ライジングサン旅行記録(羊文学とナンバーガール)2日目編
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZO旅行記録その2です。
その1はこちら
8月13日(土)
朝7時のアラーム。「あと15分ください…むにゃむにゃ」などと言いながら起床。朝風呂へ。
今回3回目の札幌、過去いずれも同じ宿で大通公園からほど近いところにあるガーデンズキャビンを利用。新しくて綺麗なのと、地下にサウナ付き大浴場があるカプセルタイプの宿なのでオススメです(宣伝)
風呂から上がって荷物を整えてチェックアウト。当初、オールナイトする気満々だったものの、雨降り予報にひより、3泊目も取ろうとしたけど時すでに遅しの満室。ということで今夜の宿は札幌駅北口すぐのところ。
アホほどの荷物なため1駅だけど地下鉄を利用。荷物を宿に預けてバスに乗りいざ2日目の会場へ。
2日目はpuleflorシャツを着ていったので車内で静謐なシューゲイザーサウンドのpuleflorを聴きながら過ごす。
2日目は曇り時々晴れっぽい天気。良いフェス日和と言ったところ。まあ、日差しが出ると暑いことこの上ないのですけども。
前日忘れた帽子もきちんと持参。この帽子でも結局蒸れ蒸れで汗びっしょりに。
11時前には会場入り。EARTHステージも気になるところだけどもまずは空腹を満たすためにフードエリアへ。
調子に乗ってラーメン2杯とレモンサワーを詰め込み、早くもお腹一杯になる。
千鳥足でSUNステージのレジャーサイトへ。メインステージトップバッターの東京スカパラダイスオーケストラ。フェスと言えばスカパラ。フジロックでも何度か見た記憶が。
フィッシュマンズのいかれたBABYの演奏辺りまで過ごしてEARTHステージへ。多分、こういう場でないと観る機会ないであろう緑黄色社会へ。
エリア後方で座りながら眺める。アルコールに弱い体質なので既に酔いが回っている状態。
途中、謎のボリスわんこ集団を眺めつつ(クスリ?)緑黄色社会が終わったあとは酔い醒ましに奥地へ。
何故かジンジャー赤ワインを注文。これが美味しい。ふらつきながらEARTHステージに戻って怒髪天。マカロニえんぴつ聴こうかなと思ってたけど動くのが面倒に笑
程よく酔いながら音楽を聴く。時々ウトウトする。最低で最高な音楽の楽しみ方をしながらもお腹が空いたと錯覚を起こしたので、前日も食べて美味しかったジンギスカン丼を買うために移動。フジファブリックの演奏が聴こえてくる。当初はBiSHの枠だったなとぼんやりと思う。
丼とビールを持ってEARTHステージへ戻る。若者のすべても聴きたいところだけどpillowsも聴きたい。
ジンギスカン丼も食べたいしビールも飲みたい。
pillowsのあとはmiletさん。ラブシャスプリングで初見だったけどすごく良いステージだった記憶。今回は酔いながら眺める。
そんなこんなで食べて飲んで音楽聴きながらウトウトする最高で最高な時間を過ごしているうちに時間が近づいくる。
今回の旅の大目標であるナンバーガールである。
ということでmilet終わりの方でマイヘアイズバッドとの入れ替わりを狙ってメインステージへ。狙うはひさ子さん側前方。そこそこ前目の方に潜入成功。スクリーンに映し出される「NEXT ARTIST NUMBER GIRL」に期待も高まり、ひさ子さんにおーいお茶がご用意される。
メンバーリハに登場。いい感じに仕上がり一度引くのかと思ったら向井秀徳が始まるまでここにいると駄々をこねステージに居座りビールを飲み始める。他のメンバーも付き合って残る。
途中、観客から手拍子の挑発行為が繰り出されるが、その手には乗らないと返される笑
不思議な光景だったけど、今にして思えば、貴重なそして穏やかで優しい空間だった。メンバー間で話すこともなく時間がすぎていく。スタッフと談笑するひさ子さんの笑顔がキュートだった。
定刻となり、3年間待たされたライジングサンでのナンバーガールのライブが始まる。始まった以降は拳突き上げたり、合唱はしないけど口パクでうたったり、ぴちゃんとジャンプしたり。それはもう大変なことに。
最高な透明少女が繰り出されたあとで、向井秀徳から「話があります」と切り出される。再結成したのはライジングサンに出るためだったこと、こうして出ることができて嬉しいことなど。
もうね、プンプンしてるんですよ。別れ話切り出す気満々な雰囲気が。再度の解散宣言した時の会場の空気はなんとも言えない。冗談だと思った人もいるだろうし、私と同じで予感してた人もいただろうし。
そんななんとも言えない雰囲気からの「福岡市博多区からやって参りましたナンバーガールです。ドラムス、アヒトイナザワ」からのOMOIDE IN MY HEAD鳴り出しは反則だと思う。最高じゃん。
というか、そこからラストまでは本当にテンションぐちゃぐちゃになるくらいの最高のさらに最高な演奏が続いた。
I don't know → IGGY POP FAN CLUB
イギーポップのひさ子さんギターソロのところで向井秀徳が良い笑顔してるの見て感情が一気に込み上げて泣いた。
何かまだあと1曲ありそうだなと思ったところでI wanna be your boyfriendが鳴り出し、もう一度泣いた。泣きながら拳突き上げて飛び跳ねた。
感情と汗でぐしょぐしょになってライブ終了。twitter開けたら既にタイムラインがナンバーガール解散でざわついていた。
レキシ観ようかなと思ってたけど、そんなことはどうでも良くなり(ファンの方ごめんなさい🙏)
音楽でお腹一杯になったと嘯きながら奥地へ。スガシカオをボンヤリと聴きながらロングポテトとナンドックを肴にカクテル2杯飲んだ。
そろそろ帰ろうかと思ってたところで花火が上がる。眺めながら、夏休みも終わるなあとしみじみする。
深夜から早朝のステージも気になるし、徹夜したいところだけど、ここは泣く泣く会場を後にすることに。
羊文学に満たされ、ナンバーガールでは満足感と喪失感を味わった。
ともあれ、また来たいと思う素敵なフェスだった。