Blackbird.PaulMcCartnyの癖がすごいアコースティックギターの指弾き。
この記事を書いた人。
武田 展明。
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Blackbirdをご存知ですか。
上がライブ、下がスタジオバージョンです。ビートルズのホワイトアルバムに収録されています。
スタジオ盤を元に弾き方をご紹介いたしました。
ライブを見てみると、指弾きなんですが、親指、人差し指をメインに2フィンガーで弾いてます。
これは結構珍しい、というか、少数派な気がします。
学校のテストでこの弾き方したら、減点されるかも、くらいです。
しかし、ロックに正解はないので、これでいいのです。ポールマッカトニーがやったら誰も文句は言えません。
こういう所から、色々自由でいいんだなぁ、という感覚を身につけて頂きたいです。
演奏のポイント
指弾きのパターンは大きく分けると2種類しか出てこないので、ピッキングパターンをイントロなどで弾けるようにしましょう。
コードワークがかなりメロディアスなので、メロディとして覚えるのが覚えやすいです。
コードフォームとコードネームを一致させよう。解説動画ではタブ譜の上にコードネームを付けています。タブ譜だけを追いかけないように気をつけましょう。
曲の裏側
ポールマッカトニーはバッハの影響(触発されて)でブラックバードを思いついたようです。
確かに、言われてみれば、って感じですが、よく聴くとなるほどなってなります。
歌詞については公民権運動、人種差別、差別を受けていた黒人女性に向けたものらしいいです。
こうやって、少し曲の裏側を知れると、また違う楽しみ方で曲が聞けますね。
サウンド面
ギターはマーティンD28を使用。ジョージマーティンの提案でフェイクのエンディングが採用された。
32テイクを録音したそうです。32回ってすごい数ですが、当時のアナログ録音で1発録音ならこの位やりますかね。最後のテイクが採用されたそうです。
クロウタドリ(ブラックバード)の声をオーバーダビングして完成させたそうです。
KeyがGなので、3弦開放弦を鳴らしっぱなしってところが、サウンドの厚みをもたらしてると思います。
アコースティックギターを弾くならば、1度は練習したい名曲ですね。
では、また。