まほろバ#17 参加レポ
11月7日に行われた、株式会社あつまるさん主催のまほろバ(まじめな、ほろ酔い、バー)の参加レポです。
自己紹介テーマは「今年一番感謝したこと」。もう年の瀬が近づいてきていますね。
自分は、先月ちょっと色々あったので、そうしたときに相談に乗ってくれた友達や、支えてくれた家族に感謝。まほろバへの参加も一助になったところがありました。
TL1. MakeCodeでゲーム作り始めてみた
TakumiAbeさんのLT。
子供・初心者でも触りやすいノーコードのブロック形式でコーディングが学べるMicrosoftのオンラインサービス「MakdCode」を触ってみたという話。
Minecraftの改造も行うことが出来たり、作ったゲームをJavaScriptやPythonに変換したり、オンラインだけでなく実機デバイスに入れることも出来るのだとか。
まずプログラムの楽しさを体感出来るのは良いですね。自分も中学生の頃に遊び感覚でBASICを触り始めたのが、今なお繋がっている部分があります。
TL2. 自分について
imashoさんのLT。自分についてというタイトルでしたが、所属されてるGMOペパボさん内でのロール転換で感じたことのお話。
デザイナーとして職務を進めてシニア以上になってくると、専門職として極めるかマネジメントに進むかという分岐点に立つというのはよくある話。
もともと専門職方面だったところからマネジメント方面への転換に挑戦してみたところ、仕事が増えたりはしたものの、作業背景や事業成長といった視野を広げることが出来たということでした。
今後はさらに視野を広げるため、社外コミュニティに参加してマネジメントのメリットを伝えつつ情報交換していきたい、ということで今回の登壇。まほろバのような交流会はうってつけですね。
TL3. ファイル管理どうしてますか?
charichariでデザイナーをされている、dandanさんのLT。
「書類探しに1日20分、年間80時間掛けている」という記事を読んだことを受けて以来、ご自身が決めているファイル管理のルールについて。
(Macで)カラム表示を使う
上層フォルダは数字とアンダースコアで並べる
過去ファイルやフォルダテンプレートなどはアンダースコアから始めて上部固定
次に使うものは数字から始めて並び固定
雑多なものは数字を付けず、下に並ぶことになる
最下層にはフォルダテンプレートを作る
空のフォルダ構成を作っておいて、新しいプロジェクトや月を始めるときはテンプレートを複製するだけ
というのが三本柱。そしてこうしたルールを設けることで、新しい案件が始まるときにフォルダ分けを迷わないというのが一番大事、とのことでした。
確かに、後で整理しようととりあえずで積んでしまうというのが、乱雑になってしまう元凶かもしれませんね。
最後にイベント告知が2つ。フリクラの方はフィールドワークで実際にCharichariを使ってみるらしい? 交通安全にはご注意を(特にながらスマホは11月から罰則強化)。
LT4. ついに決定!?まほろバのテーマソング!
まほろバの中の人。の中の人でもある運営メンバー、水野さんのLT。
先のフリクラ内Slackで、SUNOで作曲したフリクラのテーマ曲を聞き、まほろバもやってみたという実演デモ。
イベント概要をコピペしてClaudeやGPT-4oが作詞した歌詞を、SUNOに渡し、ジャズなど曲調などを幾つか指定して生成すると、歌唱付きで歌が生成されました。1日数曲なら無料で使えるのだとか。
GPT-4oの作った歌詞内に含まれるパート名もそのまま貼り付けたため、「♪サビ」から歌い出す珍事もありましたが、とても自然に曲が出来てました。今後も流れるかも?
LT5. 初めてのIoT
テリスケさんのLT。連続LTカウントは22週に。
小型ドローンをGo言語で制御するgobotを使ってみたので、実際にドローンを持ってきて実演デモ。
100g未満ならオモチャ扱いのため免許なども要らず(飛行禁止区域などは当然NGですが)、ヨドバシカメラに店頭在庫もあったりするくらい手軽なのだとか。
結構安定して飛行していて、カメラも動作し、浮上して宙返り2回してから着陸するような自動操縦ブログラムも50行程度で書かれていました。
最終的にはRaspberryPiを載せて画像認識して、「お茶とって」とお茶を運んできてくれるドローンを作りたい…ということで、次回LTでは「AIグラスと接続する」という予告。
こちらもちょっとだけデモしたところ、
という予想外のオチでした。果たして来月までに調教出来るのか!? 乞うご期待。
LT6. プログラミング匠塾の紹介
tanakayohei3さんの飛び込みで、「勉強をしない 授業をしない」をモットーにする武田塾に倣って、コーチングに重点を置いた「プログラミング匠塾」を始めているという紹介LT。
Javaプログラムに関する200問ほどの課題を半年掛けて全部解く。ペースは自由で、分からないところはマンツーマンで質問対応。参考書籍も紹介するし、生成AIを使っても構わない。
最終的に完走出来れば、その成果をスキルシートとして就職サポートを行い、それで就職したら受講料は返金する、という体制とのこと。
就職したら返金対応というのは自己責任だと思います(※)が、集合型講座よりはe-learningなどと併用して非同期で進めていくのが、受講者も講師側も、負担が少なくて良いのかなと思いました。
※自分も7年程前に、当時同じような触れ込みの集合型講座を受けて完了したものの、結局福岡だと案件がないということで流れたことがあるので。その講座は現在は就職サポートは行っていないようです。
LT7. じゃんけんアプリを作ってみた
運営メンバー・こがまりさんの、10月から通い始めたGsAcademyでの課題進捗LT。
JavaScriptでじゃんけんアプリを作るという課題ということで、そのための素材は提供されているものの、作り方や内容はわりと自由で、極論じゃんけんでなくても良い程だとか。
MakeCodeやもそうですが、座学で構文を学ぶばかりではなく、自由に弄って楽しみながら習得することを重視しているのかなと思いました。
LT8. 色々IT人材育成イベントに参加してきたので話す
kiokulessさんの、様々なイベントに参加してきて感じたことのレポLT。
セキュリティキャンプ
IPA主催の4泊5日合宿、22歳までの学生が対象。
事前課題の取り組み具合で周りと差が付いた、とのこと。SecHack365
NICT主催、25歳以下が対象とした通年のハッカソン。
他の人を手伝うのが楽しかった気付きが得られたとのこと。未踏IT人材発掘・育成事業
IPA主催、25歳以下が対象。業務委託として採択金が出る。
卒論・修論として取り組める学生や、進捗出せるなら人脈は拡がりそう。42Tokyo Piscine
フランスのエンジニア養成機関の入学試験に相当するものだそう。
非情報系の人が多く、人とワイワイしながら進められたのだとか。
未踏は聞いたことがありましたが、他にも色んな育成イベントがあって、そういったものにアンテナを張ってるのは凄いなと思いました。
おわりに
今回は都合により木曜開催ということで、普段よく参加されている方も少なかったものの、初参加の方が多く、そしてLT登壇者が多い回になりました。
まほろバのLTはハードルが低く、どんなテーマでも結構盛り上がるので、興味のある方は是非。(1月のときに今年の抱負としてLTの場数を踏みたいと言いながら、結局7月しか出てないなあ…)
次回・18回目のまほろバは、金曜日に戻って12月13日開催です。