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リースのメリットデメリット
事業を始めるにあたって、オフィス等で使用する固定資産をリースにするのか、または購入するのか悩むことと思います。
リースにするか、購入するか、どちらにすればいいのかを判断するにはメリットデメリットを把握しておく必要があります。
今回は、リースをうまく活用するために、リースの特徴やメリットデメリットについて詳しく説明していきます。
リースとは何か?
そもそもリースとは何なのでしょうか。
リースとは、「特定の設備をメーカーから購入したリース会社が、その設備を導入したい会社に対して特定の期間・使用料で貸す」ことを言います。
オフィスで使う代表的な資産としては、ビジネス用固定電話や複合機が当てはまります。
リースは基本的に、設備を導入したい会社側の財務状況が問題なくリース料を払えるのであれば、どんなものでもリース資産として取引することができます。
リース取引をした場合にどんなメリットデメリットがあるのかを見ていきましょう。
リースのメリット
初期投資を少なくすることができる
リースの一番のメリットは、初期投資を少なくすることができることです。
リースは、最初の頭金が必要なく、リース料を月々の分割支払いができるため初期投資を削減することができます。
事業を始めて当分の間資金繰りに余裕がない場合には、リースを選ぶことをオススメします。
定額での減価償却
リースでは、リース期間にわたって定額で減価償却するため、費用が一定で損益の見通し
が立てやすいというメリットがあります。
事業開始からすぐに利益を上げたい場合、営業損益への影響を少なくしたい場合にリースがオススメです。
また、こうした償却資産税の申告や資産に対する保険の設定などもリース会社が行うため、事務管理も楽になります。
オフバランス化できる
リースでは、その資産の所有権はリース会社にあるので、会社として貸借対照表に計上する必要がなくなります。
これを、「オフバランス」と言います。
オフバランスをすると、総資産にリース資産は含まれず、それを利用して収益を上げた分
は計上することができるので、収益性を測る尺度であるROA(当期純利益÷総資産)を向
上させることができます。
ただし、平成20年にリース会計基準が改正されたことにより、上場会社ではオフバランスできる資産が限定されてしまったため、現在は上場していない中小企業に関してこのメリットを受けることができます。
リースのデメリット
最終的な総額が高くなる
リースでは金利やリース会社の利益がプラスされるので、どうしても購入する場合に比べて最終的な総額が高くなってしまいます。
リースは割高で、リース料を払い終えたとしても自社のものにはならないので、資金繰りに余裕がある場合は購入する方が良いでしょう。
途中で解約ができない
リースでは、原則として途中で解約することはできません。
解約することができたとしても、残りのリース料は全額一括で支払う必要があります。
それは、リースは蓋を開けばリース会社からお金を借りるという金融の取引に当たるので、必ず全額返済しなければならないのです。
途中でその設備を使わなくなり解約したとしても、一括返済を要求されるため解約する意味がありません。
リースを活用して経費削減!
このように、リースにすることでメリットもあり、デメリットもあることがわかりました。
導入する固定資産をリースにするか購入するかは、まずそれぞれの会社の状況を把握することが大事になってきます。
また、すでにリース契約をしている会社でも、再度見直しをすることで経費を削減することができます。
弊社では、オフィスで必要なビジネスフォンや複合機のリースを取り扱っています。
みなさんの会社はリースの方がお得なのか、どのメーカーの機器を使ったらいいのか、現在のリース契約は最適なのか、しっかりとヒアリングした上でご提案させていただきます。
今後会社を設立する予定の方やすでにリース中の会社様など、お気軽にご相談ください。
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