オンライン作品展をやってみた
これまで数年に渡り会場をお借りして作品展を主催して参りました。今年は6月に浅草、11月に新橋でと企画して参りましたが、2月に新型コロナを耳にし、11月の展示はプリントとは言え着物をゼロからデザインし仕上げるため半年は掛かってしまうため今回は中止という苦渋の決断をした。
決断をしたのは3月末でそれからしばらくは全く気力が吹き飛んでしまい、何も始まっていないのに燃え尽きた状態で真っ白になっていた…
GWに入る前あたりから「このままじゃ…」ってまずいつもお世話になってる会社に風呂敷の相談をしてみた。有難いことに快諾して頂けたので、オンラインで作品展をするための準備をはじめた。
「オンライン」とは言ってもただ展示するだけでなく気に入っていただけた作品を購入できるための準備も必要と考え、まずは参加できる作家さんに声を掛けて「おうちでたのしむ風呂敷展」と銘打って新作デザインの風呂敷データを募ることにした。
それと同時進行でサイトづくりを。
どこまで集客があるか全くわからなかったので、無料のサイト(今回はJimdoを使用)と無料のECサイト(今回はminne)を使うことに。Jimdoは私自身日頃から使ってるので仕組みを理解してて簡単なサイトなら素材があれば1時間以内に立ち上げることが可能だから。minnneは最近拡散力もありリアルとの繋がりも広がりつつある為今回の企画に適してると自己判断で決めました。ただminneは初めて使う為四苦八苦しました。
公開1ヶ月前に作家さんから風呂敷データをいただき入稿、納品されminne用撮影は自分でおこない公開の準備がほぼ完成。
オンライン展示ではありますが、私がご来場していただきたい方の全ての方がSNSを使ってるわけではないのでDMハガキをデザインしました。会場はネットなので24時間営業です(笑)ってちゃんと明記してね。
Jimdoの無料プランではGoogleアナティクスは使えないということなので久々にCGIのカウンターを入れました。昔少しかじったことはあったもののすっかり忘れてしまったので、ネットに転がってる素材を使って設置。
いよいよオープン
公開日には全てをオープンにしSNSで拡散をした。
来場者はカウンターでしか確認できない。
なぜなら「いいね」を押されてもその全てが来場するとは限らないから。自分も受けての場合同じようことをしてしまうので仕方ない。とはいえ気になるので定期的にチェック…ドキドキ…チェック…ドキドキ…夕方に100アクセスを超え少し安心。ふとminneを見るとご購入いただいてる!ちょっと小躍りしちゃいました。
それから1週間…2週間…アクセス数はありがたいことに増えていますが、増えれば増えるほど心に大きな穴が…「やっぱりリアル展示をしたい」……
ちなみに、
7月7日〜8月15日までの来場者数:
のべ1231人
9月6日まで開催中です。
16人の作家さんがご参加されてます。
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