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【TAKEFUのはてな?】The★スウェット

THE★スウェットシリーズです。

部屋着として、パジャマとして、また外に着ていくのにも適し、通年使えるスウェットシリーズ。
肌に触れる裏地はTAKEFU®100%で着心地よく、かつ見た目も外で着やすいような、シンプルで洗練されたデザインになっています。

男女兼用、そして広範囲の年齢層・体型の方に向けたTHE★(ひとつぼし)スウェット。
この製品のこだわりを、相田社長と、デザイナーのSさんにお聞きしました。

後半では、写真ではなかなかわかりづらい、サイズ感のお話についても詳しくお聞きしましたので、男性も女性も、ご購入の際の参考にしていただければと思います。




代表相田インタビュー


それでは最初に、この製品の概要について、相田社長のインタビューです。


製品のコンセプト

―THE★スウェットは、どういったコンセプトで製作したのでしょうか?―

「以前、★(ひとつぼし)Tシャツという製品があったんですよね。それが大変好評だったので、同じ生地の新シリーズとして考案したのがこのTHE★(ひとつぼし)スウェットです。以前にもスウェット地の製品はあったのですが、長いズボンもまたほしいというリクエストが多かったので、それを実現しようと思いました。そしてどうせズボンを作るなら同じ生地で、セットアップのスウェットセットを作ろうじゃないの!という流れですね。更に、一般的なスウェットに多いラウンドネックに加え、女性に合いやすいボートネックも作りました。首までしっかり覆いたい方はラウンドネック、首が広く開いてスッキリしたラインがほしい方はボートネック、という感じで、選んでいただけると良いですね。」



セットアップで着られる


―★Tシャツから、お客様からのニーズを汲んで誕生した製品なのですね。“THE★スウェット”というネーミングもその流れを汲んでいるのですか?―

「実は、★Tシャツと全く同じ作りというわけではなく、少し進化しているんです。なのでそのまま“★スウェット”という名前にすることは、なかなかできなくて、かといって“二つ星”とか“三つ星”というネーミングもなんだかいやらしく感じてしまってね。そんな時、スタッフのひとりが『THE★スウェットはどうでしょう?』と案を出してくれて、それ採用!と(笑)。★シリーズの決定版、みたいな感じで捉えていただければと、そんな思いが込められた名前です。」


―★Tシャツも裏地がTAKEFU®100%だったのでしょうか?―

「そうです。肌に触れる部分はTAKEFU®100%という、同じコンセプト。今回表を綿100%にしたのは、張りを持たせるためです。これはTAKEFUの良さでもあるのですが、洗濯を重ねるとどんどん柔らかく、くたくたになっていきますね。そうなると部屋着になってしまいがちですが、今回は外でも長く着ることを目指したので、形が崩れにくい作りにしました。運動する時にも良いと思います。」


新発売のL~LLサイズ


―このスウェットシリーズは、ラウンドネックがFREEサイズ、ボートネックとパンツはM-Lのワンサイズになっていましたが、今回、パンツのみL-LLが新発売になりましたね。―

「主に男性から、『トップスのラウンドネックは問題なく着れるけど、パンツの丈がちょっと短かったり、腰のところがきつく感じたりするので、もう少し大きいものがほしい。』という要望があったので、L-LLサイズをご用意しました。これで、男女共にセットアップで使っていただけるかなと思います。」


ご好評いただいた“★(ひとつぼし)シリーズ”の決定版として製作されたというこのTHE★スウェット。

幅広い層の方々に長く使っていただける、気持ちよさと実用性を兼ね揃えた製品だということがわかりました。



デザイナーインタビュー


次はデザイナーのSさんに、具体的なデザインや機能性について、こだわりを教えていただきました。

サイズについても目安の説明がありますので、参考にしてみてください。





ラウンドネック



―最初に、トップスのラウンドネックについて教えて下さい。―

「ラウンドネックは、FREEサイズです。M-Lの方に対応できる寸法感で作っているので、レディース・メンズ、どちらもある程度のサイズ感の方々に着ていただけると思います。また、“ドロップショルダー”という、肩幅が広く袖付が下がった位置になる形になっています。その分余裕があり、肩幅を気にせず、色々な体型の方にフィットします。腰回りの丈は、若干ですが約2cmほど、後ろを長くしています。かがんだ時に背中が見えてしまうのを防ぐためです。もちろん個人差もありますが、レディースだとおしりが隠れるくらい、メンズだと腰ちょっと下になるくらいの長さ、というのがひとつの基準になるかと思います。」



クロスステッチ


―様々なタイプの方にフィットするように工夫されたデザインなのですね。襟元にもこだわりはありますか?―

「衿ぐりは比較的コンパクトに、首に沿う様に作っています。TAKEFUなので着続けていると若干伸びてくるかもしれませんが、比較的形崩れしにくいデザインになっています。衿元にあるクロスステッチの部分は、“ガゼット”というものです。補強のため、また汗を吸えるように、この部分だけ生地が二重になっているんです。よくスポーツウェアにも見られる、機能的な飾りですね。」



ボートネック



―次はボートネックについて教えて下さい。―

「ボートネックは名前の通り、衿ぐりがボート型。端が切れているようなシルエットを“ボートネック”と言います。こちらはLady‘s向けで、JIS規格(日本の産業製品に関する測定法で定められた、国で統一された規格)のM-Lにそのまま準じている寸法感になります。これも丈の前後差をつけていますが、こちらは7cmほど前の丈が短いです。袖丈も七分~八分くらいの短めで、手元の邪魔にならない、手さばきが良い丈にしています。ラウンドネックはメンズも着られるように、袖丈も長くとってあります。」


―パッと見の形以外にも、女性の体にフィットするように、様々な工夫があるのですね。他にもラウンドネックとの違いはありますか?―

「脇にスリットが入っているので、裾裁きも楽だと思います。また、衿ぐりの始末も違います。“タコバインダー始末”といって、同素材でテープ状の生地を作り、それを叩きつけるやり方です。ボートネックは横長で開きやすいので、補強のために着けていて、伸び止めにもなっています。ラウンドネックの方はコンパクトな衿なので、伸び止めを付けてしまうと逆に窮屈な感じになります。ですので、あえて簡単な縫製にしています。」


―肩も、ドロップショルダーではないですね?―

「そうですね。ただジャストのMサイズよりは少し下がっていて、ゆったり着ていただくことを想定しています。Mサイズの方でゆったり、肩回りが大きめの方だとフィットするようなシルエット、という感じですね。」



パンツ




―最後に、パンツについて教えて下さい。こちらはM-Lに加え、L-LLも新しく出ましたね。―

「L-LLは、男性の方にも履いて頂きたいということで作りました。男性の、Mサイズくらいの方にピッタリきますかね。具体的には、股下70cmになります。M-Lが股下68cmで、2cmの差。腰回りやヒップは比較的大きく取っているので、男性サイズでL~LLの方にも、ヒップ・ウエストは対応しています。丈感だけ、L~LLの方にとっては短めで履いていただく形になりますね。TAKEFUは日本のお客様が多いので、凄く身長が高い方は少ないという前提で、あまり長くしていないんです。生地が伸びてくる可能性もあるので、この寸法にしています。」


―ゴムの部分はいかがでしょう?―

「ゴム部分は、M-L、L-LL共通で、ウエスト部分の幅を4.5cmと広く取り、安定感があるようにしています。ゴム周りを緩めにしているので、細身の方は紐を縛っていただければと思います。適度な方は縛らず、そのまま履いていただけます。」


―シルエットとしては、一般的なスウェットという印象がありますが、こだわり等ありますか?―

「膝がちょっとだけ内側に入っていて、ストレートというよりは若干フレアなシルエットになっています。ただ男性でも違和感がないように、本当に少しだけ。フレアは足がすらっと見えるんですよね。O脚やX脚等、足にコンプレックスがある方も、形を気にせず履いていただけるシルエットにしました。」


―色は3点共にダークネイビーですね。―

「はい。基本的に男女兼用ということで、どちらもカバーできるような色目、かつ一年中、外でも部屋着でも使いやすい色ということで、ダークネイビーになりました。TAKEFUでは黒は積極的に出さないので、暗めの色となると、ネイビーやチャコールになることが多いです。ネイビーは暗い色ですが、その中では明るい印象を持つ色ですよね。」






今回は、THE★スウェットシリーズについて、詳しい説明をお聞きしました。

私自身トップスの“ボートネック”を使っていますが、スタイリッシュな見た目以上に着心地が優しく柔らかく、自然と着たくなります。

部屋着として着ていても動きやすく、そのまま外に出られるのも、ずぼらな私にとっては楽で好きなポイントです。

ゆったりサイズなので、寒い時期はインナーを着ても違和感がありません。

パジャマとしても、外に着ていく普段着としても、スポーツウェアとしても着ていただけるこのアイテム。

「一家に一台」ではないですが、ひとつ持っているとなにかと助かる、生活に根付きやすい製品だと感じました。



インタビュアー・みー

1992年生まれ。  TAKEFU専門ショップ“eau”勤務。趣味は宝塚観劇、旅行、食事、ラジオなど。  真夏はとにかく、TAKEFUのTシャツが気持ちよすぎますね。


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