【相続税の準備11】がんばった母
県民共済から、何日か前に封筒が届いていました。
中を見ると、実家の火災保険の解約届けです。
連日の書類に嫌気がさしていましたが(^_^;)
書かないわけにはいかないので、ようやく記入しました。
一つ終了。
先日連絡した証券会社から、今日、封筒が届きました。
この手続きをしないと残高証明や10年分の取引履歴がもらえないので、
速攻必要事項を記入し、相続情報証明書とともに封筒に入れました。
これで二つ目終了。
今日は16時に、銀行の方が母の施設に行ってくださいます。
銀行の書類もありますが、郵便局に出す委任状等の書類も
母に書いてもらわなくてはなりません。
母にいかにスムーズに間違いなく書いてもらうか考え、
「見本」を用意することにしました。
あらかじめ私が同じ用紙に「見本」を書いておけば、
母はそれを見ながら書くことができます。
郵便局からもらった用紙は3種類ありました(A、B、Cとします)。
Aは、書き方の見本がついた紙もいただいていたので、
それに私が住所や名前、通帳番号等を書き込みました。
そこで、残りのBとCも、もう一枚ずつもらうことにしました。
それらを全て持って、近くの郵便局へ。
一つ目の封筒をポストに投函し、
二つ目の封筒は簡易書留をお願いしました。
それから、Aの用紙で一カ所確認したいところがあったので
聞いたところ、違っていました(^_^;)
「Bの用紙のこれ(タイトル)と同じように書いてください」
「ああ、そうでした!すみません!」
そういえば、この用紙をもらったときもそう言われたのでした。
やっぱり、書いてないと忘れますね(-_- )
ですが、聞いて良かった・・・。
B、Cの用紙がもう1枚ずつ欲しいことを伝えると、
Bは私が書いてもいいということなので不要。
Cの用紙をいただき、書き方の確認をしてもらいました。
間違っていたら、また母に書いてもらわなくてはなりません。
帰宅してAの間違っていたところを修正し、
Bは私が記入。
Cのいただいた用紙にも記入して、「見本」完成。
印鑑と、4400円かかると言われていたので
お金を確認して玄関に向かいました。
玄関から出ようとしたところで電話が鳴りました。
見ると銀行からです。
「今日は16時からお世話になります。
実は、普通預金の他に定期預金もあったので、
申し訳ありませんが8800円ご準備いただけますか?」
「・・・わかりました。準備していきます。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」
8800円・・・。
お財布に1万円札を追加しました(-_- )
実家関係のことは母から預かったお金で支払っていますが、
手続きにもお金がかかりますね・・・(>_<)
ちょっと早めに施設に到着すると、
伝えてあったのですぐ会議室に通されました。
ほどなく母もやってきたので、銀行の方が来られるまでに
郵便局の書類を書いてもらいました。
「お母さん、ここ。ここに郵便番号書いて。8××ー××××よ」
「ええと、8××ー××××・・・これでいい?」
「そうそう。その下に今度は住所ね」
結局「見本」の紙を見るというより、私が言うのを聞きながら、
という感じでしたが、「見本」を作っていたのでスムーズでした。
途中で銀行の方が来られたので、郵便局は一時中断。
今度は銀行の用紙に書いてもらいました。
書き終わった後、銀行の方はパソコンを見ながら何やらされていたので、
その間に続きを書いてもらうことにしました。
「ここに数字書いてね。言うよ。×××・・・・・」
「ええと、×××・・・・・」
「そうそう、いいよ!」
母を励ましながら、何とか2枚、書いてもらうことができました(^_^)
そうこうするうちに、銀行の方も処理?が終わったようです。
最後に、パソコン(タブレット状のもの)に
母がタッチペンで署名をすることになりました。
「超」アナログな母なので大丈夫かな?と思いましたが、
2回ほどやり直して無事署名完了。
お母さん、がんばったね!!
その後、母の身分証明書のコピーを頼まれたので、
施設に預けてある保険証をコピーしてもらって渡しました。
銀行の方を見送ったあと、母はスタッフさんに
「みんな、どうしているかしら?」
と聞いています。
「みなさん、食堂の方に集まってきていますよ」
「そうなの。じゃあ私も行くわ。じゃあね!!」
そう言って母は、歩行器を押しながら
ゆっくり歩いて行ってしまいました(^_^;)
さすが母ですね・・・。
書類をたくさん?書いて達成感があったのでしょうか・・・。
書類ができたので、明日はまた郵便局に行ってこようと思います。