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同級生のH君&久しぶりの涙

10時から、一緒にサポートを受けている方とZoom。
そして19時から、2週間に一度のZoom(グループコンサル)。

今日は夕食を作らなくても良かったため、
一日中ずっと家の中にいました。

けれど、家にいながらもこうやっていろんな方と話ができるって、
ありがたい世の中になったものだと思います(^_^)

さて、14時に同級生のH君が来るので、
昼食後掃除機をかけ、スリッパやお茶の準備をして待っていました。
父のお参りに来たいということで、連絡を受けていたのです。

ちょうど14時頃、H君が自転車に乗ってやってきました。
同級生と言っても話すのは初めてでちょっと緊張しましたが、
気さくな感じの人でほっとしました。

お参りをした後、
「先生、あんな笑顔をされるんですねえ。
 いつもぴしっとしていたから」
と、写真を見ながらH君。

「あの写真は父の誕生会をしたときのもので、
 本人もすごく嬉しかったんでしょうね。
 入院して、機嫌悪いことが多かったのだけど(^_^;)」
と私。

「先生の国語の授業は面白かったですよ。
 みんな先生のことが大好きだったと思います」
とH君。
そのように言ってもらって、本当にありがたい・・・。

そのような父の思い出話をあれこれした後、H君が言いました。

「通知表に先生が書いてくれた言葉で、『がんばって生きていこう』
 って思って、僕は今日までやってこれたと思う」

H君が当時どのような状況だったのか、
その後どのような人生を歩んで来たのか、私は全く知りません。

父が、通知表になんと書いたのかも知りません。
高校の通知表なので、たぶん一言だったのではないかと思います。

けれど、その一言を40年間大切にしてきてくれたH君。
そして、H君を励ますような、心に残るような言葉を書いた父。

家庭ではいろいろあった父ですが💦
やっぱり父はすごいな、と改めて思いました。
私には、父のようなことは逆立ちしてもできません。

「先生が元気な時に、会いにいっておけば良かったな・・・」
と、H君は残念そうでした。

ふと気がつくと、いつの間にか1時間以上たっています。

「すっかり長くなってすみません(^_^;)」
「いえいえ、暑い中、わざわざありがとうございました(^_^)」

H君は、また自転車に乗って帰って行きました。


実は4月に、
「クラス会をしたいのですが、先生はいらっしゃいますか?」
と、同級生のKU君から電話がかかってきたことがあったのです。
(ボイスワープで、実家の電話がこちらにかかるようにしてあります)

私は、父が入院していてもう長くないことを伝えました。

「コロナも落ち着いてきたから、
 久しぶりに同級会をしようと話してたんです。
 先生も年齢的に、これが最後の同級会になるだろうからって。
 もうちょっと早くすれば良かったなあ・・・」

KU君は残念そうに言って電話を切りました。

あともう数ヶ月、父が元気で実家暮らしができていたら、
最後のクラス会ができたのにと思うと、私も残念でなりません。
そうすれば、H君も父に会うことができたでしょう。

お父さん、H君が来てくれて良かったね。
でも、最後みんなに会えなくて残念だったね。
みんなもすごく、会いたがっていたよ。
いつまでも慕ってくれる人がいて、お父さんは幸せ者だね。

そのようなことを思いながらこのnoteを書いていると、
久しぶりに涙が流れました。

父の様子がおかしくなって以来さんざん涙を流したので、
もう大丈夫と思っていたんですけどね・・・。




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