写真がかなり露出オーバーするのです。
カメラにとっては赤が黒に認識される
カメラにとっては真赤が黒に認識されることが原因とのことで、特に中央部重点測光だったこともあって、その赤の影響が強く出たようです。
Mモード以外で、黒を黒く写すためには、マイナスの露出補正をします。
今回、赤=黒と考え、本来の明るさの赤に写すためにはマイナスの露出補正をしなければならなかったということになります。
子どもの服など原色系が多いと思うので、特にニコン使ってる人、注意してみると良いかもしれません。(他のメーカーはどうなのでしょうか)
とりあえずそのような影響を避ける(抑える)にはマルチパターン測光が無難かもしれません。
ダンスを撮る機会があり、赤いドレスだけ露出オーバーしている理由がこれでわかりました(赤の階調が失われてペタ―っとした真赤になる)。いつもPhotoshopで色相選択で赤いドレスを選んで露出を下げていたのですが、普段自分でやっていることながら、はじめて腑に落ちた次第です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?