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3マナでエムラクールが出せるアーティファクト! Didgeridooを発掘!【MTGイニシエカード発掘隊】
やあみんな、武えのきだ。
マナコストを踏み倒して大型クリーチャーを戦場に出して一気に勝負を決める、というのはマジックプレイヤーなら一度は決めたいプレイなんじゃないかな。僕はこれまでにそういう機会を持てていないけど、いつかは決めてみたいと常々思っている。まあ大げさに言えば夢の一つだとも言えるね。
今回紹介するカードはそんな夢を叶えてくれる可能性のあるカードだよ。そのカードとは、1995年発売のセット、ホームランドに収録されたDidgeridooだ。
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その音色でミノタウロスを操るというフレーバーなんだと思うけど
イラストを見る限りでは今にも襲われそう
Didgeridooは1マナのアーティファクトだ。3マナで手札にあるミノタウロスを直接場に出す起動型能力を持っている。ホームランド当時はマナコストが重いミノタウロスが環境が居なかったからそこまで評価は高くなかったみたいだけど、後に重くて強いミノタウロスが登場してそれらと一緒に使われたりもしたらしい。
本題はここからだ。タイトルにもある通り、僕はこのDidgeridooの能力を使って引き裂かれし永劫、エムラクールを直接戦場に出したいと思ってるんだ。
……うん。大丈夫だよ。わかってる。エムラクールはミノタウロスじゃないよね。あんなうねうねしたミノタウロスは存在しない。僕だってそれくらいはわかるんだ。おかしくなったわけじゃない。
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じゃあどうやってDidgeridooで引き裂かれし永劫、エムラクールを出すのかという話になる。もちろん、Didgeridoo単体では無理だから他のカードと併せて使うことになる。そこで僕が相棒に選んだのが、最新セット、ダスクモーンに収録された変貌の力線だ。
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カスレアなんて思ってないよ……!
冷たくしたのも全部君のためだったんだよ……!
変貌の力線を戦場に出す際にクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。そうすると、変貌の力線が戦場にある限り、自分の戦場のクリーチャー・自分のクリーチャー呪文・そして自分がオーナーでないすべてのクリーチャー・カードがその選ばれたタイプになるんだ。
つまり、変貌の力線が場に出る際にミノタウロスを選ぶと、ハンドにある引き裂かれた永劫、エムラクールはミノタウロスになる。だからDidgeridooの起動型能力で引き裂かれた永劫、エムラクールを直接戦場に出せるってわけなんだ!
変貌の力線は初期ハンドに有れば問答無用で戦場に出るし、Didgeridooも1マナなのでピッチスペルくらいでしかカウンターできない。そして起動型能力を打ち消す手段も限られるから、意外と妨害されにくいコンボなんじゃないかと思う。実物提示教育と変貌の力線は色も合うので、いっそ併用しても面白いかもしれない。
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起動型能力は打ち消され、Didgeridooはガラクタになり
3点クロックまでかけてきやがる
問題はDidgeridooが古いカード過ぎて、大体の通販サイトで在庫切れを起こしていることだ。最大手・晴れる屋さんにもニアミントが2枚しか在庫が無い。しかも値段も1枚3000円と結構するから、このカードを使ってデッキを組むのは現実的じゃないね。再録禁止カードってわけでもないから、何かの間違いで再録してほしいけど、環境にほぼミノタウロスが存在しない現状ではちょっと期待薄かな。
というわけで、今日はホームランドからDidgeridooを紹介させてもらったよ。ちなみに、カード画像のキャプションでも書いたけど、Didgeridoo(ディジャリドゥ)というのはイラストに描かれている楽器の名前だね。Youtubeに動画がアップされていたので聴いてみたけどなかなか面白い音色だった。動画のリンクを貼っておくので、興味がある人は自己責任で聴いてみると良いかもしれないね。
それじゃあ、また。
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