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「新しい道」について②(3100文字)

午後から光ケーブル撤去工事の立ち会いのため、
実家へ行くことになっていましたが・・・

工事をする方と電話で話したところによると、
解体するのであれば撤去しなくても別に構わないとのこと。

それならばわざわざ工事していただく必要もなので、
キャンセルさせてもらいました。

おかげで時間ができたので、WEB制作の勉強を再開。
久方ぶりなのでけっこう忘れていますが、
まあ、ぼちぼちやっていこうと思います。


さて、のびのびになっていた「新しい道」の続きです。

12月25日に、夫が困らないようにできるだけのことをすると、
置き手紙をして家を出ました。

直接言うか手紙にするか、実は前日まで迷ったのですが・・・
夫は私が言ったことをすぐ忘れるし、
私の言いたいこともあまり分かってくれません(-_- )

かといって、文章だと大丈夫というわけでもなく、
きちんと読みとれていないこともしばしばあります(-_- )

なので、どっちみち伝わりにくい人ではあるのですが、
手紙の方が何度も読み返せるからいいだろうと判断。

長女のアドバイスを受けて、
手紙には夫への感謝の言葉も入れておきました。


夫には夕方、一人暮らしをするから詳しくは手紙を読んで欲しい、
とLINEを送っておきました。

すると・・・

帰宅して手紙を読んだ夫から、
『離婚ですか?』
とLINEが届きました(以下『』は夫)。

「そこまで考えていません。老後の生活や、自分の体調、
 夫の健康のことを考えての一人暮らしです」
と返信したところ・・・

『急に言われても混乱しています。隠していましたが、もう十年以上、
 鬱病で病院に通っています。ショックです』
と夫。

ショックなのは分かりますが、鬱病なんて知らなかった・・・(-_- )

娘たちとはグループLINEで情報共有していましたが、
夫の鬱病にはみんなでびっくり。

さらに・・・
『混乱してます。子供たちは正月は来ないのですね。さみしい』
に娘達は激怒。

「会っても何もいわないじゃん!」
「寂しいなら、その気持ちを(普段の態度に)示してよ!」

娘の怒りはもっともですが、火に油は注げません。
そこで娘と相談して返信しました。

「時々一緒に食事でもできたらと思っています」
『死しかないですね。さようなら。会うことはない。
 子どもをよろしく』

わああああ!!!

夫から届く度に、グループLINEであれこれ協議。
夫は頭に血が上っているだろうから、落ち着くまでスルーするのが
いいだろう、ということになりました。

すると今度は、娘のところに
『知っていたのですね?』
と夫からLINE。

続いて・・・
『お母さんをよろしく。元気で』
と届きました。

そこで長女が、
「わかりました。お父さんも体調に気を付けて、
 身体を大事に過ごしてください」
と、大人の対応?をしたところ・・・

返ってきたのは
『もうお父さんではありません』

これにぶち切れた長女は、夫とのトークを全削除。
(さすがにブロックはしていません)

慌てた夫は長女に電話をかけましたが、長女は無視。

ますます慌てた夫は、次女に「長女に消されたけど次女は消さないで」
みたいなLINEを送り、次女は
「どう返したらいいの(ToT)」
と困惑。

次女は夫の精神状態を考えて、とりあえず削除はせずに
そのままスルーすることにしました。


さらに夜には・・・
『来年中に××市にはいないつもりです。何処かに行きます。
 友人の笑い者です』
と届きました。

「死」と「どこかに行く」は矛盾しますが、
かなり混乱していたのでしょう。


この日は最後の引っ越し作業で朝からあまり食べていませんでしたが、
夫からのLINEで心臓バクバク・・・。
とても食べる気持ちになりません(-_- )

この間、娘達とLINEが怒濤のように飛び交いました。

その中で長女が
「弁護士さんに相談した方がいいよ!!」
と言うので、とりあえず司法書士の同級生に相談し、
その上で知り合いの弁護士さんを紹介してもらうことにして、
疲れ果てた私と娘は寝ることにしたのでした。


一夜明けて・・・

夫からまたLINEが届きました。

『たくさんの睡眠導剤を飲みましたが、死ねませんね。
 もう少し量を増やす』
『いなくなったほうが楽でしょう』
『何の為、働いてきたのか、子どももとられて生き甲斐がない』
『鬱状態になったので明日に病院に行きます』
(まとめて書いていますが、一度に届いたわけではありません)

わああああ!!!

すぐさま娘にLINEしましたが、娘はあきれています。
「子どもをとられてって、何もしてこなかったのに?」

第一、娘は社会人なので、子どもをとるもなにもないのです。

「どうしよう???」状態の私に、
「お母さんはお母さんの人生だし、私たちも自分の人生だから、
 お父さんに振り回されたらもったいない!!」
「これ以上お父さんの面倒見る必要ないよ!!」
と娘たちは励ましてくれました。

引っ越したのでやることはたくさんありましたが、
LINEのやりとり+心臓バクバクでそれどころではありません。

16時に同級生に会って相談したところ、
彼は鬱病というのが気になるようでした。

そして、
「テレビで見ても、よくあることだよね」
「一度顔をあわせて言いたいことをいったら?」
「弁護士ができるのは離婚調停でもめたときだから、
 今は弁護士に言ってもできることはないよ」
と言われました。

ですが、長女が強く言っていたので知り合いの弁護士さんを
教えてもらうと、お礼を言って帰宅。

早速その弁護士さんに電話し、翌日の相談をお願いすることができました。
しかもタイミングの良いことに、30分無料相談の日です。

何せ翌日(27日)は仕事納めなので、
この日を逃すと年明けまで待たなくてはなりません。

ぎりぎり相談できることになって、私も娘もほっとしました。


ですが・・・
私が住んでいるのは小さな町なので、どこで夫と出会うか分かりません。

新居から出にくいなあと思っていたところ、
「お母さん、××市にいるのは嫌でしょ。逃げ出す?
 ボーナスも出たし、私もホテル代出すよ」
と、長女からLINEが届きました。

ありがとう、長女・・・(ToT)

すぐさま長女が、28~30日の間、別の市のホテルを予約してくれました。
30日にはおせちが届くので、いったん戻らなくてはならないのです。

長女は27日の午前中まで仕事に行った後、
午後から心療内科(毎月通っているところ)に行って
今回のことも相談し、夕方帰ってくることになりました。

そこで私は、31日~1月5日まで、やはり別の市のホテルを予約しました。
単なるビジネスホテルですが、何せ年末年始です。

お手頃価格で直前に予約できるところは限られているため、
贅沢は言えません(貯めていた楽天ポイントが役に立ちました)。

××市から脱出することになって、私はかなりほっとしました。

年末年始をホテルで過ごすのはお金がかかります。
ですが、こんなに何日も泊まることは(たぶん)今後ないでしょうから、
長女と(4~5日は次女も)ゆっくりホテルライフを楽しもうと思いました。


ところで・・・
私と長女(+次女)はホテルに「避難」することになりましたが、
困ったのはカメのうらちゃんです。

どうしよう??と思っていたところ、長女がは虫類専門の
ペットホテルを見つけ出してくれました。
福岡の朝倉市なので、比較的行きやすいところです。

年末なのでどうかな?と思いつつ問合せメールを送ると、
「大丈夫ですよ」
と返信が届いて一安心。

28日にうらちゃんを連れて朝倉まで行き、
そこからホテルへ向かうことにしたのでした。


3000文字を超えたので続きは別記事にしますが・・・
ここで終わると読まれた方がきっと心配されると思うので、
続きも同時に投稿します。

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