攻殻機動隊を視聴して。
攻殻機動隊が、少し先の未来を教えてくれているようで、感動している。
いま、2023年に攻殻機動隊を認知し、視聴できていることが幸せなことかもしれない。なぜなら当時、攻殻機動隊を視聴していれば、想像できない未来を見させられていたことになっていた気がするからだ。全くちんぷんかんぷんだっただろう。未来を想像しようともしなかったはずだ。
ところで、ボクが特に好きなのはタチコマの振る舞い方なんだ。タチコマは思考戦車だと思うが「自己犠牲」という概念を学習できてしまったのだ。確かに「自己犠牲」は合理的に判断し続けるコンピューターからは生まれにく概念なのだろう。「エモーショナルとコンピューター」について、ボクはアカデミックな知見はないが、感覚的に面白い領域なのだとは思う。
そして何よりもワイフと哲学や思想について語り合う時間ができていることが幸せでもある。毎日1話「攻殻機動隊」を観をえた後に。明日からシーズン2だ。