パリマスターズDAY4

鍋島昭茂さんとのコンビです。今シーズンに限った事ではないですが、ネクストジェン世代のメインステージでの活躍の話題になり、メドベージェフ、チチパス、ルブレフは現在トップ10に入り、シャポバロフ、デミノー、シネル、ルード、フリッツ、ハチャノフ、アンベール、フルカチュらはトップ50位内に入っている。そして西岡も本当に力を付けてきているのは本当に素晴らしい。だからこそチョンヒョンが離脱しているのは残念で、早くトップに戻ってきて欲しいですねという話になりました。

ナダル v トンプソン

初対戦でトンプソンが持ち前の粘りとアイデアでどんなパフォーマンスをするのか?が楽しみな対戦でした。
ナダルはハードコート仕様の早いタイミングのショットの仕掛けでトンプソンに時間を与えない攻撃でファーストセットを圧倒します。

セカンドセットに入り、トンプソンのサービスからの展開が機能し始めてキープキープが続きタイブレークへ。数ポイントの差でストレートセットでナダルが勝利しましたが、印象的だったのはトンプソンの試合中の調整能力です。セカンドセットはトンプソンが取ってもおかしくないと放送席の鍋島さんの自分も感じていました。
そして試合後にはナダルからトンプソンに対してガッチリと握手をしていました。本来はラケットでのタッチが基本の今ですが、これはナダルがトンプソンに対してのリスペクトの意味で行ったのではないかと思いました。それを見た瞬間にグッとくるものがありました。

デミノーが尊敬しているトンプソン。更に注目の選手になりました。

ナダルのストロークのペース、タイミングの速さとネットでのボレーのタッチなどスキの無さは素晴らしかったです。パリマスターズのタイトルはまだ持っていないナダルの初戴冠はあるのか?楽しみです。
誰が勝っても初優勝のベスト8、今日も楽しみです。

僕のパリマスターズの担当は今回で終了です。後輩の宮地氏にバトンタッチします。
次回はATP FINALSです。
また更新しますね。

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