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2回目のM診療所&母のペンのこと

昨夜、母に連絡しようと思っていたところ、
ナイスタイミングで母から電話がかかってきました。

「歩、診療所に連れて行ってほしいんだけど・・・」
「今ちょうど、そのことで電話しようと思っていたのよ。
 毎週月曜に私が連れて行くからね。
 3時からだから、2時40分頃迎えに行くわ」
「ありがとう!」

他のことはガンガン忘れていっても、
こういったことは忘れないのですね(^_^;)

それから、赤と青のラッションペンを頼まれました。

「これが書きやすいの。つかなくなってきたからお願いね。
 黒はまだあるわ」


「分かった」と母に言ったものの・・・
このペンについても、ここに至るまでいろいろありました(-_- )

以下まとめると・・・

まだ実家にいる頃、ペンを頼まれたのでノック式を持って行く
蓋がなくて便利だろうと思ったため
   ⇓
便利でいいと喜ばれる
   ⇓
もっと太いのがいいと言われる
   ⇓
文房具屋さんで探し、一番太いノック式を持って行く
   ⇓
これだと細いからもっと太いのがいいと言われる
   ⇓
ノック式は諦めてラッションペンを持って行く
   ⇓
しばらく気に入って使っていたが、
ラッションペンだと細すぎるからもっと太いのがいいと言われる
   ⇓
プロッキー(水性マーカー)を持って行く
   ⇓
蓋が開かないから、もっと開けやすいのにしてと言われる
   ⇓
この太さで蓋が開きやすいものはないことを伝え、
会ったときに蓋の開け方を教え、ゴム手袋も渡す
(ゴム手袋を使うと開けやすい)
   ⇓
ラッションペンが書きやすいと言われる

・・・というわけで、結局ラッションペンに落ち着きました(^_^;)

やれやれですね・・・。


そして今日。

前回母が寒がったので、今回は膝掛けA、膝掛けB、大判ストール
の3枚を車に積んで迎えに行きました(^_^;)

診療所へ着いてベッドに案内されると、すでに何人か患者さんが
ベッドの上に横たわっています。
(ベッドが10ほど並んでいます)

私はまず、膝掛けAをベッドに広げました。

母はその上に横たわると、
「あら、あたたかくていいわ」
と喜んでいます。

それから、大判ストールを毛布のようにかけました。

「これでどう?寒くない?」
「うーん、やっぱりちょっと寒い」
「じゃあ待ってて。車から膝掛けBをとってくるから」

私は車まで膝掛けBを取りに戻りました。
今日は暖かかったので、車に置いてあったのです。

取ってきた膝掛けBを母にかけようとすると、
「歩、暑くなったわ」
と母が言い出しました。

「なぜかしら?この前は寒かったのに、今日は暑いの」
「この前は雨で肌寒かったもんね。今日はお天気も良くて
 ぽかぽかしてるからね」
「暑いからこれ(大判ストール)はいらないわ」
「じゃあ、膝掛けBを足下に置いておくね」

寒いと言ったり暑いと言ったり、
母の言うことはころころ変わるので困りますが、
診療所の中なので文句を言うのはやめました(^_^;)

ここは電気鍼治療のため、ずっと付き添っておく必要はありません。

看護師さんからも
「出られますか?4時前くらいに終わります」
と声をかけていただいたので、私は買いものへ。

実家に寄って自転車の鍵の確認をする予定でしたが、
明日仏壇じまいで実家へ行くので、その時することにしました。


ラッションペンその他を買って診療所へ戻って間もなく、
母の治療が終了。

母のところへ行くと、
「これ(膝掛けB)をかけていてちょうど良かったわ」
とのこと。

「暑い」と言っていたけど、結局使ったのですね・・・(^_^;)


母と待合室へ戻ったところ、母の歩きぶりを目にした先生が、
「竹田さん、杖なしで歩いてみてください」
とおっしゃいました。

母が杖なしでとことこ歩くと、
「歩きぶりがとても良いですね。杖はなくても良いですよ」
と先生がおっしゃったのでびっくり。

気を良くした母が待合室の中を行ったり来たりしていると、
「向きを変えるときも、動きが滑らかですね」
と、さらに褒めてくださいました。

母は、
「まあ、先生、嬉しい!!」
と大喜びです(^_^)

「どうぞたくさん歩いてください(^_^)」
と先生がおっしゃったので、母は待合室の中をとことことことこ。

※患者さんはすぐベッドへ行き、終わったら110円払ってすぐ帰るので、
 待合室にはほとんど人がいません。



何往復かしたところで母も気が済んだらしいので、
お礼を言って車へ向かいました。

「施設で杖なしで歩いていると、『杖をついて』って言われるの」
「それは仕方ないよ。またこけたら大変だもんね」
「でも、部屋の中では杖なしで歩いているのよ」
「うん、それでいいと思うよ」


・・・というわけで、
思いもかけず嬉しい診療所受診となったのでした(^_^)



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