井戸のポンプ周り清掃と水質検査
こんにちは!訳アリ投資家タケダです。
今回も井戸の話しになりますが、ポンプを撤去した記事とは異なる戸建てです。
今回の舞台である静岡県にある僕の戸建ては井戸水を利用しています。でも、敷地まで上水道の引き込みがされているので、切り替えも安価で可能(なはず)です。とりあえず井戸が使えそうなら、そのままにしようかと思っています。
ここは空き家になって2年弱になります。
その後もときどき清掃はされていたようですが、どの程度水を使っていたかはわかりません。
そんなこともあり、水道屋さんに応援を頼みました。
ポンプの電源
賃貸前の簡易清掃の前に一つ解決しておかないといけない問題がありました。
購入後に現地に行ったときにポンプのコンセントが抜けて、地面に放ってあったのです。しかもコンセントを挿すところがない。。。
はて、延長コードでも使っていたのだろうか。
悩んでいても仕方ないので、水の状況の確認もかねて水道屋さんに調べてもらいました。
瞬殺で見つけてくれました(笑)
なんとこれは戸袋の下部。
ややこしいわ!!(怒)
砂こし器の清掃
水道屋さんのおすすめで、ポンプの脇にある砂を濾す装置を清掃してもらいました。
電話で打ち合わせをしたのですが、何のことかわかりませんでした。あとで写真を送ってくれてやっと事情がわかりました。
こんなに汚れたところを通った水を使ってもらうのは申し訳ないので、掃除ができて良かったと思います。こういう細かいところを提案してくれる業者さんに出会えると嬉しいです。
水質検査も受けてみた
この建物がある静岡市清水区は、昨年10月頃に工場からの排水で井戸が汚染されたというニュースがありました。
それは3キロほど北に行ったエリアなので、この戸建てはまあ大丈夫かなと思っていました。ただ、2年も本格的に使っていなかったので、念のため調べることにしました。
使用開始前と定期検査では11項目を検査する努力義務があります。定期検査は1年に1回以上とされています。ただ、使用開始前の場合は51項目の検査をするように指導されたという記事も見たことがあるので、自治体のスタンスによって変わってくる部分もありそうです。
戸建ての井戸の場合、検査は義務ではないのであくまで参考値です。
砂こし器の掃除のときに水道屋さんが水を採取して、それを検査機関に持ち込んでくれたようです。2週間ほどで結果が郵送されてきました。
「検査結果通知」と書かれた書類を一番下から読むと、
「*の項目で不適合」
と書いてあります。ハイライトされた*の項目は「細菌数」でした。
結果は105とあり、基準値は100/mL当たりとあります。5だけオーバーして不適合となりました。。。
当初のシナリオは、これで晴れて適合!何の問題もなく募集開始!となるはずが、さて困りました。どうしよう?
それからネットで色々な記事を読むと、この細菌数なるものはかなりのブレがあることがわかりました。1週間ほど水を出しっ放しにすると下がることが多いようです。
蛇口についた細菌も検体に入ってしまうので、採取した状況も影響します。
100という基準値はカルキを用いた水道水の基準値を準用しているので、もっと基準が緩い他の食品との整合性がないと書いている水道屋さんもいました。さらに言えば、細菌といっても害のない細菌数もカウントされると。
意外と気にしなくて大丈夫そうです。
入居者さんには水を出しっ放しにしばらくしてもらおうと思います。
まとめ
水道はトラブルになると高額請求につながるリスクがあります。とはいえ、すべて完璧に整備してとなると時間も費用も最初にかかってしまいます。
どこで線引きするか、状況次第で判断しないといけませんね。
特にネットで調べると、色々な意見が飛び交っているのでそれにとらわれないように、自分で納得できるところまで調べるという基本姿勢がやっぱり大切だと思います。
ではまた!
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